• がん保険の教科書
  • がん保険の商品別レビュー
  • チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアム」を徹底分析

チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアム」を徹底分析

掲載: 

「MY終身ガン保険」の後継商品として2014年11月より発売。入院から通院にシフトしているがん治療の現状を受け、抗がん剤・ホルモン剤治療および放射線治療への保障を主契約に添えています。その他の保障は特約として配置し、顧客のニーズに合わせてカスタマイズできるという設計。詳しくは後述しますが、本当に困る重いがんに備えられる商品として注目を浴びています。

契約基本情報と主な保障内容

契約情報

契約可能年齢 6歳~80歳
保険期間 終身
保険料払込期間 終身
払込回数 月払・半年払・年払
払込方法 口座振替・カード払

主契約

給付金 保障内容等
放射線治療給付金 ・所定の放射線治療費を受けたとき
・1ヵ月につき10万円~60万円
・回数無制限
抗ガン剤治療給付金
ホルモン剤治療給付金
・所定の抗ガン剤またはホルモン剤治療費を受けたとき
・1ヵ月につき10万円~60万円
・回数無制限

特約

給付金 保障内容等
ガン先進医療給付金
ガン先進医療支援給付金
・給付金:所定の先進医療にかかわる技術料と同額を保障。通算2,000万円
・支援給付金:上記給付金が支払われる療養に付随して保障。15万円
ガン診断給付金 ・初めてガンと診断確定されたとき
・50万円~100万円
2年に1回を限度に何度でも
ガン通院給付金 ・入院日の前日からその日を含め遡り60日以内の通院
・退院日の翌日からその日を含め365日位内の通院
・5,000円~3万円
ガン入院給付金 ・ガンの治療のため入院したとき
・5,000円~3万円
ガン手術給付金 ・所定のガン手術を受けたとき
・10万円~60万円
ガン緩和療養給付金 ・所定のガン性疼痛緩和ケア治療を受けたとき等
・10万円~60万円
・通算12ヵ月
ガン診断後ストレス性疾病給付金 ・ガンと診断確定された5年位内に所定のストレス性疾病と診断されたとき
・5万円、10万円
・1回のみ
悪性新生物保険料払込免除 ・悪性新生物と診断確定された場合、以降の保険料免除

ここに注目!

本当に困る「重度のがん」に備える主契約

1度の手術で完治してしまうような軽度のがんであれば、治療費の負担はそう重くありません。高額になるのは、放射線治療や抗がん剤治療を複数回に渡って受ける重度のがんの場合です。終わりの見えない長期戦が続くわけですから、そこを主契約でもって保障してくれる放射線治療給付金、抗がん剤・ホルモン剤治療給付金は頼もしい存在だと言えます。

使い勝手のいい診断給付金も付帯可能

保険料重視であれば主契約+先進医療特約のみのシンプルな設計が望ましいですが、心細ければ診断給付金特約も追加できる設計になっています。診断された時点で一時金を受け取れるのはやはり大きいと思います。上皮内新生物でも回数無制限で保障してくれる設計です。
その他、ガン診断後ストレス性疾病給付金など個性的な保障もありますが、基本的には診断給付金で賄うというスタイルで問題ないでしょう。

知っておきたい

自由診療をカバーできる保障はない

抗がん剤・ホルモン治療給付金が自由診療にも使えるとなお良かったです。現在の支払要件は、「公的医療保険制度の給付対象となる所定の抗がん剤またはホルモン剤の投与・処方を受けられたとき」となっているので、健康保険が効かない未承認薬の治療を受けると全額自腹になってしまいます。
主契約の支払要件を拡げなくても、自由診療をカバーできる特約はニーズが高いと思います。

保険料例

保障の手厚さに応じて2種類のプランから選べるほか、希望に応じて自由に設計できるプランもあります。それぞれ見積もってみました。

《見積条件》
30歳、男女、終身、月払の場合

保険料 / 保障内容 ガン治療重視プラン ガン総合保障プラン 自由設計プラン
月払保険料 男性:1,567円
女性:1,489円
男性:2,502円
女性:2,304円
男性:3,592円
女性:3,379円
放射線治療給付金
抗がん剤治療給付金
ホルモン剤治療給付金
20万円 10万円 20万円
ガン手術給付金 10万円 10万円
ガン入院給付金 5,000円
ガン通院給付金 5,000円
ガン先進医療給付金
ガン先進医療支援給付金
2,000万円限度
一括15万円
2,000万円限度
一括15万円
2,000万円限度
一括15万円
ガン診断給付金 50万円 100万円
ガン緩和療養給付金 10万円
ガン診断後ストレス性疾病給付金 5万円
悪性新生物保険料払込免除 付加 付加 付加

余分な特約さえ付けなければ重度のがんにのみ備えるプランにでき、「ガン治療重視プラン」のように大幅なコストカットが可能です。保険料重視の人はさらに保障を絞ってもいいでしょう。もちろん、安ければいいというわけではないので、必要な保障まで削り過ぎないよう注意してください。

全体を通して

軽いがんでも重度のがんでも同等に保障するなど、“大は小を兼ねる”設計の保険が多いなか、放射線療法と化学療法に特化したピンポイント保険として注目に値します。がん保険の肝といえる診断給付金も付帯できるため、あれこれカスタマイズしてしっくりくるプランを組んでみてはいかがでしょうか。

この会社の資料を請求

スポンサーリンク

2017年診断給付金? 抗がん剤保障? プロFPはここを見る!

がん保険人気ランキング
プロFP25人が本音で評価 『2016-2017年のおすすめがん保険人気ランキング』
がん保険は商品によって保障内容の違いが大きく、比較がしにくい保険だと言えます。そこで、プロのFP25名に注目のがん保険を挙げてもらい、ランキングにしてみました。プロが評価するがん保険とはどんな商品なのか? 保険選びの参考にしてください![...]

関連記事

コンテンツ一覧
がん保険のカラクリ
がん保険の賢い選び方
がん治療の基礎知識と実態
がん保険の商品別レビュー
総合トップに戻る
  • 保険ソクラテス
スポンサーリンク