もくじ

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  2. 傷病別・告知のポイント
  3. 傷病別・告知書の書き方を徹底解説

子宮内膜症でも保険に入れるの?

子宮内膜症になったことのある人が一般の保険に入るには?

悪性疾患でないことを証明することが重要です。

子宮内膜症は、子宮内膜に何かが起こるのではなく、本来子宮内腔にしか存在しないはずの子宮内膜や子宮内膜様の組織が、卵巣や腹壁など、子宮以外の様々な場所で子宮内膜が増殖する病気です。主な症状は、月経困難症、不正出血、骨盤痛等です。月経周期にあわせて子宮内膜以外の場所で、内膜が増殖したり剥がれ落ちたりして痛みや出血を起こします。不妊の原因のひとつともいわれます。

告知の際のチェックポイント

子宮内膜症の既往症のある人が、保険に加入する際に告知をする場合は以下を記入するとよいでしょう。

  1. 正式病名
  2. 治療方法
  3. 手術の有無(どのような手術を受けたか)
  4. 診療機関名

1.正式名称

子宮内膜症は卵巣、ダクラス窩、直腸、へそ、腟、外陰部、膀胱、腹壁など様々な場所に発生します。卵巣に発生した場合には「チョコレートのう腫」、子宮の筋層内に入りこんだ場合には「子宮腺筋症」といった診断名がつきます。横隔膜や胸膜に入り込んだ場合、肺気胸を起こすこともあります。発生した場所と正式病名を告知しましょう。

2.治療方法

主には、薬物治療(擬妊娠療法、擬閉経療法)と手術(腹腔鏡手術、開腹手術)、その併用があります。薬物治療では、関与するホルモンの分泌や働きを抑える治療をします。放射線・化学療法等をしている場合は悪性疾患の可能性も考えられるため、保険加入は難しくなります。

3.手術の有無と手術の内容

手術の有無と、手術を受けているのであれば手術の詳細を告知して下さい。卵巣や子宮を残し、病巣のみを摘出する保存手術(閉経まで間のある患者へ行いますが、再発の可能性は多くなります)や、卵巣や卵管を全て摘出する根治手術があります。

妊娠可能期あるいは閉経後と思われるような年齢で子宮や卵巣の全摘出術をしている場合や、入院期間が長期にわたる場合は悪性疾患の可能性も考えられるため、保険加入は難しくなります。

4.診療機関名

告知の際には、受診している医療機関名を告知しましょう。産婦人科か、がんセンターか、大学病院か医療センターか、保険会社は医療機関と病名との整合性を確認するためです。

子宮内膜症

残念ながら一般の保険に加入できない場合

これまで述べたポイントを踏まえても加入できない場合、次の手段として、「引受基準緩和型」または「緩和型」と呼ばれる保険の審査を受けてみるのも一手です。持病や病歴のある人でも加入できるよう、審査基準をやさしくした保険のことで、保険料は少し割高になりますが、それでも入りたいという人は意外に多いことから、保険会社が力を入れつつある分野の一つです。

特徴的なのは、この手の保険の審査基準が保険会社によってまちまちな点。A社ではダメだったものがB社では通ったり、逆にB社ではNGな症状がA社では問題視されていなかったり、各社でスタンスが異なります。つまり、「保険に入っておきたい」という目的を叶えるなら、数撃ちゃ当たる作戦が功を奏する可能性が高くなるということです。

具体的にどんな商品が販売されているのか、当サイトでタイプの違う商品をいくつかピックアップしてみましたので、参考になれば幸いです。あくまで要約ですので、詳細は資料請求するなどして確かめてください。

※詳細は必ず各社のホームページでご確認ください。

もちろん、これまで述べてきたように、子宮内膜症でも引き受けてくれる蓋然性は高いとは言えません。

そこで、引受基準緩和型保険でも加入を断られた場合、最終手段として「無選択型」と呼ばれる告知なしの保険に頼るという手もありますが、当サイトではあまりお勧めしていません。「告知なし=誰でも加入できる」というだけあって、保障が限定的であったり、保険料がずば抜けて高かったりと、さほどメリットを見出だせないと考えているためです。

もちろん、保険は安心を買う商品でもありますから、真っ向から否定はしませんが、無選択型保険を選ぶ場合は、緩和型保険以上にその保障内容をきちんと理解したうえで加入するようにしましょう。

ところで:なぜ子宮内膜症だと保険の加入が難しくなるのか?

子宮内膜症の殆どは良性ですが、転移や浸潤するなど悪性腫瘍のような性質を持つこともあります。子宮内膜増殖症や子宮内膜ポリープといった他の疾患との鑑別が重要となります。

また、子宮内膜(症)は治療をしていたとしても、閉経するまでは根治術以外は再発の可能性もあるので、死亡保険については問題がなくとも医療保険については一定期間の部位不担保等の条件付での引受となるでしょう。

(注)あくまで当サイトの考察であり、保険に加入できるかどうかの判断基準は保険会社により異なる点、ご留意ください。

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