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糖尿病でも保険に入ることができるのか?

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糖尿病の人が一般の保険に入るには?

食事療法や服薬で血糖値がコントロールされていることが重要です。

糖尿病は今や日本人の国民病となっており、患者・患者予備軍を合わせると何百万人いるともいわれています。糖尿病とは、”インスリンの作用不足による慢性の高血糖状態を主な特徴とする代謝性疾患群”と定義されています(日本糖尿病学会)。要するに、血糖値が極端に高いせいで、放置しておくと全身になんらかの影響が出てくる状態のことをいいます。

厄介なのは、血糖値が高いという検査値の異常があっても、それがすぐさま症状となって現れるわけではないので、健康診断を受けて初めて発見されることが多いです。

糖尿病には、膵臓からインシュリンが分泌されない「Ⅰ型糖尿病」と、インシュリンの少ない「Ⅱ型糖尿病」があり、Ⅰ型糖尿病はインシュリン注射が必要ということから重症とされ、保険加入は困難です。逆にⅡ型糖尿病の場合は、内服薬や食事で血糖値のコントロールが良好であれば、条件体での加入(契約時に特別な条件を付けること)もできる可能性があります。

したがって、以降の話はⅡ型糖尿病に限定して解説します。 告知された内容を保険会社がどう見るのか? 告知のポイントを考えてみましょう。

告知の際のチェックポイント

糖尿病で加療中の人が、保険に加入する際に告知をする場合は以下を記入するとよいでしょう。

  1. いつ診断され、いつから治療を開始したのか
  2. 診療機関名
  3. コントロールが良好であることを示す数値データ(糖尿病手帳など)
  4. 定期健康診断の結果(合併症がないことを示す)
  5. 服薬中の薬剤名
  6. HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)値

1.いつ診断され、いつから治療を開始したのか

糖尿病と診断されてからの治療期間が短いことです。長期間、高血糖の状態が続いていないことが重要です。

2.診療機関名

告知の際には、受診している医療機関名を告知しましょう。診療所なのか、医療センターなのか、胃腸科なのか、保険会社は医療機関と病名との整合性を確認するためです。

3.6.コントロールが良好であることを示す数値データ(糖尿病手帳など)

○月○日に、○○~○○というように、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)、血糖値を告知しましょう。血液検査結果で血糖値とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)のコントロールが良好であることを示す数値データがあれば加入できる可能性があります。糖尿病手帳のコピーがあれば尚可です。

4.定期健康診断の結果

合併症がないことを示すために、定期健康診断結果や人間ドック成績表を一緒に提出すると特別条件で加入できる可能性があります。糖尿病の自覚や他覚症状、合併症がある場合には、生命保険加入は難しいと考えられます。

5.服薬中の薬剤名

どんな薬を飲んでいるかも判断材料になります。また、糖尿病以外にも服薬している薬がある場合は、すべての薬剤名を記入しておきましょう。

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某社の告知書を参考に作成

残念ながら一般の保険に加入できない場合

これまで述べたポイントを踏まえても加入できない場合、次の手段として、「引受基準緩和型」または「緩和型」と呼ばれる保険の審査を受けてみるのも一手です。持病や病歴のある人でも加入できるよう、審査基準をやさしくした保険のことで、保険料は少し割高になりますが、それでも入りたいという人は意外に多いことから、保険会社が力を入れつつある分野の一つです。

特徴的なのは、この手の保険の審査基準が保険会社によってまちまちな点。A社ではダメだったものがB社では通ったり、逆にB社ではNGな症状がA社では問題視されていなかったり、各社でスタンスが異なります。つまり、「保険に入っておきたい」という目的を叶えるなら、数撃ちゃ当たる作戦が功を奏する可能性が高くなるということです。

具体的にどんな商品が販売されているのか、当サイトでタイプの違う商品をいくつかピックアップしてみましたので、参考になれば幸いです。あくまで要約ですので、詳細は資料請求するなどして確かめてください。

※詳細は必ず各社のホームページでご確認ください。

なお、引受基準緩和型保険でも加入を断られた場合、最終手段として「無選択型」と呼ばれる告知なしの保険に頼るという手もありますが、当サイトではあまりお勧めしていません。「告知なし=誰でも加入できる」というだけあって、保障が限定的であったり、保険料がずば抜けて高かったりと、さほどメリットを見出だせないと考えているためです。

もちろん、保険は安心を買う商品でもありますから、真っ向から否定はしませんが、無選択型保険を選ぶ場合は、緩和型保険以上にその保障内容をきちんと理解したうえで加入するようにしましょう。

ところで:なぜ糖尿病だと保険の加入が難しくなるのか?

糖尿病と診断されている人は、保険の加入が難しくなる率が高くなります。 糖尿病には、「難治」「長期間」「合併症」という特性があるためです。

血糖とは血液中にあるブドウ糖のことで、私たちが活動するエネルギー源であり必要不可欠なものです。食後であれば誰でも高血糖になりますが、高血糖の状態が長期にわたって続くことが糖尿病の引き金になります。

高血糖状態が長く続くと血管に障害を与え、末梢神経にも害を与えます。そして動脈硬化が進み、脳梗塞、心筋梗塞になる危険性も高くなります。ひとたび糖尿病になると、生活習慣を変えない限り自然に改善するということはありません。

抵抗力も弱くなり、さまざまな感染症にもかかりやすくなります。また、糖尿病の三大合併症である「糖尿病性網膜症」「糖尿病性腎症」「糖尿病性神経障害」を起こし、進行すれば失明や腎不全、足の壊疽(切断)に至ります。

(注)あくまで当サイトの考察であり、保険に加入できるかどうかの判断基準は保険会社により異なる点、ご留意ください。

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