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チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」VS アフラック「生きるためのがん保険Days1」

当サイトの2018年がん保険ランキング1位のチューリッヒ「終身ガン治療保険プレミアムDX」と、がん保険契約件数15年連続1位(※)のアフラック「生きるためのがん保険Days1」は、どちらも人気が高い保険です。

しかし両社のがん保険のコンセプトは異なっています。この2つのがん保険それぞれの特徴や、似ている点・異なる点を見ていきましょう。

(※アフラックホームページ「平成29年度インシュアランス生命保険統計号」)

コンセプトからくる保障内容の違い

がんが発症したとき、その後の対応をどうするか。チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は、がんの三大治療法のうち、抗がん剤・ホルモン剤治療を自由診療にまで広げて保障し、治療の可能性を広げることをコンセプトにしています。

主契約は放射線治療給付金抗ガン剤ホルモン剤治療給付金自由診療抗ガン剤自由診療ホルモン剤治療給付金です。9つある特約には、ガン手術給付金、ガン緩和治療給付金、ガン診断後後ストレス性疾病給付金など治療方法や段階に合わせた保障が用意されていいます。また、一時金が受け取れるガン診断給付金(上限100万円)も用意されているので、加入者のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。

アフラック「生きるためのがん保険Days1」は、治療中だけでなく、診断から再発まで、がん治療を幅広くカバーする事をコンセプトにしています。主契約は診断給付金入院給付金通院給付金です。特約は、術・放射線治療特約、抗がん剤治療・ホルモン剤治療特約、複数回診断給付金特約などがあります。また、女性向けとして、女性がんケア特約があり、一定の卵巣・子宮・乳房にがんの手術を受けた場合の手術給付金と乳房再生術給付金があります。

これらを、スタンダードプラン、ベースプランの2種類のプラン(女性にはレディースプランもあります)を用意、緩和ケア特約、外見ケア特約をオプションで付加できることで、選択をシンプルにできるようにしています。

  チューリッヒ生命
「終身ガン治療保険プレミアムDX」
アフラック
「生きるためのがん保険Days1」
主契約 ・放射線治療給付金
・抗ガン剤・ホルモン剤治療給付金
・自由診療抗ガン剤・自由診療ホルモン剤治療給付金 
・診断給付金
・入金給付金
・通院給付金
特約など ・ガン先進医療給付金
・ガン診断給付金
・ガン通院給付金
・ガン入院給付金
・ガン手術給付金
・ガン緩和医療給付金
・ガン長期入院時差額ベッド保障特約
・ガン診断後ストレス性疾病給付金
・悪性新生物保険料払込免除特約
・特定診断給付金特約
・手術・放射線治療特約
(手術治療給付金、放射線治療給付金)
・抗がん剤・ホルモン剤治療特約
(抗がん剤治療給付金、ホルモン剤治療給付金)
・がん先進医療特約
(がん先進医療給付金、がん先進医療一時金)
・複数回診断給付金特約
・保険料払込免除特約
・女性がん特約
(女性特定ケア給付金、乳房再建給付金)
・外見ケア給付金特約
・緩和療養給付金特約
契約可能年齢 6歳~80歳 0歳~85歳
保障期間 終身 終身
保険料払込期間 55歳/60歳/65歳/70歳/75歳/80歳/10年/終身 終身/60歳払済/60歳以降半額
※抗がん剤・ホルモン剤治療特約、がん先進医療特約、女性がん特約、
外見ケア特約は払込期間に関わらず10年更新のみ
払込回数 月払・半年払・年払 月払・半年払・年払
払込方法 口座振替・カード払 口座振替・振込・カード払

似ている点・異なる点

がん治療のための入院日数が減少しているなか、がん治療(抗がん剤治療・ホルモン剤治療)を受けた場合、通院・入院に関係なく月ごとに給付金を受け取れる点で、終身ガン治療保険プレミアムDXと生きるためのがん保険Days1は共通しています。しかし、終身ガン治療保険プレミアムDXは通算2,000万円までであるのに対して、生きるためのがん保険Days1は給付倍率を120倍(通算600万円または300万円)までとしています。

診断給付金の支払条件も似ています。生きるためのがん保険Days1は、複数回診断給付金特約として、再発した場合の診断給付金は2年経過後とし、さらに入院を前提にしています。終身ガン治療保険プレミアムDXの診断給付金特約も同じ条件で、いずれも回数制限はありませんが、一時金の上限には差があります。終身ガン治療保険プレミアムDXが100万円なのに対し、生きるためのがん保険Days1は50万円です。さらに上皮内新生物の場合、終身ガン治療保険プレミアムDXでは減額なしなのに対して、生きるためのがん保険Days1は悪性新生物の1/10としています。

また、両者には緩和療養についての保障も用意しています。違いは、生きるためのがん保険Days1は通算24ヶ月分(月1回として24回分)なのに対し、終身ガン治療保険プレミアムDXは12ヶ月分を上限としているところです。

保障内容で異なる点としては、がん治療に対する給付(抗がん剤治療・ホルモン剤治療)は、終身ガン治療保険プレミアムDXが主契約に対して、生きるためのがん保険Days1は診断給付金・入院給付金・通院給付金を主契約としています。終身ガン治療保険プレミアムDXは抗がん剤治療・ホルモン剤治療に重点に置いているに対して、生きるためのがん保険Days1は入院・通院による治療を重点にすることで幅広くカバーするという両社のコンセプトの違いによるものです。

この違いは通院給付金にも表れています。チューリッヒ生命は入院が前提で、入院前60日と退院後365日以内のうち120日分であるのに対して、生きるためのがん保険Days1は入院を前提とせず、手術、放射線治療、抗がん剤・ホルモン剤治療のための通院には日数無制限としています。

また、保険料払込免除特約では、適用条件が異なっています。終身ガン治療保険プレミアムDXは、がんと診断されたら以後の保険料の払込が免除になりますが、生きるためのがん保険Days1はがんと診断されてから2年以内に入院・一定の通院をそれぞれ30日以上している等の条件を満たさなければなりません。

がん治療中のさまざまな心身的な影響に対する保障も異なります。終身ガン治療保険プレミアムDXは、がん治療によるストレス性疾患を保障するがん治療ストレス性疾患給付金が特約で付加できるのに対して、生きるためのがん保険Days1は、顔や頭部のがんの切除した場合などに一時金が支払われる外見ケア特約が付加できます。

さらに注目すべき点は、抗がん剤・ホルモン剤治療の範囲の違いです。生きるためのがん保険Days1では自由診療が保障の対象外としていますが、終身ガン治療保険プレミアムDXでは他社ではほとんど保障対象としていない、日本では承認されていないが海外では承認されている自由診療の抗がん剤・ホルモン剤まで保障の対象にしています。

保険料がお手頃なのはどっち?

保険料を比較してみましょう。比較するには、保障プランを同じにしなければならないのですが、全く同じにはできないので、できるだけ揃えて比べることにします。

そこで、アフラック「生きるためのがん保険Days1」のスタンダードプランに合わせ、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」を設定しました。

  チューリッヒ生命
「終身ガン治療保険プレミアムDX」
FWD富士生命
「新がんベスト・ゴールドα」
保障プラン ・放射線治療給付金:10万円
・抗ガン剤・ホルモン剤治療給付金:10万円(自由診療:20万円)
・ガン診断特約:50万円
・ガン入院特約:1万円
・ガン通院特約:1万円
・ガン手術特約:20万円
・ガン先進医療特約:あり
・悪性新生物保険料払込免除特約:あり
・診断給付金:50万円
(上皮内新生物:5万円)
・入院給付金;1万円
・通院給付金;1万円
・手術給付金:20万円
・放射線治療給付金:20万円
・抗がん剤・ホルモン剤治療給付金
 10万円
・がん先進医療特約:あり
・診断給付金複数回治療特約:50万円(上皮内新生物:5万円)
・特定保険料払込免除特約:あり
・特定診断給付金特約:50万円
  男性 女性 男性 女性
20歳 2,826円 2,513円 2,534円 2,534円
30歳 3,694円 3,146円 3,394円 3,584円
40歳 5,160円 3,905円 5,025円 5,159円
50歳 7,862円 4,807円 8,128円 6,831円
60歳 1万2,191円 5,818円 1万3,693円 8,521円

※払込機関は終身・月払

上記のプランの場合、男性は40歳まではチューリッヒ生命、50歳以降はアフラックが若干割高ですが、女性はアフラックが常に割高で年齢が上がるとともにその差が広がります。この差はチューリッヒ生命にはないアフラックの特定診断給付金(2年以内に入院・一定の通院がそれぞれ30日以上になった場合に一時金が支払われる)の差と考えられます。

全体を通して

医療技術の進歩でがんが治る病気になってきたことで、治療期間が長引くこともあり、経済的な負担がより心配されるようになっています。終身ガン治療保険プレミアムDX、生きるためのがん保険Days1は、どちらも治療が長期化した場合に備えられる保障となっています。

終身ガン治療保険プレミアムDXは、抗がん剤・ホルモン剤治療の保障を軸に、自由診療やカスタマイズを幅広くできることで、がん保険への多様なニーズに対応しています。

一方、生きるためのがん保険Days1は、抗がん剤・ホルモン剤治療の保障について自由診療までカバーしていませんが、診断給付金、入院給付金に、通院給付金の上限支払日数を手術、放射線治療、抗がん剤・ホルモン剤治療による通院の場合は無制限、それ以外のがん治療による通院の場合は365日以内とすることで、多様なニーズに対応しています。特にがんの治療が入院から通院が多くなってきているのにあわせて、入院給付金重視から診断給付金、通院給付金重視に保障内容を変化させてきた歴史があります。

ただ、緩和治療ケアなどの保障もあり、両者の保障内容が似ているところも少なくないです。どちらを選ぶかは、保険料だけでなく、両社のがん保険に対するコンセプトや保障の内容の少しの違いが、加入者の考え方や家庭の事情とどこまで合っているかが決め手になると思います。

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