プロFP15人が本音で評価 『2017年のおすすめ女性保険人気ランキング』

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女性特有の病気を手厚く保障してくれる女性保険は、商品名の響きから頼りになりそうな気がしますが、その必要性については賛否の声があります。女性だからといって専用の保険は必要なのでしょうか? それとも、通常の医療保険で十分なのでしょうか? 

この疑問を解消する一歩として、日頃から保険の相談を複数行っているプロFP15人にアンケートを行い、女性におすすめできる医療保険を1つ挙げてもらいました。プロの目にかなった保険はどれなのか、投票数順にランキング化しましたので、参考にしていただければ幸いです。

※取材協力:(50音順、敬称略) 岩城みずほ、氏家祥美、大木美子、小川千尋、黒田尚子、吹田朝子、中山弘恵、拝野洋子、福島佳奈美、古川悦子、古川みほ、星洋子、松原季恵、森田和子、渡辺一江

特徴

  • 七大疾病での入院延長保障あり
  • 三大疾病時の給付条件が比較的緩やか


主な保障内容

保障内容
主契約 ・疾病入院給付金
・災害入院給付金
・手術給付金
・放射線治療給付金(60日の間に1回)
・骨髄ドナー給付金
支払限度日数 60日
通算限度日数 1,095日
保険料払込期間 終身(先進医療給付特約は10年更新)
歳払込満了(60・65・70・75・80歳まで)
年払込満了(10・15・20年)
主な特約・特則 ・先進医療給付金:通算2,000万円まで
・先進医療一時金(60日の間に1回)
・通院給付金
・七疾病入院延長給付金
・特定疾病一時金
・健康祝金
・死亡・高度障害
保険料例
30歳 1,872円
40歳 2,327円
50歳 3,142円
試算条件:入院給付金日額5,000円、入院限度日数60日、先進医療特約、七疾病入院延長給付金、終身払

FPの見解

  • 性別に限らずバランスが良い保険だと思う

    女性に限る病気であっても病気は病気。女性専用商品不要派です。形成手術費等を給付金で受け取りたいなら、一時金タイプを選べばよいと思います。そもそも医療保険も十分な貯蓄があれば不要ですが、貯蓄が十分でない場合に保険を、という場合にこの商品を選びました。

    理由は3つ。1つ目は、三大疾病一時金を選択する場合、対象となる病気の範囲が広い点。多くの医療保険では「急性心筋梗塞」「脳卒中」を対象としていますが、この商品は「心疾患」「脳血管疾患」と、対象が広いです。
    2つ目は、同じく三大疾病一時金を通算5回という制限はあるものの、1年空けば受け取れる点。
    3つ目は、手術給付金の対象手術が公的医療保険(健康保険や国民健康保険など)の対象手術である点。手術給付金がもらえると思ったのにもらえなかった、というがっかり体験者の1人として、この点も重視したいところです。

    総じて、シンプルでわかりやすい商品設計であり、バランスが良いと感じます。つまり「女性であっても」選択肢に加えてよいと思います。

  • 保障が手厚く、自由に特約を選べるのが魅力

    「女性専用タイプ」ではなく、医療保険がお勧め。女性疾病入院給付特約、健康祝金、通院給付特約、終身死亡給付特約、三大疾病一時金特約、三大疾病保険料払込免除特約など、自分に必要な特約を自由に選ぶことで保障を手厚くすることができるからです。

    保険料の掛け捨てはイヤという方は、健康祝金特則を付加できます。継続10日以上の入院をしない限り、5年ごとまたは10年ごとに、90歳まで祝金を受け取れます。更に、三大疾病保険料払込免除特約を付ければ、たとえ払込免除になっても祝金を受け取ることができます。
    三大疾病が心配という方は、三大疾病一時金特約の保障範囲が「がん・心疾患・脳血管疾患」と広いのでお勧めです。

    お葬式代の準備もしておきたい場合は、終身の死亡保障を付けることができます(終身死亡給付特約を付加する場合は短期払いがお勧め!)。
    割安な基本保障に自分のお財布と相談して、必要な保障を組み合わせることが可能なのが魅力です。

    これだけは言いたい

    注意点として、先進医療特約の保険期間が10年なので、更新後は保険料が変わる可能性があります。

  • 性別に関係のないフレキシィ、どうしてもと言うならフレキシィ・女性限定タイプ

    女性保険(女性専用医療保険)の各社共通の特徴は、女性特有の病気や女性がかかりやすい病気、すべてのがんの入院を上乗せ保障することです。このタイプの医療保険に入るかどうかは、上乗せ保障の必要性がポイントになると思います。確かに、女性は特有の病気やかかりやすい病気がたくさんありますが、ベースの保障を入院日額1万円にしておけばいいのでは? 

    がん入院の上乗せ保障は、通院治療にシフトしつつあるので、あまり意味はないかもしれません。がんに備えるなら一時金の方が役に立ちそうです(一時金が受け取れる特約を付けるという意味ではない)。

    そこで、私は女性であっても、入院・手術・先進医療のベーシックな医療保険でいいと考えます。

    医療保険ランキング1位の常連であるオリックス生命の新キュアと、メットライフ生命のフレキシィを、ほぼ同じ保障内容で保険料を比較してみると、それほど変わりませんでした(三大疾病一時金特約をつけると新キュアの方が安い)。

    であるならば、付帯サービスが優れたフレキシィを推したいと思います。ティーペックが提供する付帯サービスを導入している生命保険会社は多いですが、もっとも充実しているのがメットライフ生命です。これ以外に、女性は「MetLife Club BeGin(ビジン)」の会員になれ、優待・割引・特典サービスが受けられます。年に1~2回、優待や割引を利用すれば、保険料が少しくらい高くても、その分は回収できると思います。

    それでも、女性専用医療保険に入りたいなら、メットライフ生命の「フレキシィ・女性限定タイプ」か、オリックス生命の新キュア・レディがいいでしょう。

女性だからといって女性保険が必要とは言えないという代表的なご意見。保障のバランスや保険料のお手頃さからフレキシィが同率1位になりました。フレキシィは、別企画の医療保険ランキングでも多数の票を獲得した人気商品なので、ある意味、順当な結果かもしれません。

特徴

  • 女性特有の病気・すべてのがんを手厚く保障
  • がんや重度三疾病を保障する一時金特約を付加することが可能
  • 先進医療特約を付加することが可能(中途付加は不可)


主な保障内容

保障内容
主契約 ・入院給付金
・女性入院給付金
・手術給付金(入院中:入院給付金日額×20倍、外来:入院給付金日額×5倍)
1入院支払限度日数 60日
通算限度日数 1,000日
保険料払込期間 60歳・65歳払済、終身払
主な特約・特則 ・先進医療特約:通算2,000万円
・重度三疾病一時金特約
・がん一時金特約
・がん通院特約
年齢・保険料例
30歳 1,967円
40歳 2,177円
50歳 2,842円
試算条件:入院給付金日額5,000円、60日型、先進医療特約付加、終身払、口座振替扱、月払の場合

FPの見解

  • 女性のニーズを満たす保障が一通り揃っている
  • 1.一生涯保障の続く終身保障であること
    2.保険料の支払い方法が、終身払いに加えて60歳または65歳までの有期払いが選べること
    3.女性特有の病気に加えて全てのがんが保障されること
    4.保険料がお手頃なこと

    以上4つの理由からこの保険を選びました。

    特に若い世代の女性には、妊娠・出産を控えて女性疾病に手厚く備えたいニーズがあります。全てのがんが保障対象になるので、別にがん保険に加入するよりも、医療保険とがん保険が一つで済むので手続きが楽に感じられ、別々に加入するよりも保険料が割安になることにもメリットがあります。

    先進医療保障もついており、女性のニーズを満たす保障と機能が一通り揃ってこの保険料なので検討に値する保険だと考えます。

  • 保障の手厚さとリーズナブルさを兼ね備えている

    80歳まで加入でき、終身保障が魅力的。女性に特有の病気や帝王切開などに対する給付だけでなく、7大生活習慣病による入院や、がん入院やがん通院を手厚く保障する特約を安価でつけられる。

    保障が充実しているのに、他の保険より保険料が割安な点も魅力的です。24時間健康相談、セカンドオピニオンサービス、糖尿病専門サポートサービス等、契約者サービスも充実しています。オリックス生命は会社としても安定性が高い点も安心点の1つです。

    今後は、介護保険の自己負担額のアップや居宅サービスが増える可能性を考えると、年金形式や一時金で給付金が受け取れる介護保障の特約があると選択肢が広がりますね。

  • がん給付など欲しい保障を割安な保険料で加入できる。わかりやすい商品設計も◯

    私は医療保険に加入していませんが、私が若い女性で、預貯金が十分になく収入が不安定な職業ならば、緊急予備資金が貯まるまでは、割安な保険料(終身払いで月3,000円内)で最低限の保障を買います。

    身内に女性特有の病気を患っている人が多くいることと、私自身、40代でがんを患ったため、がんには厚く備えたいので、新キュア・レディを選びました。 決め手は、シンプルな保障内容であることと、欲しい医療特約(重度三疾病一時金、先進医療)と、がんの給付を予算内で買えるからです。

    新キュア・レディは、女性特有の病気と、すべてのがんで入院したときに給付金が上乗せ(入院日額5,000円なら上乗せ5,000円)されます。入院はどんどん短期化されていますが、がんの場合、繰り返しの入院もあるので、日額1万円の給付は、収入が不安定な人にはありがたいと思います。

    一時金が何度でも(1年に1回を限度)下りる重度三疾病一時金特約も付けます。34歳までの女性の場合、一時金50万円だと予算内で納まります。 先進医療特約が終身型なのも評価できますが、新キュアと同じく三大疾病時の入院支払日数無制限が欲しいところです。

女性保険の新キュア・レディが同率1位を獲得しました。女性にはやっぱり女性保険!というより、「女性特有の病気に手厚くてこの保険料なら」という点が評価されたという印象です。次点で同じくオリックスの新キュアが続いているあたり、改めてオリックス生命の人気ぶりがうかがえます。

特徴

  • 七大生活習慣病入院給付特則(三大疾病無制限型/七大疾病無制限型)で入院限度日数が延長
  • がんや重度三疾病を保障する一時金特約を付加することが可能
  • 1入院の支払限度日数が無制限となる三大疾病は「がん(上皮内新生物・悪性新生物)」「心疾患」「脳血管疾患」が対象(三大疾病無制限型、七大疾病無制限型の場合)
  • 先進医療特約を付加することが可能(中途付加は不可)


主な保障内容

保障内容
主契約 ・入院給付金
・手術給付金(入院中:入院給付金日額×20倍、外来:入院給付金日額×5倍)
1入院支払限度日数 【七大生活習慣病入院給付特則(三大疾病無制限型)適用の場合】
60日型:1入院60日(七大生活習慣病のうち三大疾病以外は120日、三大疾病は無制限)
120日型:1入院120日(七大生活習慣病のうち三大疾病以外は180日、三大疾病は無制限)

【七大生活習慣病入院給付特則(七大疾病無制限型)適用の場合】
60日型:1入院60日(七大生活習慣病は無制限)
120日型:1入院120日(七大生活習慣病は無制限)

【七大生活習慣病入院給付特則を適用しない場合】
60日型:1入院60日
120日型:1入院120日

通算限度日数 1,000日
保険料払込期間 55歳・60歳・65歳・70歳払済、終身払
主な特約・特則 ・七大生活習慣病入院給付特則 
・先進医療特約:通算2,000万円
・がん一時金特約
・重度三疾病一時金特約
・がん通院特約
・特定疾病保険料払込免除特則
年齢・保険料例
30歳 1,707円
40歳 2,022円
50歳 2,772円
試算条件:三大疾病無制限プラン、特定疾病保険料払込免除特則適用なし、60日型、日額5,000円、先進医療特約付加、終身払、口座振替扱、月払の場合

FPの見解

  • 保障も保険料も申し分なしということで、新キュア1本で十分
  • 新キュア・レディという商品もあるが、保険料、保障内容から新キュアで十分です。年齢にもよりますが他の商品と比して保険料は抑えられていますし、基本保障の三大疾病、七大疾病無制限も長期入院に備えられて安心材料です。

    オススメの点
    ・先進医療が更新型ではない
    ・特疾病保険料払込免除特約 
    ・がん一時金特約は、上皮内新生物でも同額保障
    ・ティーペックが使える

    加えてオススメに思うのは、新キュアの特疾病保険料払込免除特約が、がんの診断確定でも免除になるという点です。がん保険で同じ内容の払込免除特約がない商品を選ぶのであれば、新キュアにがん一時金特約を付けておくのも一つの方法です。

    がんで闘病しながら保険料の支払いを続けることは避けたいところです。払込期間にかかわらず、つけておきたい特約です。

    以上から、医療保険を一本持ちたいのであれば新キュアでいいかと思います。

  • 世の女性のニーズに応えられると思う

    厚生労働省の「平成26年患者調査の概況」で入院する女性患者の数を傷病分類別にみると、高い順に「精神及び行動の障害」「循環器系の疾患」「損傷、中毒及びその他の外因の影響」「神経系の疾患」「新生物」となっていて、退院患者の平均在院日数(男女の区別なし)は、長い順に「精神及び行動の障害」「神経系の疾患」「循環器系の疾患」となっています。私達はどんな病気になり、どれだけ入院するかはわかりませんが、この統計は医療保険を選ぶときの1つのモノサシ、いわば世の中の女性のニーズとも言えるでしょう。

    新キュアは、このニーズを満たし保険料もお手頃なのが魅力です。特約の重度三疾病一時金は、受給回数が1年に1回で無制限であることに加え、一般的に受給要件が厳しい急性心筋梗塞と脳卒中で、治療を目的として入院すると一時金が受け取れるのもポイントです。

    また、病気になると専門的な意見を聞いたり相談したりしたくなるものです。ティーペック社のサービスを利用できるのは心強いですね。

    今後は、介護保険の自己負担額のアップや居宅サービスが増える可能性を考えると、年金形式や一時金で給付金が受け取れる介護保障の特約があると選択肢が広がりますね。

再び、医療保険でカバーできるという見解です。新キュアは、『七大生活習慣病入院給付特則(三大疾病無制限型)』と、新キュア・レディにもある『重度三疾病一時金特約』を評価する声が多いです。コメントにもあるように、脳血管疾患や心疾患は入院が長引くこともあるので、長期入院に対応できる保険として評価されているのでしょう。加えてお手頃な保険料ということで、2位という結果になりました。

特徴

  • 公的医療保険制度対象外の乳房再建手術も保障
  • 通算2,000万円の先進医療特約。交通費・宿泊費も保障
  • 三大疾病入院一時給付特約は入院した時点で支払対象になる。上皮内がんもOK


主な保障内容

保障内容
主契約 ・入院給付金(日帰り対応、5日以内は一律5日分支給)
・手術給付金(入院:10倍,外来:5倍)
・放射線治療給付金
・集中治療(ICU)給付金
支払限度日数 30、60、90、120日
通算限度日数 1,095日
保険料払込期間 60歳、65歳、終身
主な特約・特則 ・入院時手術給付特約
・先進医療特約:通算2,000万円
・三大疾病入院一時給付特約
・女性疾病給付特約
・ガン診断給付特約
・ガン治療通院給付特約
・新保険料払込免除特約
・終身介護保障特約
保険料例
30歳 2,808円
40歳 3,093円
50歳 3,933円
試算条件:入院給付金日額5,000円、入院限度日数60日、入院時手術給付特約、先進医療特約、女性疾病給付特約、終身払

FPの見解

  • 加入後でも保障の選択ができる保険が使いやすいのでは

    女性特有の病気を手厚く保障する必要性はケースバイケースだと考えます。加入後に保障ニーズが変化する場合もあります。

    そこで、「女性疾病特約の解約」(医療保険のみ必要・他の保障が必要)と「女性疾病特約の中途付加」(女性特有の病気に手厚い保障が必要)、また保険料の支払い額を抑えたい場合の「給付金等の減額」の取り扱いの可否を選択の基準としました。

    新医療保険Aプラスは、女性特有の病気を手厚く保障する「女性疾病給付特約」の他に、付加できる特約(先進医療に関する保障、ガンなど三大疾病の保障、介護の保障)が豊富にあります。各特約は、保障ニーズの変化に合わせて解約あるいは中途付加することが可能です。

    さらに、病気の種類で支払限度日数にメリハリをつけていること(1回の入院について短期間の30日を選択できる一方で、ガン・慢性リウマチ性心疾患・くも膜下出血は無制限)と、公的医療保険制度対象外の乳房再建手術を保障の対象としていることが決め手となりました。

    これだけは言いたい

    改善点をあげるなら、女性特定手術給付金の支払事由となっている「乳房の観血切除術を受けた乳房の乳房再建術」については、別に給付金名を設けた方がわかりやすいと考えます。

保障ニーズに対応できる点が評価されました。確かに、加入してから欲しいと思った保障を追加したり解約できたりするのは便利です。特約の内容が豊富なのも特徴ですね。

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3アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身医療」女性プラン(FP15人中1人が支持)

特徴

  • 女性疾病入院特約を付けても割安
  • パソコン、スマートフォンから簡単に申し込める


主な保障内容

保障内容
主契約 ・入院給付金
・手術給付金
 (I型)入院している:入院給付金日額×10 / 手術のみ:入院給付金日額×5
 (II型)入院している:入院給付金日額×5
・死亡給付金:入院給付金日額×10
支払限度日数 60日
通算限度日数 1,095日
保険料払込期間 60歳、65歳、終身
主な特約・特則 ・女性疾病入院特約
・健康祝金特則
・先進医療医療特約:通算2,000万円、先進医療一時金10万円
・3大疾病保険料払込免除特約
・長期入院時一時金給付特約
・入院時一時金給付特約
保険料例
30歳 1,715円
40歳 2,040円
50歳 2,780円
試算条件:入院給付金日額5,000円、手術給付金I型、入院限度日数60日、女性疾病特約、先進医療特約、終身払の場合

FPの見解

  • シンプルかつお手頃価格な保険を選ぶのが鉄則

    保険選びで重要なのは、シンプルな設計で保障内容がわかりやすいことだと考える。
    最初に入る保険としては、あらゆる病気やけがに広く対応していて、入院日額5,000円。それに、20~50代は出産のトラブルや乳がん等のリスクが高まる時期なので、保険料プラス500円以下で女性疾病特約がつけられると選びやすい。それに先進医療特約をプラスしておきたい。

    上記の条件で各社比較してみたところ、保険料に割安感があったのがこの保険だ。これは自分で保障を選択していく保険なので、お祝い金をつけるなど、プランの選び方次第では保険料が高騰することに注意したい。

女性疾病特約を追加しても非常にお手頃ということで選ばれました。コメントにもあるように、あくまでシンプルな設計で比較したときの保険料ですので、誤解のないよう。

特徴

  • 日帰り入院でも10日分の入院給付金
  • 自宅療養でも一時金が受け取れる


主な保障内容

保障内容
主契約 ・疾病入院給付金
・災害入院給付金
・手術給付金
・放射線治療給付金
支払限度日数 60日
通算限度日数 1,095日
保険料払込期間 終身
主な特約・特則 ・女性疾病特約
 入院給付金
 乳房再建給付金
・通院特約
・先進医療特約
・特定疾病保険料払込特則
保険料例
30歳 1,919円
40歳 2,184円
50歳 2,854円
試算条件:基本プランVタイプ(入院給付金日額5,000円、女性疾病特約、先進医療特約)

FPの見解

  • 下記7つの点から総合的に選択

    1.女性特有の疾病以外に、三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)も保障しており、幅広い範囲をカバーすることが可能。脳血管疾患などは女性も罹患率が高く、くも膜下出血は男性の約2倍。
    2.乳がん(悪性新生物)で乳房摘出を行った場合の乳房再建手術について、乳房再建給付金100万円(日額×200倍)が受けられる。
    3.放射線治療給付金(1回につき5万円)がある。
    4.先進医療特約(2,000万円)が付加できる。
    5.悪性新生物など特定疾病保険料払込免除特約が付加できる。
    6.上記のような、女性が必要と思われる保障をカバーしているのに対し、比較的低廉な保険料水準。がん保険よりも医療保険重視だが、乳がんは心配という人向き。
    7.同社担当者によると「2015年11月の改定以降、50%超のお客様に本特約を付帯いただいており、ご好評を得ていると認識しています」とのこと。

保障の幅広さを評価しての1票。見たところ乳がんへの保障が手厚いので、乳がんが気になる女性は選択肢の一つにしていいでしょう。

特徴

  • 日帰り入院から保障
  • がん関連の保障が特に充実


主な保障内容

保障内容
主契約 ・入院給付金
・手術給付金
 (I型)入院:入院給付金日額×10  / 外来:入院給付金日額×5
 (II型)入院:入院給付金日額×10・20・40 /外来:入院給付金日額×5
・放射線治療:入院給付金日額×10
・骨髄移植手術:入院給付金日額×10
支払限度日数 60日、120日
通算限度日数 1,000日
保険料払込期間 60歳、終身
主な特約・特則 ・先進医療特約:通算2,000万円、先進医療一時金5万円 
・入院一時給付特約
・通院治療特約
・7大生活習慣病入院特約
・がん入院特約 
・抗がん剤(腫瘍用薬)治療特約
・がん診断特約 
・無事故割引特則
・3大疾病保障特約
・3大疾病保険料払込免除特約
・3大疾病入院無制限給付特則
・7大生活習慣病入院無制限給付特則
保険料例
30歳 2,140円
40歳 2,590円
50歳 3,400円
試算条件:入院給付金日額5,000円、手術II型、入院限度日数60日、先進医療特約、女性疾病入院特約、3大疾病入院数無制限特則、終身払 

FPの見解

  • 女性特有の病気はもちろん他の保障も厚い

    女性は結婚や出産で生活環境や働き方が変わる可能性が高いため、保険に入るなら死亡保障より医療保障に重点を置くべき。入院や手術等での基本的な給付金の他、特約によって手厚い保障も付けられる選択肢があるとなお良い。

    女性向けの保険では、女性特有の病気の場合に入院給付金が上乗せされるものが多い。一般向け保険よりお得感があるのは確かだが、その他の病気にもきちんと対応できているかも見ておきたい。

    メディフィットA女性専用パックでは、女性特有の病気での入院で上乗せ給付がある他、3大疾病による入院では支払日数が無制限になるのが評価できる。がん診断特約、抗がん剤治療特約等を付帯すれば、がん保険としても十分に機能する。さらに7大疾病の特約を付ければ該当する場合の入院支払日数が無制限に拡大される。

    保険料も抑えられており、主契約の1入院あたりの支払限度日数は60日と120日から選択可能。手術給付金も、一律基本給付金の10倍のものか、手術内容に応じて10倍から40倍までの手厚い保障かを選択できる。また、先進医療特約では、給付金(技術料相当額)の他、先進医療一時給付金として5万円が支払われる点も評価できる。

女性疾病への保障度はもちろん、一般向けの保険としてきちんとしたものを選びましょう、というご意見です。確かに、ご覧のとおりの豊富な特約たちで、設計によっては盤石な保険ができあがりそう。特にがん保障は手厚く、3大疾病保険料払込免除特約の保障対象に上皮内がんも入っている点は特筆すべきでしょう。

特徴

  • 入院・通院の自己負担分が保障される
  • 高額療養費制度の払戻金を考慮した設計


主な保障内容

保障内容
主契約 ・入院療養給付金
・外来療養給付金
・がん治療給付金
先進医療給付金
支払限度額 各給付金の通算2,000万円まで
保険料払込期間 定期(10年間)
保険料例
30歳 2,207円
40歳 3,371円
50歳 4,790円
試算条件:入院療養給付金、外来療養給付金、がん治療給付金、先進医療給付金

FPの見解

  • 女性にも使い勝手のいい良心的な設計だと思う

    若い女性も気になるがん診断一時金が1年ごとに受けられ、医療費の自己負担分と先進医療まで、リーズナブルな保険料で備えられる医療保険なので評価した。
    特に女性は、出産に伴う療養や、子育て中の治療関係費の負担、30代40代でも罹患の可能性が比較的高い乳がんや子宮がんなどに備えたいという人は多い。

    通常の病気やケガで、健康保険適用の治療を受ける際は、高額療養費制度もあるので、ある程度の貯蓄があれば、大げさな保険は不要だろう。しかも一般的な医療保険に多い、入院日額による入院給付金やその日額の何倍かの手術給付金、更に病名による給付金は、実際の負担額とリンクせず、過不足が生じることも多い。

    そこで、病名問わず、入院とその前後の通院で実際に負担する治療費を補てんでき、更に、貯蓄でもカバーしきれない大きな負担として、健康保険適用外の先進医療保障や、1年経過ごとに受け取れるがん診断一時金がセットされた冒頭の商品はとても使い勝手がいいと思う。特にがん診断一時金は、2年ごとが条件のがん保険が多いなかで、非常に良心的に思える。

    人生設計や年齢に応じて必要な期間だけ保障を得ると思えば、10年更新型も納得できると思う。

定期型保険で唯一のランクイン。女性は出産や子育てなどで生活がガラリと変わることが男性以上にありますし、「その時々に応じて必要な保障を得るのがベスト」だとすると、確かに定期型の方が使いやすいかもしれません。この保険は入院日数に制限がなく、医療費の自己負担相当分として、1ヵ月に10万円を上限に保障されるというちょっと珍しいタイプ。10万円じゃ足りないのでは?と思いますが、高額療養費制度の払戻金が考慮された合理的な設計になっています。

3マニュライフ生命 こだわり医療保険v2(FP15人中1人が支持)

特徴

  • 健康な人は安くなる「リスク細分型」を導入


主な保障内容

保障内容
主契約 ・疾病入院給付金
・災害入院給付金
・手術入院給付金
支払限度日数 45日、60日、120日
通算限度日数 1,000日、1,095日
保険料払込期間 60歳、65歳、70歳、75歳、終身
主な特約・特則 ・先進医療医療特約:通算2,000万円、見舞給付金5万円
・入院見舞い給付金(日帰り入院対応)
・七大生活習慣病入院支払限度延長:+120日
・女性疾病入院給付金
・特定疾病保険料払込免除特則
保険料例(健康体)
30歳 2,006円(1,466円)
40歳 2,241円(1,701円)
50歳 3,246円(2,321円)
試算条件:入院給付金日額5,000円、入院限度日数60日、先進医療特約、終身払の場合

FPの見解

  • 見舞金と放射線治療の給付金がついてこの保険料は嬉しい

    女性の医療保険では「入院日数によらない一時金」「医療の専門家に相談できる窓口」「保険料」の3点を重視します。

    主に女性は家事や育児を担っており、入院すると家庭内への影響が出やすいです。保育料や家事代行サービス費用等にも使える「入院見舞給付金」は魅力的です。「先進医療見舞給付金」もあり、施設までの交通費や宿泊費も準備できます。

    女性はホルモンの影響で体の不調を感じやすく、また子や家族の健康に意識がいきやすい一面もあります。生理の様子がおかしい、夜中に子どもが高熱を出した、気になることや急いで相談したいことが出てきたとき、ティーペックによる「メディカルリリーフ」で専門家にいつでも相談できるのは安心です。

    これらを備え、手術給付金では傷跡が残りにくい放射線治療も対象としており、35歳女性で2,000円前後(健康体のスタンダードプラス料率)と割安です。

    特約に女性疾病入院給付金がありますが、女性特有の病気は治療費が高いとか入院日数が長い訳ではないので、当特約の付加は特にお勧めしません。

    これだけは言いたい

    当商品は非対面専用であり、取扱店舗が限定される点とスタンダードプラス料率を利用するには健康状態の条件が厳しい点は注意が必要です。

保障内容・医療サービス・保険料の3つが総合的に判断されたセレクト。こだわり医療保険V2は、健康体と認められれば保険料の大幅な割引がある点が特徴ですね(過去5年以内に入院・手術歴がないなど基準は厳しいですが……)。「女性特有の疾病だからといって治療費が高くなるわけではない」という指摘は事実として覚えておきたいところです。

3アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身医療」(FP15人中1人が支持)

特徴

  • ダイレクト保険ならではのお手頃な保険料
  • パソコン、スマートフォンから簡単に申し込める


主な保障内容

保障内容
主契約 ・入院給付金
・手術給付金
 (I型)入院している:入院給付金日額×10 / 手術のみ:入院給付金日額×5
 (II型)入院している:入院給付金日額×5
・死亡給付金:入院給付金日額×10
支払限度日数 60日
通算限度日数 1,095日
保険料払込期間 60歳、65歳、終身
主な特約・特則 ・女性疾病入院特約
・健康祝金特則
・先進医療医療特約:通算2,000万円、先進医療一時金10万円
・3大疾病保険料払込免除特約
・長期入院時一時金給付特約
・入院時一時金給付特約
保険料例
30歳 1,375円
40歳 1,735円
50歳 2,415円
試算条件:入院給付金日額5,000円、手術給付金I型、入院限度日数60日、先進医療特約、終身払の場合

FPの見解

  • 基本的には貯蓄で対応が賢明。強いて選ぶなら……

    健康保険には高額療養費制度があるので、医療費支出には上限があり、保険料を支払うよりも、貯蓄を増やすほうが安心です。ですから、「女性保険」も不要です。

    一方、高額療養費制度があっても、月10万円近く払うのが大変だと考え、もしもの時のために保険料を払い続ける方もいます。しかし、支払った保険料以上の給付金を受け取ることができる確率は非常に小さいのです。厚生労働省の患者調査(平成26年)によると、女性の1年あたりの入院率と1入院の平均日数は、以下のようになっています。

    年齢 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代 90代以降
    1年あたりの入院率 9.6% 11.7% 5.8% 7.6% 11.9% 21.3% 34.6% 47.5%
    1入院の平均日数 9.8日 11.1日 19.3日 25.0日 30.0日 37.3日 51.1日 84.3日

    ご存知のように、「入院給付金」は、入院しないと受け取ることができません。仮に、30歳で、入院給付金1日1万円、保険料月額1600円(1入院あたり60日)の相対的には安い「終身医療保険」に入ったとしても、給付金を受け取る期待値から考えると、払込み保険料累計を上回るのは90歳まで継続できた場合です(約62万円上回ります)。

    一方、保険に入らないで、その分、年間保険料分の19万2000円を、90歳までの60年間、2%で運用できるとすると、約2,190万円になります。経済合理性から考えると、終身医療保険に加入するよりも、保険料分を貯蓄・運用する方が賢明でしょう。

    以上を踏まえたうえで、あえて1つ選ぶとすれば、ネットだけで加入できるような、保険料が安い保険をおすすめします。年齢や保障期間によって一概には言えませんが、入院給付金1日5,000円とし、入院1日目から給付があるもので終身という条件でいうと、「アクサダイレクト生命の終身医療」を挙げます。

女性保険どころか医療保険の必要性も低いというご意見でした。「1.高額療養費制度など公的医療制度が充実している」「2.入院治療から通院や在宅医療にシフトしている」「3.しかし現行の医療保険は入院給付金主体に作られている」という点を踏まえ、それでも強いて選ぶなら……という見解ですので、1票というより0.5票のような感じでしょうか。

まとめ

会社名 商品名 票数 グラフ
メットライフ生命 終身医療保険フレキシィ 3
オリックス生命 新CURE Lady[キュア・レディ] 3
オリックス生命 新CURE[キュア] 2
三井住友海上あいおい生命 &LIFE 新医療保険A(エース)プラス 1
アクサダイレクト生命 「アクサダイレクトの終身医療」女性プラン 1
東京海上日勤あんしん生命 メディカルkit NEO 女性プラン 1
メディケア生命 メディフィットA 女性専用パック 1
ライフネット生命 定期療養保険 じぶんへの保険プラス
(がん・先進医療付き)
1
マニュライフ生命 こだわり医療保険v2 1
アクサダイレクト生命 「アクサダイレクトの終身医療」 1

女性保険につきまして、保険ソクラテスでは、どちらかと言えば「医療保険でカバーできる」という見解を持っているのですが、フレキシィと新キュア・レディが同率1位ということで、保険のプロたちの意見は見事に分かれましたね。

女性専用の保険やプランを推したFPは6名と、全体的には少数だったものの、「女性疾病特約は必要に応じて追加してみては(=なので追加できる商品が好ましい)」という意見もいくつか見られ、女性保険に対する知見が深まりました。

次回はもう少し人数を増やし、さらに幅広い意見を集めたいと思います。今回のアンケート調査が皆さん保険選びの参考になれば幸いです。

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プロFP15人が本音で評価 『2017年のおすすめ女性保険人気ランキング』
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