今年から自転車通勤を始めたい方へ。グッズ以外で必ず覚えておきたい3つのこと

ども。ダイエットのために購入したクロスバイク(GIANTのESCAPE)が思いのほか楽しく毎日乗り回していますが体重は一向に減らないもぶ太です。

だから、というわけではないですが、昨年秋頃から自転車通勤を始めました。心地よい朝の風を受けながらこんな感じで通勤しています。

もぶ太自転車

毎日乗っているといろんな気づきが多いもので、慣れないうちは戸惑うこともありました。車道を走るのが超コワイとか、警官の視線が超コワイとか。予備知識なく始めた僕が悪いんですけどね。

そこで今回は、これから自転車通勤を始めようとしている人を対象に、もぶ太が感じたこれだけは知っておいた方がいいことを3つに厳選して挙げてみます。経験が浅いくせにおこがましいのですが、初心者だからこその視点もあると思うので、参考になれば嬉しいです。

自転車選びの方法や走行のお役立ちグッズなどの紹介ではないのであしからず。

1.歩きスマホは新手の当たり屋である

やむを得ず歩道を走るとき(自転車は原則車道)は、前方の歩行者にこれでもかというぐらい注意を払うべし。特に対面から歩きスマホでやってくる歩行者は当たり屋だと思って差し支えないです。前方をよく見ていないうえ、僕に気づくと慌てて変な方向に避けようとするからぶつかりそうになります。

危険だと感じたら自転車を降りるくらい慎重になりましょう。ぶつかって怪我させたら大変なことになりかねないし、損害賠償金が高額になる事例も増えていますから。

【参考】有名な高額賠償例

賠償額 事故の概要 判決
4746万円 競技用自転車に乗った成人男性が赤信号を無視して時速15〜20キロで横断歩道に侵入し、横断中の女性(75歳)と衝突。女性は転倒して頭を強く打ち、5日後に死亡。 東京地裁
平成24年1月判決
9500万円 マウンテンバイクに乗った少年(11歳)が少年が坂を下っていたところ、前方を散歩していた女性(67歳)に気づかず正面衝突。女性は転倒し、頭を強打して寝たきりの状態に。 神戸地裁
平成23年7月判決
5438万円 成人男性が昼間に信号表示を無視して高速度で交差点に進入し、
青信号で横断歩道を横断中の女性(55歳)と衝突した。
女性は頭蓋内損傷等で11日後に死亡。
東京地裁
平成19年4月判決

それにしても、自転車に乗って歩行者を俯瞰していると、歩きスマホがいかに多いか思い知らされます。NTTドコモが歩行中のスマホ操作を防止する「あんしんモード」なるものを配信しているので、歩きスマホ中毒の人はインストールした方がいいかもしれませんね。

【参考】あんしんモード実際の画面

自転車側にできることは、注意して運転するのはもとより、万一のために個人賠償責任保険に加入しておくことです。個人賠償責任保険とは、自転車事故に限らず、日常生活で起こりうるさまざまな損害賠償トラブルに対応できる保険で、本人だけでなく配偶者、子ども、同居の親族のトラブルにも利用できることがあります。

単体で販売されている保険ではないため、自動車保険や火災保険の特約として付けるのが一般的でしたが、近年の自転車ブームで多数登場した自転車保険で備える人も増えているようです。個人賠償責任保険に医療補償を組み合わせた保険のことですね。

補償のグレードや保険料は各社でまちまちなので、参考程度にもぶ太が知っている主な自転車保険をまとめてみました。

 商品名・コース 入院保険金日額 死亡・後遺障害 個人賠償責任 月額(月換算)
あうて自転車向けプラン
(au損保)
ブロンズ 4000円 - 5000万円 (355円)
シルバー 6000円 400万円 1億円 (575円)
ゴールド 6000円 400万円 1億円 (955円)
Yahoo!
ちょこっと保険
スモール 1000円 100万円 1000万円 420円
ミディアム 2000円 200万円 3000万円 790円
ラージ 3000円 300万円 5000万円 1160円
セブン-イレブン自転車向け保険 6000円 400円 1億円 (347円)
GKケガの保険
(三井住友海上)
A 4000円 1000万円 1億円 810円
B 2000円 500万円 1億円 450円
スーパー傷害保険Lite
(チューリッヒ)
ベーシックプラン 5000円 500万円 5000万円 (312円)
アップグレードプラン 3000円 1000万円 5000万円 (491円)
自転車おすすめパック
(アクサダイレクト)
A 3000円 500万円 3000万円 980円
B 5000円 1000万円 3000万円 1830円
C 7000円 1500万円 3000万円 2700円

※すべて本人プランでの見積

保障内容は他にも、通院保険金、手術給付金、示談代行サービス、弁護士費用等さまざまありますが、手厚くすればするほど保険料が高くなります。自転車保険はリーズナブルなところが売りでもあるので、削れるものは極力削った方がいいでしょう。たとえば医療補償は、医療保険に加入している人には必要なさそうです。

メインの個人賠償責任保険はケチってはいけません。直近の高額賠償例を見ても、最低でも5000万円は付けておきたいところ。1億円なら安心ですが、個人賠償責任補償のグレードを上げると医療補償も連動して上がるため、保険料が高くなり過ぎないよう注意が必要です。

2.みくびってはいけない道路交通法24時

自転車関連の事故が増加していることから、2013年末に改正道路交通法の一部が施行されたのをご存知でしょうか。

改正ポイントは

1.路側帯・車道の左側通行
2.検査・取り締まりの強化
3.安全講習の義務化

の3つですが、ここで絶対に覚えておきたいのは「1」の走行ルールに関する改正。下記のイラストのように、車道(路側帯)を走るときは車と同じ進行方向でないと逆走扱いにして違反者は罰則しちゃうわよ、ということになったのです。

道路交通法改正

これ、もぶ太は全然知らずにやってました・・・。幸い事故も警察のご厄介になることもありませんでしたが、無知って罪だなと結構反省。罰則は3ヵ月以内の懲役か5万円以下の罰金ですからね。

これまた参考ついでに、自転車走行中にやってはいけないルールと罰則を挙げておきます。

違法行為 罰則
飲酒運転 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
携帯電話を使用する 5万円以下の罰金
傘差し運転など不安定な乗り方 5万円以下の罰金
ヘッドホン(イヤホン)で音楽を聴く 5万円以下の罰金
信号機無視・一時不停止 3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金
夜間無灯火 5万円以下の罰金
2人乗り ※例外あり 2万円以下の罰金又は科料
「並進可」の標識がない場所での並んでの走行 2万円以下の罰金又は科料
右折・左折時の合図不履行 5万円以下の罰金
ブレーキなし、ブレーキ故障のまま走る 5万円以下の罰金

3.「あっ」という間に盗まれる愛車たちの現実

警察庁がまとめた「自転車盗難の認知・検挙状況」を見て驚いたのですが、1日あたりの自転車盗難数は1000~1500台にも登るらしいです。しかしもっと驚いたのは、被害に遭った自転車の56.2%が鍵なし状態だったこと。そりゃ盗まれますよ^^;

盗難グラフ

ともかく、これだけの盗難数ですから盗難保険は大切です! 愛車を失いたくなかったら盗難保険に入りましょう・・・と、言いたいところですが、自転車の盗難保険ってあんまり無いんですよね。

昔はそこそこあったのですが、あまりに盗難が多いせいで保険会社が対応しきれず、ビジネスとして旨味もないことから多くの会社が撤退しちゃいました。確かに、いくらロックでガチガチにしても、専門的な工具を使うと簡単にはずせるらしいですからね。保険会社もお手上げだと思います。

だからといって手をこまねいているわけにもいかないので、できることはやりましょう。まずは、自転車防犯登録をきちんと済ませておく。「気休めだ」なんていう人もいますが、500円程度でかけられる最も身近な盗難保険です。

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防犯登録しておいた自転車が盗難に遭い、その後警察が見つけてくれた例はたくさんあります。防犯登録を貼るステッカーが剥がされたり、識別番号が削り取られたりした場合でも、車体そのものをデータベース化しているため持ち主を割り出すことができるらしく、なかなか頼もしいじゃないですか。

これだけで不安な人は、自転車盗難保険を探します。少額短期保険の「ちゃりぽ」などが有名ですが、自転車メーカーが盗難保険を用意していることもあるので、加入できるならしておきましょう。

火災保険に付帯できる「家財保険」で盗難に備えるという手もあります。商品にもよりますが、自転車を家財とみなしてくれる商品もあり、「敷地内に停めた自転車に限る」など限定条件はあるものの、一応の対策にはなってくれそうです。

最後にできることは、自転車泥棒をげんなりさせること! 私的に有効だと思うのは複数ロックですね。単純に手間がかかることで、自転車泥棒を遠ざける効果が期待できます。

自転車の盗難対策については、以下のサイトに詳しく解説してあるので、良かったら参考にしてください~。

自転車の盗難保険は存在する?愛車を盗まれないためにできること

さいごに

以上、快適な自転車通勤がトラブルまみれにならないよう、最低限知っておくべきだと感じた3つを挙げてみました。

すごく基本的なことばかりですが、初心者の方には大切な知識だと思いますので、お役に立てれば幸いです。より深い知識が身についたらまた紹介したいと思います。あと体重が減っても報告します。

自転車保険ついては、自転車事故の現状から考える自転車保険の必要性のページでも、自転車保険の仕組みや保険金が支払われないケースなどを詳しく解説しています。

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