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チャブ損害保険「家庭用自動車保険」を徹底分析

チャブ保険、正式名称は『チャブ損害保険』で、2016年10月にエース損害保険が名称変更した会社です。

世界54ヶ国で事業を展開する世界最大級の損害保険会社で、個人をはじめ、多国籍企業・中小企業や富裕層などさまざまな顧客を対象に保険サービスを提供しています。

ここでは、個人向けの『家庭用自動車保険』について分析するので関連はありませんが、通常の自動車保険だけでなく、ビンテージ物のクラシックカーに対する『クラシックカー保険』も販売している個性的な保険会社です。

主な補償内容

相手方への補償 ・対人賠償保険(示談交渉サービス付き)
・対物賠償保険(示談交渉サービス付き)
・対物超過修理費用補償特約
ケガの補償 ・人身傷害保険
・人身傷害搭乗中のみ補償特約
・搭乗者傷害保険
・搭乗者傷害保険の医療保険金部位・症状別払特約
・自損事故傷害補償特約
・無保険車傷害補償特約
車の補償 ・車両保険(一般車両保険or車対車+限定A)
・地震・噴火・津波危険「車両損害」補償特約
・代車費用補償特約
・事故付随費用補償特約
・全損時諸費用補償特約
・車両価額協定保険特約
・車対車事故免責金額ゼロ特約
自動車付帯の補償 ・他車運転補償特約
・個人賠償責任補償特約
・身の回り品補償特約
・弁護士費用補償特約
・ファミリーバイク特約

相手方への賠償の特約に付いている『対物超過修理費用補償特約』は、他社でもよく見られる特約です。対物事故で相手の自動車の修理費が時価額を上回った場合に、対物賠償保険で補償されない修理費と時価額の差額について、50万円を限度に過失割合に応じて保険金を支払うというものです(相手の自動車が事故発生日翌日から 6ヶ月以内 に修理された場合に限る)。

『搭乗者傷害保険の医療保険金部位・症状別払特約』とは、入通院の日数に関係なく傷害の部位および症状に応じて保険金を定額で支払うというものです。入院日数が規定以下の場合なんの給付金も支払われないことも多いなか、「入通院日数が4日以内」と短期の入院の場合でも一律1万円が支払われます。

この特約には次の3種類の給付金がセットされています。

  1. 部位・症状別入通院給付金
  2. 手術給付金(部位・症状別入通院給付金が支払われる場合で、手術を受けた場合一律5万円)
  3. 救命救急医療給付金(部位・症状別入通院給付金が支払われる場合で、2日以上 ICU(集中治療室)等で救命救急医療を受けた場合、20万円が支払われる)

特に(3)は金額が大きくなるので、万一の補償としてはありがたいかもしれません(そのぶん保険料が上がるでしょうが…)

車両保険に加入した場合に付けられる『地震・噴火・津波危険「車両損害」補償特約』は、大きな特徴として、「少額の修理費で済んだような地震・噴火・津波に伴う損害でも補償」、つまり『分損も補償』される点が挙げられます。また、保険金を削減されることなく、設定した金額まで損害に対して補償されるのも特色です。被害を受けた自動車の修理費用や、新たに自動車を購入する費用に活用できることから、特にローンで車を購入した人にお勧めされています。 

事故対応

初期対応受付時間 24時間365日
インターネット事故受付 なし
事故対応体制 ・24時間事故受付サービス(通話料無料)
・アシスタンスサービス(電話で対応法をアドバイス)
・事故時プラスサポートサービス(現場対応)
・示談交渉サービス
※ロードサービスは『人身傷害保険』に加入の契約者のみ
※弁護士費用補償特約

電話受付はもちろん24時間365日対応。受付だけでなく、事故発生時に顧客が落ち着いて対応できるよう、安全確保や事故相手の確認などのアドバイスをしてくれます。

また、『事故時プラスサポートサービス』といって、事故対応に精通したスタッフを顧客のいる事故現場に派遣し、事故対応を行うというサポートもあります。こちらも24時間365日対応です。

【事故時プラスサポートサービス内容】

  •  安全確保のサポート
  • 事故現場の安全確保の確認
  •  警察へ届出のサポート
  •  事故報告のサポート
  •  レッカーの手配の実施
    (※事故現場に派遣するスタッフは提携業者からの派遣、また高速道路上は事故現場駆けつけサービスの対象外)

「弁護士費用補償特約」は、チャブ保険に限った特約ではありませんが、相手側との交渉を弁護士に依頼した場合や、訴訟の提起・仲裁の申し立てを行う場合に必要となる弁護士費用等を500 万円を限度に支払うという補償内容です。要望により、日弁連(日本弁護士連合会)より事案に適した弁護士の紹介(斡旋)をすることも含まれています。 相手が過失を認めない等でモメたときにぜひ使いたいものです。

主なロードサービス

車へのサポート ・ロードサービス専用ダイヤル
・無料リペアサービス
・レッカー無料サービス
・ガス欠サポートサービス(契約期間中1回10リットル無料)
・事故時プラスサポートサービス(顧客の状況に応じて事故現場に駆けつけ、事故対応をサポート)
・アシスタンスサービス・携帯電話GPS位置特定サービス
サポート拠点 ・全国400箇所以上の優良修理工場のネットワーク
・全国10か所に損害サービスセンター
人へのサービス ・遠隔地トラブルサポートサービス
・健康相談SOS ホットライン(医療・健康・介護相談サービス[※ロードサービスに自動セット])

ロードサービスの内容自体に目新しいものはありませんが、無料リペアサービス(緊急修理)に「自宅駐車上もOK」としっかり明記してあることに好感が持てました。たとえ一般的な補償内容であったとしても、しっかりと明記されていれば実際にそういう事態になっても焦らずに依頼することができます。

また、レッカー無料サービスでは、2017年7月より無料になる走行距離が無制限になりました。距離に応じて有料になるサービスが多いなか、これは嬉しいと思います。

『遠隔地トラブルサポート』は、「自宅から半径100㎞以上の遠隔地で 」と指定はありますが、帰宅費用または宿泊費用(どちらか一方)サービス、車両搬送・引取費用サービス、ガス欠サポートサービスと事故時の対応サービスが揃っています。

上記は電話での対応ですが、先述した『事故時プラスサポートサービス』という現場での緊急対応サービスも整っており、十分なロードサービスだという印象です。

保険料・割引

走行距離区分 記載なし
割引 ・ゴールド免許割引
・運転者家族限定特約
・運転者本人
・配偶者限定特約
・新車割引
・ノンフリート多数割引

走行距離の運用区分は、ウェブ・パンフレットともに記載なし。代理店加入専用なのでインターネット割引や証券不発行割引等ももちろんなく、証券不発行自体はウェブ約款で見かけましたが、特に割引等の記載はありません。

割引は比較的どの保険会社にもあるスタンダードなものばかりで特筆すべき点はないと感じました。。

【見積について】

参考プランも掲載されておらず、代理店契約ですので、代理店に直接問い合わせるしかありません。ただ、複数社を含む一括見積もりには対応しています。内容的には惹かれるものがあるという人は、他社と一緒に見積もってみるといいでしょう。

総合まとめ

商品内容自体は『地震・噴火・津波危険「車両損害」補償特約』で、「分損も補償で保険金額ほぼ全額補償」という興味深い部分も多いです。代理店型なのでどうしてもダイレクト型よりは高くなりがちとは思いますが、興味を持った場合はまず資料を取り寄せるか、一括見積もりでだいたいの保険料を見てみるといいと思います。代理店への問い合わせは、それからでもいいでしょう。

この保険を含んで一括見積もり

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