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マニュライフ生命の「こだわりガン保険」を徹底分析

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がんのステージ(進行度)に合わせて保障内容が手厚くなるという目新しい終身保険です。商品のシリーズ名のとおり、マニュライフ生命ならではの「こだわり」が見られる商品ですが、具体的にはどのような設計になっているのか? 詳しく調べてみました。

主な保障内容

主契約

給付金 保障内容等
ガン診断給付金 悪性新生物の場合 ・初めて悪性新生物と診断確定されたきとき
・50万円~300万円
・2年に1度・無制限
・重度ステージ診断確定時は給付額を上乗せ(1回のみ)
上皮内新生物の場合 ・初めて上皮内新生物と診断確定されたきとき
・悪性新生物診断給付金×50%または100万円いずれか低い金額
・2年に1度・無制限
ガン克服サポート給付金(1回のみ) ・重度のステージの悪性新生物と診断確定されてから5年経過時に生存しているとき
悪性新生物診断給付金×50%

特約

給付金 保障内容等
ガン入院給付金 ・ガンの治療のため入院したとき
・1日5,000円~2万円
・支払日数無制限
ガン通院給付金 ・退院後365日以内にガンの治療のため通院したとき
・ガン入院給付金×50%を上限に設定
・通院期間あたり60日限度(通算無制限)
※ガン入院給付金とセットでないと付帯できない
ガン手術・放射線治療給付金 ・ガンの治療のため所定の手術または放射線治療を受けたとき
・1回につき5万円~30万円
・放射線治療および一部の手術は60日に一度限度
抗ガン剤治療給付金 ・ガンの治療のため所定の抗ガン剤治療を受けたとき
・月5万円~30万円
・通算60回限度
ガン緩和療養給付金 ・ガンの治療のため所定の緩和ケアを受けたとき
・月5万円~30万円
・通算12回限度
悪性新生物保険料払込免除特約 ・悪性新生物と診断確定された場合、以降の保険料免除
ガン先進医療給付金
ガン先進医療見舞給付金
・先進医療給付金:通算2,000万円限度
・見舞給付金:1回につき5万円
・10年更新

ここに注目!

重度ステージの場合は診断給付金が上乗せされる

重いがん、具体的にはステージIII・IVまで進行している場合や、所定の悪性がん(白血病や脳の悪性新生物など)と診断確定された場合、診断給付金が上乗せされます。がんはステージに応じた治療方法があること、それに伴い経済的負担が増す傾向にあることから、こうした設計が主契約として組み込まれているというわけです。
給付金の設定可能額は50万円から300万円まで。つまり一度に最高で600万円ものまとまったお金を受け取れることになります。

代わりに、と言ってよいのか、上皮内新生物の診断給付金は悪性新生物の50%に抑えられており、「本当に必要な保障」と「必ずしも保険に頼る必要のない保障」とで優先順位が付けられています。

5年以上の”がんサバイバー”にはお祝い金が

ステージIII・IV、または所定の悪性がんに罹患した人(つまり悪性新生物診断給付金の上乗せが受けられる人)が、その診断確定時から5年後も生存している場合、「ガン克服サポート給付金」の名目でお祝い金が受け取れます。多くの保険では特約として備える保障を主契約に組み込んでいるのもチェックポイントの一つでしょう。

嬉しいサポートではありますが、その保障を賄っているのは主契約に上乗せされた保険料であり、どれくらい割高になるのかは気になるところです。

特約の多くに非喫煙者(ノンスモーカー)保険料率が適用される

マニュライフ生命の定める非喫煙者条件をクリアした人は、保険料が割安になるシステムがあります。これは個別の特約にも適用が可能で、「ガン入院特約」「ガン通院特約」「ガン手術・放射線治療特約」「抗ガン剤治療特約」はノンスモーカー保険料率の対象です。タバコを吸わない人は思った以上の割引が期待できるかもしれません。

知っておきたい

先進医療特約は10年更新

同商品は終身保険ではありますが、ガン先進医療特約のみ定期型です。10年毎に保険料が更新されるので、きちんと理解しておきましょう。

全体を通して

がん治療はいくらかかる?の記事で試算したように、がんに罹患したからといって必ずしも200万円や300万円がかかるわけではありません。しかし、再発・転移によりステージが進行し、治療期間が長引くとなると話は別です。未承認の抗ガン剤に頼ることになるかもしれず、治療費は予測を超える領域に入ります。

同保険は、そんな不安を感じる人にはマッチしているかもしれません。問題は保険料ですね。「ガン克服サポート給付金」のように、人によっては不要だと感じる保障が主契約に組み込まれているのも気になります。

具体的な見積もりは営業所や代理店を通してしかできないため、興味のある人は問い合わせてみるといいでしょう。

公式サイトはこちら

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