もくじ

  1. HOME
  2. おすすめの選び方
  3. 各補償内容の解説

「個人賠償責任」は、物損や傷害を起こした場合に役立つ補償

個人賠償責任(補償)保険は、偶然な事故により他人の生命または身体を害したり、他人の財物に損害を与え、法律上の損害賠償責任を負った場合に、その損害に対し保険金が支払われる保険のことです。

偶発的な物損や傷害時に役立つ補償

海外旅行中にうっかりトラブルに巻き込まれたとき、個人の賠償責任がどれだけ膨れ上がるかは想像できません。ホテルで物を壊してしまったり、その気がなくても他人を傷つけてしまう場合もあります。思いもよらない金額を請求されることになってしまっては、楽しいはずの旅も台無しです。

そんなトラブルをカバーしてくれるのが、個人賠償責任補償です。実際にあった過去の支払事例を見ながら、重要性を確認しましょう。

実際にあった個人賠償責任補償の支払例

過去にどんなトラブルの支払事例があったのか、下記にまとめてみました。

渡航先 事例 支払額 保険会社
アメリカ レンタルした自転車を盗まれてしまった 6万円 エイチ・エス
タイ レンタルWi-Fiルーターを誤って壊した 4万円 エイチ・エス
中国 ホテルのロビーの置物を割ってしまった 20万円 エイチ・エス
フランス スノーボードでインストラクターにケガをさせてしまった 1,200万円(後遺障害・慰謝料など含む) AIU

ドイツ バスタブのお湯をあふれさせ、バスルーム一帯を水浸しにしてしまった 63万8,000円 AIU

シンガポール レンタルした携帯電話を盗まれてしまった 1万5,000円 損保ジャパン
インドネシア 他の旅行客のパソコン、カメラを壊してしまった 10万円 損保ジャパン

意外に、高額請求より100万円以下の支払事例が多くみられました。そのなかには、旅行中にレンタルしたものに対する損害賠償も目立ちます。

損害保険の知識がある人なら、「あれ?レンタル品も補償されるの?」と疑問に思うかもしれません。ここが、海外旅行保険についている「個人賠償責任補償」の特徴といえます。旅行中に、正規の契約でレンタルしたものを誤って壊してしまったり、盗難に遭ったりして損害賠償責任を負った時は、海外旅行保険の個人賠償責任補償で補償が受けられるのです。

海外旅行保険以外の個人賠償責任補償(特約)は、海外でも役に立つのか

自動車保険や火災保険に、「個人賠償責任補償(特約)」や「日常生活賠償(特約)」という特約がついていることがあります。これらの特約は、レンタル品は補償対象外となっています(海外旅行保険の個人賠償責任補償だけが、レンタル品も補償しています)。

ほとんどの保険会社の個人賠償責任補償が「国内の事故のみ」を補償対象としていて、海外旅行中のトラブルは補償対象外になるので注意が必要です。ちなみに個人賠償責任補償は、家族のなかで誰かひとりでも契約していれば同居の親族が全員、補償されます。

クレジットカードに付帯している個人賠償責任補償は、海外で利用できるのか

クレジットカードにも個人賠償責任補償が付帯されているカードがあります。カードによって自動付帯の場合もあれば、特約として付帯させないと補償がつかないカードがあるので、自分の持っているカードがどちらなのかをまず確認しておきましょう。その上で、クレジットカードの個人賠償責任補償が海外での事故に使えるのか、海外でのレンタル品も補償対象になっているのかも確認しておく必要があります。

最近では年会費無料のクレジットカードにも海外旅行保険に特化したカードがあり、海外旅行時に役立つ「賠償責任補償」が付帯されているカードもあります。

個人賠償責任補償は手頃な価格で付帯できる

物を壊した程度で損害額が大きくないなら、保険をかけずに貯蓄で対応するという選択肢もありますが、他人にケガを負わせてしまったときには数千万円という損害賠償になるかもしれません。そのような状況で困らないためにも、個人賠償責任補償は加入しておきたい補償のひとつと言えるでしょう。

気になる個人賠償責任補償の保険料ですが、3泊4日のハワイ旅行をジェイアイのt@bihoで見積もってみると、わずか40円で付帯することができました。確かに高額な支払事例は少ないかもしれませんが、数十円から数百円の負担で済むのなら、楽しい旅行のためにつけておきたいものですね。

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