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膵炎でも保険に入ることができるのか?

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膵炎になったことのある人が一般の保険に入るには?

急性の膵炎で、完治後数年経過していることが重要です。

膵臓は、インスリンを生成、かつ分泌するとても重要な役割をもつ臓器です。膵炎は、アルコールや動物性脂肪の多い食べ物の摂り過ぎで起きるといわれます。日本人の食生活の変化に伴い患者数は増加しています。

炎症の時間的経過により「急性膵炎」と「慢性膵炎」に分けられますが、働き盛りの人がなりやすい急性膵炎は、アルコール多飲や過食をきっかけに発症します。みぞおちから左上腹部に急激で激しい痛みを伴うことが多く、これは消化酵素を含む膵液が漏れ出て周囲の組織が炎症を起こすためです。

膵臓の管と胆のうの管はつながっており、胆石症が膵炎の原因となる場合もあります。ストレスで自律神経が乱れ、胆のうの機能が低下し、膵液の量に影響するためです。重症の場合、血圧下降・頻脈・冷汗が起こり、多臓器不全を起こし、死に至ることもあります。

告知の際のチェックポイント

膵炎の既往症のある人が、保険に加入する際に告知をする場合は以下を記入するとよいでしょう。

  1. 完治後の経過年数
  2. 入院の有無、手術の有無
  3. 血中アミラーゼの値
  4. 現在のアルコール摂取の状況(飲酒歴)
  5. 胆石の有無
  6. 医療機関名

1.完治後の経過年数

急性膵炎で、完治後、数年経過していることが重要です。また、何度も繰り返している場合には慢性膵炎とされ、加入は難しくなります。

2.入院の有無・手術の有無

入院や手術をしている場合には、入院日数や手術の内容等、治療内容の詳細を告知してください。

3.血中アミラーゼの値

直近の血中アミラーゼの値、検査日を告知してください。数値がよいことが加入の条件です。

4.現在のアルコール摂取の状況(飲酒歴)

現在のアルコール摂取の状況について告知してください。

5.胆石の有無

あれば、発見された時期(健康診断等で)や、治療歴があれば治療内容・手術の有無等詳細を告知してください。

6.診療機関名

告知の際には、受診している医療機関名を告知しましょう。がんセンターか、大学病院か医療センターか、保険会社は医療機関と病名との整合性を確認するためです。

某社の告知書を参考に作成
某社の告知書を参考に作成

残念ながら一般の保険に加入できない場合

これまで述べたポイントを踏まえても加入できない場合、次の手段として、「引受基準緩和型」または「緩和型」と呼ばれる保険の審査を受けてみるのも一手です。持病や病歴のある人でも加入できるよう、審査基準をやさしくした保険のことで、保険料は少し割高になりますが、それでも入りたいという人は意外に多いことから、保険会社が力を入れつつある分野の一つです。

特徴的なのは、この手の保険の審査基準が保険会社によってまちまちな点。A社ではダメだったものがB社では通ったり、逆にB社ではNGな症状がA社では問題視されていなかったり、各社でスタンスが異なります。つまり、「保険に入っておきたい」という目的を叶えるなら、数撃ちゃ当たる作戦が功を奏する可能性が高くなるということです。

具体的にどんな商品が販売されているのか、当サイトでタイプの違う商品をいくつかピックアップしてみましたので、参考になれば幸いです。あくまで要約ですので、詳細は資料請求するなどして確かめてください。

※詳細は必ず各社のホームページでご確認ください。

もちろん、これまで述べてきたように、膵炎でも引き受けてくれる蓋然性は高いとは言えません。

そこで、引受基準緩和型保険でも加入を断られた場合、最終手段として「無選択型」と呼ばれる告知なしの保険に頼るという手もありますが、当サイトではあまりお勧めしていません。「告知なし=誰でも加入できる」というだけあって、保障が限定的であったり、保険料がずば抜けて高かったりと、さほどメリットを見出だせないと考えているためです。

もちろん、保険は安心を買う商品でもありますから、真っ向から否定はしませんが、無選択型保険を選ぶ場合は、緩和型保険以上にその保障内容をきちんと理解したうえで加入するようにしましょう。

ところで:なぜ膵炎だと保険の加入が難しくなるのか?

軽症の急性膵炎で、完治後数年経過したと考えられる場合には、生命保険に加入できる可能性があります。ただし医療保険については加入は困難でしょう。

慢性膵炎については保険加入が困難です。長期間にわたって膵臓の炎症が繰り返し起こり、膵臓の正常な細胞が徐々に破壊されていきます。自覚症状のないこともあり、炎症が繰返し起きた結果、膵臓の線維化や石灰化が起こり、膵臓は萎縮し硬くなります。慢性膵炎が後期になると糖尿病を発症します。よって、保険の加入は難しいでしょう。

(注)あくまで当サイトの考察であり、保険に加入できるかどうかの判断基準は保険会社により異なる点、ご留意ください。

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