もくじ

  1. HOME
  2. 商品の徹底分析
  3. 保険商品の一覧
  4. 全労済のがん保険

全労済の「がん保障プラス」を徹底分析

全労災(全国労働者生活共済組合連合会)には、組合員向けの共済制度に「こくみん共済」「総合医療共済」「せいめい共済など」があります。「がん保障プラス」はこくみん共済の医療保障のひとつで、月額1,600円という安価な掛金が特徴です。

安い掛金だと充分な保障が得られないのでは?という不安もありますが、果たして?

《これだけは押さえる》保障内容の特徴

上皮内がんにも対応

上皮内がん(及び皮膚がん)の場合、悪性新生物診断共済金の10分の1に減額されますが、保障の対象になっています。また、悪性新生物診断共済金は一生涯に1回限りですが、上皮内がん診断共済金は2年に1回受け取ることができます。

外来手術にも対応

厚生労働省の「患者調査」によると、悪性新生物の治療のため入院患者数は、平成8年が16.8万人でしたが、平成26年には12.9万人と減少傾向あります。がん手術共済金は、入院を伴わないがん治療のための外来の手術を行った場合にも、手術共済金を受け取ることができます。

入院・手術保障は保険開始日から31日目以降から可

ほぼ全てのがんを対象にした保障は、保険開始日から90日までが免責になっていますが、がん保障プラスでは、がん入院共済金とがん手術共済金については31日目から保障が開始されます。悪性新生物診断共済金・上皮内等新生物共済金は、従来どおり91日目から保障開始です。

基本情報と主な保障内容

あくまで概要ですので、詳細はパンフレットや公式サイトなどでお確かめください。

主契約

給付金 主な支払条件・保障内容
悪性新生物診断共済金 ・がんと医師から診断された場合
・100万円(共済期間中1回限り)
上皮内等新生物診断共済金 ・上皮内がん・皮膚がんと医師から診断された場合
・10万円(2年に1回を限度)
がん入院共済金 ・がん治療のために入院をした場合
・日額:5,000円(無制限)
がん手術共済金 ・がん治療のために手術を受けた場合25万円(1回につき)
※悪性新生物温熱療法の場合、60日に1回を限度
死亡・重度障害共済金 ・死亡または1級または2級(もしくは3級の一部)の重度障害になった場合
・(がんの有無を問わず)10万円

※がん診断共済金、上皮内がん等診断共済金は、加入後(保険開始後)90日間は免責です。
※がん入院共済金、がん手術共済金は、加入後(保険開始後)30日間は免責です。

共済掛金・共済期間

契約可能年齢 15歳~44歳
共済期間 共済期間:60歳満了
払込期間 60歳まで
払込回数 月払
払込方法 口座振替・初回のみクレジットカード払可

加入するなら

保険料例

一律1,400円。医療保障などセットタイプで変動。

加入ケース例

40歳男性、医療安心タイプ(+200円)にがん保障プラスを付加。

(このプランを選んだ理由)
そろそろがんに対する保障を検討している40歳男性のケースを想定。先進医療(医療安心タイプで付加できる)に対する保障や、長期入院も1回で180日まで保障されていて、掛金2,300円+1,600円の合計3,900円という安さに惹かれた。

知っておきたい3つのポイント

単独では加入できない!

「がん保障プラス」という名前のとおり、他の保障にプラスする保障なので単独では加入できません。全労災にある、医療保障などを主契約として加入する形になります。

付帯できる保障は、こくみん共済の「医療タイプ」「医療安心タイプ」「医療安心Hタイプ」「総合タイプ」「総合2倍タイプ」「大型タイプ」「生きる安心タイプ」「生きる安心Wタイプ」「生きる安心Hタイプ」「終身医療5000」です。

日帰り手術も対象だが、通院治療は対象外

がん手術共済金は日帰り手術も対象ですが、通院によるがん治療には保障がありません。「がん治療プラス」を付帯できる医療保障には、不慮の事故と交通事故に起因するけがの治療のための通院には保障がありますが、病気等にはそれがありません。

※全労災の「せいめい共済」や「総合医療共済」の総合タイプなどには、入院前後の通院を保障の対象にしているものがあります。

保障が60歳まで、しかも加入できるのは44歳まで

全労災の医療保障は、終身医療5000など、ごく一部のものを除けば60歳までの保障になっています。がん保障プラスも保障期間は60歳までです。また、加入できる年齢も15歳から44歳までとなっています。

この保険でよく頂く質問

当サイトによくお問い合わせいただく内容をまとめました。なお、公式サイトにも記載のある内容ですので、もっと詳しく知りたい場合はそちらをご覧ください。

Q1:全労済の共済は組合員以外でも加入することができる?

組合員でなければ加入はできません。1口100円の出資金を1口以上出資していただくことで組合員になることができます。

Q2:せいめい共済や、ねんきん共済にがん保障プラスを付けることはできる?

できません。「がん保障プラス」つけることができる保障は、こくみん共済の「医療タイプ」「総合タイプ」「生きる安心タイプ」の各種類と「終身医療5000」に限られます。

Q3:解約した場合、解約返戻金はもらえる?

解約返戻金はありませんが、解約時に未経過共済期間分の掛金が返ってきます。

Q4:配当金(割り戻し金)はある?

事業年度ごとに決算が行われ、剰余金がある場合には、割し戻し金が配当されます。

全体を通して

40歳前後ならば掛金の安さは魅力

1,600円をプラスするだけで、がん診断給付金が100万円、がん手術給付金が1回につき25万円は魅力といえます。40歳代からがん保険に加入するとなると、どうしても掛金が高額になります。「がん保障プラス」は加入できるのが44歳まで、保障期間が60歳までですが、30歳代後半から44歳までの方なら検討の対象に含めてもよいかと考えます。

長期のがん治療には不向き?

がんは治療期間が長期に渡る恐れがあります。その場合、自宅療養するケースも考えられますが、全労災のがん保障プラスは、がん手術共済金が日帰りの場合も保障対象としているものの、悪性新生物診断共済金は1回のみ(上皮内がんは、2年に1回)であり、また入院による治療が保障の中心になっているので、長期療養による保障には向いてないと考えます。

そうした弱点もありますので、検討する場合は、他の評判のいいがん保険の資料と見比べるとよいと思います。当サイト調査のFPが評価する人気ランキングもありますので、ぜひ参考になさってください。

スポンサーリンク

診断給付金? 抗がん剤保障? プロFPはここを見る!

プロFP25人が本音で評価 『2018年のおすすめがん保険人気ランキング』
がん保険は商品によって保障内容の違いが大きく、比較がしにくい保険だと言えます。そこで、プロのFP25名に注目のがん保険を挙げてもらい、ランキングにしてみました。プロが評価するがん保険とはどんな商品なのか? 保険選びの参考にしてください!…