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チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムDX」を徹底分析

当サイトのがん保険人気ランキング1位の保険。抗がん剤治療・ホルモン剤治療および放射線治療の保障を主契約とし、その他の保障はニーズに合わせてカスタマイズできる設計が好評です。

「本当に困る重いがんに備えられる商品」として注目を浴びていますが、より具体的にはどんながん保険なのでしょうか? 

《これだけは押さえる》保障内容の特徴

本当に困る「重度のがん」に備える主契約

1度の手術で完治できるような軽度のがんなら、治療費の負担はそう重くありません。高額になるのは、放射線治療や抗がん剤治療を複数回に渡って受ける重度のがんの場合です。終わりの見えない長期戦が続くわけですから、そこを主契約でもって保障してくれる放射線治療給付金抗がん剤・ホルモン剤治療給付金は頼もしい存在だと言えます。

商品名を「DX」に改定してからは、自由診療による所定の抗がん剤・ホルモン剤治療を受けた場合の保障も追加されました(基準給付月額の2倍)。

使い勝手のいい診断給付金も付帯可能

保険料重視であれば主契約+先進医療特約のみのシンプルな設計が望ましいですが、心細ければ診断給付金特約も追加できる設計になっています。診断された時点で一時金を受け取れるのはやはり大きいと思います。上皮内新生物でも回数無制限で保障してくれる設計です。

その他、ガン診断後ストレス性疾病給付金、2018年4月の改定で追加されたガン長期入院時差額ベッド保障特約など個性的な保障もあります。基本的には診断給付金で賄うというスタイルで問題ないと思いますが、いろいろなオプションがありますので、じっくりと資料を眺めて検討されることをおすすめします。

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基本情報と主な保障内容

あくまで概要ですので、詳細はパンフレットなどの資料でお確かめください。

契約情報

契約可能年齢 6歳~80歳
保険期間 終身
保険料払込期間 55歳/60歳/65歳/70歳/75歳/80歳/10年/終身
払込回数 月払・半年払・年払
払込方法 口座振替・カード払

主契約

給付金 保障内容等
放射線治療給付金 ・所定の放射線治療を受けたとき
・1ヵ月につき10万円~60万円
・回数無制限
抗ガン剤・
ホルモン剤治療給付金
・所定の抗ガン剤またはホルモン剤治療を受けたとき
・1ヵ月につき10万円~60万円
・回数無制限
自由診療抗がん剤・
自由診療ホルモン剤治療給付金
・抗がん剤・ホルモン剤治療給付金で支払われない、欧米で承認された所定の抗ガン剤またはホルモン剤が処方・投与される入院または通院をしたとき
・保険期間を通じて通算12ヶ月程度

特約

給付金 保障内容等
ガン先進医療給付金
ガン先進医療支援給付金
・給付金:所定の先進医療にかかわる技術料と同額を保障。通算2,000万円
・支援給付金:上記給付金が支払われる療養に付随して保障。15万円
ガン診断給付金 ・初めてガンと診断確定されたとき
・50万円~100万円
・2年に1回を限度に何度でも
ガン通院給付金 ・入院日の前日からその日を含め遡り60日以内の通院
・退院日の翌日からその日を含め365日位内の通院
・5,000円~3万円
ガン入院給付金 ・ガンの治療のため入院したとき
・5,000円~3万円
ガン手術給付金 ・所定のガン手術を受けたとき
・10万円~60万円
ガン緩和療養給付金 ・所定のガン性疼痛緩和ケア治療を受けたとき等
・10万円~60万円
・通算12ヵ月
ガン診断後ストレス性疾病給付金 ・ガンと診断確定された5年位内に所定のストレス性疾病と診断されたとき
・5万円、10万円
・1回のみ
ガン長期入院時差額ベッド保障特約 ・8日以上入院し、その入院期間中に差額ベッド代が発生したとき
・入院1回につき(日額)×(入院日数-7日)
悪性新生物保険料払込免除 ・悪性新生物と診断確定された場合、以降の保険料免除

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保険料例

保障の手厚さに応じて2種類のプランから選べるほか、希望に応じて自由に設計できるプランもあります。それぞれ見積もってみました。

《見積条件》
30歳、男女、終身、月払の場合

保険料 / 保障内容 ガン治療重視プラン ガン総合保障プラン 自由設計プラン
月払保険料 男性:1,994円
女性:1,736円
男性:3,199円
女性:2,791円
男性:4,024円
女性:3,541円
放射線治療給付金
抗がん剤・
ホルモン剤治療給付金
20万円 10万円 20万円
自由診療抗がん剤・
自由診療ホルモン剤治療給付金
40万円 40万円 40万円
ガン手術給付金 10万円
ガン入院給付金 5,000円
ガン通院給付金 5,000円
ガン長期入院時差額ベッド保障特約 5,000円 5,000円
ガン先進医療給付金
ガン先進医療支援給付金
2,000万円限度
一括15万円
2,000万円限度
一括15万円
2,000万円限度
一括15万円
ガン診断給付金 50万円 100万円
悪性新生物保険料払込免除 付加 付加 付加
ガン緩和療養給付金 10万円
ガン診断後ストレス性疾病給付金 5万円

自由設計プランでは、ガン診断給付金は必須と考えているので迷わず追加。安心の100万円にしました。ガン緩和治療給付金、ガン診断後ストレス性疾病給付金の必要性は難しいところですが、そのままだと「ガン治療重視プラン」とさして変わらないため、金額差がどれくらい出るのか気になり見積もってみました。

余分な特約さえ付けなければ重度のがんにのみ備えるプランにでき、「ガン治療重視プラン」のように大幅なコストカットが可能です。保険料重視の人はさらに保障を絞ってもいいでしょう。もちろん、安ければいいというわけではないので、必要な保障まで削り過ぎないよう注意してください。

知っておきたいあと2つのポイント

日本で未承認の抗がん剤も保障される

欧米では承認されているのに、日本では未承認なばかりに自由診療扱い(治療費が全額負担)になってしまう経済的負担が、「DX」になったことでカバーできるようになりました。自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金があれば、健康保険が効かない未承認の抗がん剤治療(原則として欧米で承認済みのものに限る)を受けても、検査費用、入院にかかる費用等の負担が和らぎます。

差額ベッド代をカバーする特約が新設

ガン長期入院時差額ベッド保障特約の新設で、8日間以上入院して差額ベッド代を負担した場合に、8日目以降の入院について日額の保障が付くようになりました。

差額ベッドにかかる特別料金は、患者側からの希望がない限りかからないのが決まりですので、編集部では「基本は不要」というスタンスでいますが、とはいえ、身体への負担が大きいガン治療においては、差額ベッドを希望する人も少なくありません。事実、平成26年「サラリーマン世帯生活意識調査(セールス手帖社保険 FPS研究所)」の調べでは、72.7%の人が「費用を負担してでも差額ベッド代のかかる個室や少人数部屋を希望」と回答しています。

ただし、繰り返しますが、保障が出るのは8日目以降の入院からです。がんで入院する日数は減少傾向にありますので(患者調査)、そのあたりを踏まえたうえで判断してください。

この保険でよく頂く質問

当サイトによくお問い合わせいただく内容をまとめました。なお、パンフレット(資料)にも記載のある内容ですので、もっと詳しく知りたい場合はそちらをご覧ください。

Q1:上皮内新生物も保障される?

保障されます。悪性新生物との区別なく同額・同条件で保障される内容になっています。

Q2:抗がん剤・ホルモン剤治療給付金、自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金、放射線治療給付金の治療は、通院のみの治療の場合でも給付対象?

給付対象です。ガンの治療を目的として所定の抗がん剤・ホルモン剤を受けた場合、という支払条件ですので、入院の有無は問われません。

Q3:診断給付金だけで申込みたい

できません。診断給付金は特約(オプション扱い)となっている以上、主契約とセットにして追加する必要があります。

全体を通して

軽いがんでも重度のがんでも同等に保障するなど、“大は小を兼ねる”設計の保険が多いなか、放射線療法と化学療法に特化したピンポイント保険として評価されています。欧米で承認されているものの、日本では未承認の自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤も保障対象に加わったことも注目です。

がん保険の肝といえる診断給付金も付帯できるため、あれこれカスタマイズしてしっくりくるプランを組んでみてはいかがでしょうか。

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