ソニー銀行の住宅ローンを徹底分析

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特徴

  1. 戸建の中古住宅は新規でローンを組めない
  2. 手数料を抑えた「住宅ローン」と変動金利が低い「変動セレクト住宅ローン」
  3. 毎月中旬には翌月の金利が発表される

1.戸建の中古住宅は新規でローンを組めない

ソニー銀行はネットバンクです。住宅ローンの申込も、インターネットと郵送で進めていきます。融資まで2ヵ月近くかかる場合もあるので、スケジュールは余裕をもって申し込む必要があるでしょう。HPを見て分からないことがあれば、土日でもコールセンターが対応してくれます。

対面相談もありますが、ソニー銀行の窓口は東京駅そばの1店舗のみです。代理業者(ARUHI直営店など)で良ければ相談できるところが全国の主要都市にあります。また、ソニー生命のライフプランナーも代理業者です(生命保険も漏れなく付いてきそうでちょっと勇気がいりますね)。

新規借り入れの場合、戸建の中古住宅は、ソニー銀行では借りられません。同じく中古でもマンションなら申し込みできます。借り換えであれば戸建の中古住宅も可能です。ソニー銀行のローンを希望で、中古の戸建てを購入するなら、一旦は他の金融機関でローンを組み、数年後にソニー銀行での借り換えにトライしてください。

2.手数料を抑えた「住宅ローン」と変動金利が低い「変動セレクト住宅ローン」

ソニー銀行も、ネットバンクによくある「保証料はナシ、手数料がアリ」となっています。
住宅ローンの取扱商品は2種類あり、手数料を抑えた「住宅ローン」と、変動金利が低い「変動セレクト住宅ローン」です。借り入れ後の変更はできないので、最初にしっかり検討しましょう。

《特徴》

住宅ローン

  • 固定金利がより低い(金利表参考)
  • 取扱手数料は、借入金額にかかわらず4万3,200円

変動セレクト住宅ローン

  • 変動金利がより低い
  • 取扱手数料は借入金額×2.16%

諸費用をおさえたい人にとって、取扱手数料4万3,200円の「住宅ローン」は選択肢に入るでしょう。また、ソニー銀行ではフラット35を扱っていないため、全期間固定を希望なら、20年超の固定金利で手数料も金利もより低い「住宅ローン」一択になるでしょう。

なお、借り入れ後のローンの変更はNGでも、金利タイプの変更(変動から固定、固定から変動)はできるほか、1本の住宅ローンのなかで複数の金利をミックスすることもできます。これは「部分固定金利特約」といい、変動金利を選択中のみ利用できる制度です。1本の住宅ローンのなかに最大3つまで固定金利を選べます。たとえば、変動金利を残さず、50%は10年固定、40%は2年固定、10%は5年固定、などという組み合わせもできます。
部分固定金利特約は、返済額を低くするための制度ではなく、変動金利の金利上昇リスクを低減させるための制度ですので、利用することによって毎月の返済額が増えることもあります。

3.毎月中旬には翌月の金利が発表される

毎月中旬に、翌月の金利が発表されるのもソニー銀行の特徴です。当月の金利の隣に、翌月の金利が並んで掲載されます。
ソニー銀行では、変動金利のいわゆる「5年ルール」や「125%ルール」が適用されません。そのため、「最終ご返済額にしわ寄せされることはありません」と公式サイトに記載がありますが、要は、金利が上昇すれば、毎月の返済額も同じように上昇するということです。
変動金利を選択するのであれば、忘れずに毎月中旬になったら、翌月の金利を確認し、金利上昇リスクにタイミングよく自分で対応していく必要があります。

ところで、金利表をよく見ると、基準金利(店頭金利)が他行より低いことに気づきます。メガバンクもネットバンクも他行は2%以上が当たり前ですが、ソニー銀行は基準金利が2%未満です。

《団信》

契約者が保険料を負担する特約団信は「3大疾病保障特約」があります(保険料は、金利に+0.3%の上乗せ)。ガン・脳卒中・急性心筋梗塞を保障対象とし、ガンは診断された時点で、脳卒中・急性心筋梗塞は所定の状態に該当した時にローンの残高が0円になります。

健康状態に不安のある人向けのワイド団信は、保険料がニー銀行では金利+0.2%です。他の金融機関では+0.3%が一般的ですので、少し低くなっています。

申込方法

来店 不要(対面も可)
申込の流れ 仮審査→審査結果通知→本審査→契約・抵当権設定→融資
対応地域 日本国内の市街化区域のみ(調整区域・非線引き区域・離島は対象外)
借地上の物件、店舗・アパートとの併用物件は対象外
備考

主な借入条件

契約年齢 申込時20歳以上65歳未満で、完済時80歳の誕生日までの方
借り入れ金額 500万円以上1億円以内(10万円単位)
借り入れ期間 35年以内(1ヶ月単位)
申込資格
  • ソニー銀行に円普通預金口座があること
  • 前年度の年収(自営業の場合は申告所得)が400万円以上あること
  • ソニー銀行指定の団体信用生命保険に加入できること
  • 日本国籍または永住権があること
資金使途
  • 本人が居住するための住宅の新築物件・中古マンションの購入、または住宅の新築・増改築のための資金
    マンション以外の中古物件は取り扱わない
    土地代金のみ、つなぎ融資は扱わない
  • 本人が居住する現在借入中の住宅ローンの借換資金
    (ソニー銀行の住宅ローンからの借換えはできない)
返済方法 元利均等返済
半年毎増額返済は融資金額の50%以内(5%刻み)
担保 ソニー銀行を第1順位の抵当権を設定すること
保証人 原則不要。
収入合算者は連帯保証人、担保提供者は物上保証人となる
団体信用生命保険 一般団信は保険料銀行負担
以下は、契約者が保険料を負担

  • 3大疾病保障(金利+0.3%) 
  • ワイド団信(金利+0.2%)
火災保険 付保必須(質権設定する場合もある)

今月の金利

新規

自己資金10%以上の場合

金利タイプ 特約期間 基準金利 変動セレクト住宅ローン 住宅ローン
全期間引下幅 適用金利 全期間引下幅 適用金利
変動 年1.849% 年▲1.35% 年0.499% 年▲1.05% 年0.799%
固定 3年 年1.801% 年▲0.95% 年0.851% 年▲1.05% 年0.751%
5年 年1.905% 年0.955% 年0.855%
10年 年1.956% 年1.006% 年0.906%
20年超 年2.513% 年1.563% 年1.463%

自己資金10%未満または借り換えの場合

金利タイプ 特約期間 基準金利 変動セレクト住宅ローン 住宅ローン
全期間引下幅 適用金利 全期間引下幅 適用金利
変動 年1.849% 年▲1.30% 年0.549% 年▲1.00% 年0.849%
固定 3年 年1.801% 年▲0.90% 年0.901% 年▲1.00% 年0.801%
5年 年1.905% 年1.005% 年0.905%
10年 年1.956% 年1.056% 年0.956%
20年超 年2.513% 年1.613% 年1.513%

その他の費用

保証料 なし
事務手数料 変動セレクト住宅ローン:借入額の2.16% 
住宅ローン:4万3,200円
繰上返済手数料 無料

キャンペーン情報

  • 現在、特にありません。

仮審査の傾向・スピード

じぶん銀行は仮審査があります。仮審査は、申込みフォームの入力内容を元に、申込み条件と合致しているか、また個人信用情報の内容などをチェックし、ある程度システム的に審査が行われます。

本審査の傾向・スピード

保証会社を入れていないため、審査はじぶん銀行自体が行います。金利が低金利であること、保証料が無料であることを加味すると若干審査は厳しくなることが推測されます。

口コミ・統計

こんな人が通らない! 審査に落ちた人100人が語る「思い当たる原因」

実際に審査に落ちた人の統計をとり、グラフと同時に口コミ形式で紹介する。ボリュームは必然的に多めになる見込み。

レポート

準備中です。

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