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脂質異常症(高脂血症)でも保険に入れるのか?

脂質異常症(高脂血症)になったことのある人が一般の保険に入るには?

コレステロール値がコントロールされていることが重要です。治療せずに放置している場合は「悪化している」とみなされます。

コレステロールには、善玉のHDLコレステロールと悪玉のLDLコレステロールがあります。脂質異常症とは、血中の悪玉LDLコレステロールや中性脂肪が過剰になっているか、または善玉HDLコレステロールが減っている状態のことをいいます。食事の欧米化や運動不足が原因となって患者数が増えています。

通常は自覚症状がなく、健康診断で指摘されることがほとんどです。数値が高いまま放置すれば動脈硬化を起こし、より重大な疾病を引き起こす恐れがあります。

告知の際のチェックポイント

脂質異常症の既往症のある人が、保険に加入する際に告知をする場合は以下を記入するとよいでしょう。

  1. 治療開始期ときっかけ
  2. 血液検査の結果(数値)
  3. 服薬中の薬の名前
  4. 合併症の有無

1.治療開始期ときっかけ

健康診断で指摘された場合は、いつ検診を受けて指摘され、いつ診療機関を受診し治療を開始したのかを記入してください。指摘されたとき(または治療開始期)の「LDLコレステロール」「HDLコレステロール」「中性脂肪」の数値を記載してください。

2.血液検査の結果(数値)

治療を受けていれば、定期的に血液検査を受けているはずです。直近の血液検査の結果の数値を検査日時と共に、正確に記載してください(検査結果そのものを提出すればなお可)。「LDLコレステロール」「HDLコレステロール」「中性脂肪」について報告が必要です。

指摘時よりも数値がよくなっており、食事療法や薬物療法を継続して、数値が安定していることがポイントです。

3.服薬中の薬の名前

服薬中の薬の名前をすべて記載してください。脂質異常症の場合、同時に中性脂肪や血糖値も高いこともあり、同時に治療をしていることがよくあるためです。食事療法のみの場合には、その旨記入してください。

4.合併症の有無

脂質異常症で治療している人は、高血圧や糖尿病等も同時に治療していることもあるため、ない場合には誤解のないように「合併症無し」と記載するとよいでしょう。

脂質異常症

残念ながら一般の保険に加入できない場合

これまで述べたポイントを踏まえても加入できない場合、次の手段として、「引受基準緩和型」または「緩和型」と呼ばれる保険の審査を受けてみるのも一手です。持病や病歴のある人でも加入できるよう、審査基準をやさしくした保険のことで、保険料は少し割高になりますが、それでも入りたいという人は意外に多いことから、保険会社が力を入れつつある分野の一つです。

特徴的なのは、この手の保険の審査基準が保険会社によってまちまちな点。A社ではダメだったものがB社では通ったり、逆にB社ではNGな症状がA社では問題視されていなかったり、各社でスタンスが異なります。つまり、「保険に入っておきたい」という目的を叶えるなら、数撃ちゃ当たる作戦が功を奏する可能性が高くなるということです。

具体的にどんな商品が販売されているのか、当サイトでタイプの違う商品をいくつかピックアップしてみましたので、参考になれば幸いです。あくまで要約ですので、詳細は資料請求するなどして確かめてください。

※詳細は必ず各社のホームページでご確認ください。

引受基準緩和型保険でも加入を断られた場合、最終手段として「無選択型」と呼ばれる告知なしの保険に頼るという手もありますが、当サイトではあまりお勧めしていません。「告知なし=誰でも加入できる」というだけあって、保障が限定的であったり、保険料がずば抜けて高かったりと、さほどメリットを見出だせないと考えているためです。

もちろん、保険は安心を買う商品でもありますから、真っ向から否定はしませんが、無選択型保険を選ぶ場合は、緩和型保険以上にその保障内容をきちんと理解したうえで加入するようにしましょう。

ところで:なぜ脂質異常症だと保険の加入が難しくなるのか?

脂質異常症は自覚症状がありません。よって、健康診断で指摘されても放置している場合があります。数値が高いのに、治療をせずに放置されている場合には保険の加入に厳しい条件がつくか、加入が難しいかもしれません。増えた脂質が血管の内壁に付着・蓄積していき、静かに動脈硬化が進行することで、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な疾病を引き起こすことがあるからです。

また、脂質異常症のほとんどの人が生活習慣を原因とするものですが、「家族性高コレステロール血症」の場合には注意が必要です。これは、生まれつき血液中の悪玉LDLコレステロールが異常に増えてしまう病気で、国の難病に指定されています。適切に治療がなされないと、幼い頃から動脈硬化が進行して、小児期に心筋梗塞などの命に関わる病気を発症することもあります。家族性高コレステロール血症の場合は、保険の加入が難しいでしょう。

(注)あくまで当サイトの考察であり、保険に加入できるかどうかの判断基準は保険会社により異なる点、ご留意ください。

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