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イオンカード「あしたをささえるイオンのがん保険」を徹底分析

クレジットカード会員専用の保険でも有名な「あしたをささえるイオンのがん保険」について詳しく見ていきます。

カード会社から来る保険の案内を見て、「これってお得なの?」「安かろう、悪かろうではないの?」なんて疑問に思ったこともありますよね。

どんな保障なのか? イオンのがん保険が気になっている方々の参考になれば幸いです。

《これだけは押さえる》保障内容の特徴

手厚さ別の5つのプランがある

がん診断給付金、がん入院給付金、がん手術給付金、がん放射線治療給付金の4つの保障があり、保障の手厚さ別に分けられた5つのパッケージプランが用意されています(デラックス、ファイン、バリュー、エコノミー、ライト)。保障額の細かい設定や特約などがないぶん、申込時の選択がシンプルでわかりやすいです。

上皮内がんも保障の対象

上皮内新生物も保障対象に入っています。ただし、がん診断一時金は悪性新生物の20%に減額されます。

放射線治療は入院を伴わない場合でも給付対象

がん放射線治療保険金は、60日間に1回を限度に支払われます。しかも放射線治療が入院を伴わない場合であっても、保障の対象です。

複数回のがん治療も対象

治癒から2年経過後にがんが再発した場合でも、減額されずに保障を受けることができます。

基本情報と主な保障内容

あくまで概要ですので、詳細はパンフレットや公式サイトなどでお確かめください。

給付金 主な支払条件・保障内容
がん診断一時給付金 ・がんと医師から診断された場合
※上皮内がんの場合は診断一時金保険金額の20%
※2回目以降は治癒もしくは寛解状態から2年経過後
がん入院保険金 ・がんと診断されて入院した場合:入院日数×入院日額
※入院日数には上限なし
がん手術保険金 ・入院を伴う手術をした場合:入院日額の10倍
・入院を伴わない場合:入院日額の5倍
がん放射線治療保険金 放射線治療を受けた場合(60日に1回)


加入するなら

保険料例

加入年齢:20~74歳(新規加入は20~70歳)、保険料は5年刻み男女同額、 保険期間は1年の自動更新(保険金等の支払いがあった場合も更新可能)として見積もったときの保険料例です。

  デラックスプラン エコノミープラン
保障内容 がん診断一時金=300万円
がん入院保険金=日額1万円
がん放射線治療保険金=10万円
がん診断一時金=50万円
がん入院保険金=日額5,000円
がん放射線治療保険金=5万円
20~24歳 420円 90円
25~29歳 560円 110円
30~34歳 730円 160円
35~39歳 1,250円 280円
40~44歳 2,380円 500円
45~49歳 4,280円 890円
50~54歳 6,760円 1,430円
55~59歳 1万,120円 2,130円
60~64歳 1万3,900円 2,940円
65~69歳 1万9,380円 4,120円
70~74歳 2万5,250円 5,420円

※この他に「ファインプラン」「バリュープラン」「ライトプラン」もあります。

加入プラン例

33歳女性 :乳がんへの不安があってエコノミープランに加入
保険料月額160円、保障内容:診断給付金50万円、入院給付金日額5,000円、がん治療給付金5万円

(このプランを選んだ理由)
乳がんの治療にかかる費用について、日本乳癌学界によると、入院7日間・センチネルリンパ節生検・温存手術腋窩リンパ節郭清なしの場合の治療費総額は約73万円(自己負担額23万円)、入院14日間・乳房切除術・腋窩リンパ節郭清ありの場合は約100万円(自己負担額30万円)でした。これに、放射線療法を5週間受けた場合の自己負担が14~21万円。

当然この期間は仕事や家事ができないので、支出だけでなく収入減も考える必要があります。そこで、治療費や諸費用の全額でなくてもある程度の保障が得られるこのプランを選択しました。もし、乳がんで7日入院、手術をし、その後5週間の放射線治療を受けた場合に受け取れる給付金額合計は63.5万円(※)。入院や通院に伴う諸費用分も含めて保険で充分賄うことができます。

※63.5万円の内訳:診断給付金50万円、入院給付金5,000円×7日、手術給付金5,000円×10倍、放射線治療保険金5万円

知っておきたい6つのポイント

カード会員限定だから保険料が安い 

あしたをささえるイオンのがん保険の引受保険会社は、ニッセイ同和損害保険で、イオンカードの会員限定として販売しています。イオンカード(クレジットカード)の会員限定で、保険料の払込もカード払(月払)のみとしているので、事務処理が軽減できる部分があることや、団体保険の仕組みを使っていることから、保険料が安く抑えられています。

1年更新!保険料は5年ごと(5歳刻み)に上がる

保険期間は1年で自動更新ですが、保険料は20歳から5年刻みで上がっていきます。新規契約時の保険料がずっと同じではありません。更新時には必ず保険料を確認するようにしましょう。特に40歳以降は急激に上がるので注意が必要です。

なお、新規加入は70歳まで、継続加入が74歳までで、保障は75歳で終了します。

5つのプラン以外のカスタマイズが設計できない

この保険には特約がなく、5つのプランから選択するしかありません。つまり自分だけのオリジナルプランを作ることができません。入院よりも通院を厚くしたい、放射線治療以外の治療法にも備えたいという希望には向いていません。

先進医療の保障がない(付けられない)

先進医療の技術料等を保障するものもありません。先進医療の技術料は重粒子線治療で約309万円、重粒子線治療で約276万円(2017年厚生労働省「第49回先進医療会議資料」より)を代表に、高額なものもあり、また入院を伴わないもののあるので、先進医療に対する保障は付けたいところです。

イオンカード会員を解約すると保険も解約される

カードの会員限定だからこそ、安価な保険料で入ることができますが、カードを退会すると保険も解約することになります(イオンカードに限った話ではありませんが)。

ただし、夫婦どちらか一方がイオンカードの会員であれば、配偶者も加入することができます。その場合、夫婦別々のプランも可能です。(※イオンカードのうち家族カード、デビットカード、法人カード、プロパーカードは加入の対象外です)

入院を伴わない手術、放射線治療も保障の対象

がん手術給付金やがん放射線治療保険金は、入院しない場合でも保障の対象です。もちろん、がん診断給付金も入院の有無を問わず、医師からがんと診断された場合に支払われます。がん手術給付金の金額は入院を伴う場合は入院給付金日額の10倍、入院を伴わない場合は5倍の給付金が支払われれます。

この保険でよく頂く質問

当サイトによくお問い合わせいただく内容をまとめました。なお、公式サイトにも記載のある内容ですので、もっと詳しく知りたい場合はそちらをご覧ください。

Q1:持病があっても加入できる?

可能です。ただし、多くのがん保険と同じように、過去にがん(上皮内がん含む)、悪性腫瘍(肉腫・白血病・悪性リンパ腫などを含む)にかかったことがある場合や、現在医師からがんの検査をするように指示されている場合は、加入できません。

Q2:保険料はイオンカードのポイントの対象になる?

もちろんなります。クレジット会員専用の保険ならではのメリットといえます。

Q3:加入後にプランの変更は可能か?

保険料が減額になる変更は可能ですが、増額になる変更はできないようです。

全体を通して

保険料が安い、保障プランがシンプル、カードのポイントが付加されることがメリット。一方、保険料が5年ごとに上がること、保障プラン以外に保障のカスタマイズができないこと、通院治療の保障が手厚くないことは知っておきたいところです。

イオンカードの会員で、とりあえずがん保険に加入しておきたい、シンプルな保険を選択したという考えであれば、最大300万円まである診断給付金や入院給付金、放射線治療保険金まであり、しっかりした保障内容なので、選択肢のひとつに加えてもよいと考えます。

もちろん、クレジットカードはクレジットカード、がん保険はがん保険と分けて利用する考えにも大賛成。単体のがん保障ならもっと選択の幅が広がります。そのぶん比較する項目も増えますが、FPが評価する人気ランキングなど、保険のプロが認めたがん保険も調べていますので、迷った場合はぜひ参考にしてください。

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