もくじ

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  2. 傷病別・告知のポイント
  3. 傷病別・告知書の書き方を徹底解説

胆嚢ポリープでも保険に入ることができるのか?

胆嚢ポリープの人が一般の保険に入るには?

胆嚢がんを否定できることが重要です。

胆嚢ポリープとは、胆嚢の内腔へ突出した粘膜の隆起性病変の総称です。小さいうちは無症状ですが、できる場所や大きさによって腹痛や不快感などの症状が現れることもあります。ほとんどが、人間ドックなどの腹部超音波検査で発見されます。

胆嚢ポリープの種類には、下記があります。

  • コレステロールポリープ:胆汁の成分のコレステロールが胆嚢の内壁に沈着してできるもの。最も多く、がん化の心配は無い。
  • 過形成性ポリープ:胆嚢の上皮細胞が必要以上に増殖したもの
  • 炎症性ポリープ:胆嚢炎を繰り返すことで組織自体が隆起したもの
  • 胆嚢腺腫:乳頭状腺腫と管状腺腫があり、基本的には良性だが、一部がん化もある
  • 胆嚢がん:胆嚢の粘膜から発生する悪性腫瘍

告知の際のチェックポイント

胆嚢ポリープの既往症のある人が、保険に加入する際に告知をする場合は以下を記入するとよいでしょう。

  1. 胆嚢ポリープが発見された経緯
  2. 検査名
  3. 治療内容
  4. 医療機関名

1.胆嚢ポリープが発見された経緯

人間ドックで指摘され精密検査を受診したのか、何か症状があって受診したのか詳細を記載してください。

2.検査名

多くは、腹部超音波検査で発見されますが、胆嚢がんを疑って様々な検査をする場合もあります。受けた検査をすべて記載しましょう。

  • 超音波内視鏡検査(EUS)
  • 造影CT検査(造影剤を静脈注射して撮影する検査)
  • ERCP(内視鏡的逆行性胆道膵管造影)
  • MRCP検査(造影剤を使用せず胆嚢、胆管の状態をみるMRI)

などがあります。

3.治療内容

一般的には、5mm以下のポリープは1年ごと、5~10mmのポリープは6ケ月ごとに経過観察の対象となります。10mmを超えるものはがん化率が高くなるためEUS(超音波内視鏡)などで良性と診断できれば経過観察しますが、悪性が否定できない場合などは胆嚢摘出を行うこともあります。

胆嚢ポリープのがん化率は、サイズが大きくなると急激に増加します。それほど大きくなくても悪性の疑いのあるものは切除の対象となります。

手術を受けている場合には、手術名を記載してください。近年は腹腔鏡下での胆嚢摘出が可能となっています(腹腔鏡下胆嚢摘出術)。しかし、上腹部に手術の既往のある人や高度炎症がある場合は、がん化の可能性が高く、周囲への転移も疑われる場合などには、開腹手術の対象となることもあります。

4.医療機関名

近所の病院なのか、大学病院なのか、症状や診断の内容との整合性を見るためです。

胆嚢ポリープ

残念ながら一般の保険に加入できない場合

これまで述べたポイントを踏まえても加入できない場合、次の手段として、「引受基準緩和型」または「緩和型」と呼ばれる保険の審査を受けてみるのも一手です。持病や病歴のある人でも加入できるよう、審査基準をやさしくした保険のことで、保険料は少し割高になりますが、それでも入りたいという人は意外に多いことから、保険会社が力を入れつつある分野の一つです。

特徴的なのは、この手の保険の審査基準が保険会社によってまちまちな点。A社ではダメだったものがB社では通ったり、逆にB社ではNGな症状がA社では問題視されていなかったり、各社でスタンスが異なります。つまり、「保険に入っておきたい」という目的を叶えるなら、数撃ちゃ当たる作戦が功を奏する可能性が高くなるということです。

具体的にどんな商品が販売されているのか、当サイトでタイプの違う商品をいくつかピックアップしてみましたので、参考になれば幸いです。あくまで要約ですので、詳細は資料請求するなどして確かめてください。

※詳細は必ず各社のホームページでご確認ください。

引受基準緩和型保険でも加入を断られた場合、最終手段として「無選択型」と呼ばれる告知なしの保険に頼るという手もありますが、当サイトではあまりお勧めしていません。「告知なし=誰でも加入できる」というだけあって、保障が限定的であったり、保険料がずば抜けて高かったりと、さほどメリットを見出だせないと考えているためです。

もちろん、保険は安心を買う商品でもありますから、真っ向から否定はしませんが、無選択型保険を選ぶ場合は、緩和型保険以上にその保障内容をきちんと理解したうえで加入するようにしましょう。

ところで:なぜ胆嚢ポリープだと保険の加入が難しくなるのか?

胆嚢ポリープは、大きさも小さく症状もないものであれば、通常は即手術となりません。

よって胆嚢ポリープがあって一定の期間、経過観察中できちんと検診を受けているのであれば、がん化の危険性が少ないと判断でき、死亡生命保険については特に問題なく、また医療保険については、将来の手術の可能性も考えられるため、部位不担保等の条件付での加入となるでしょう。

しかし、手術を受けている場合には、胆嚢がんが疑われます。手術に至った経緯と、切除したポリープの大きさ、手術の術式、入院日数などを告知し、悪性が除外できれば保険の加入も可能です。保険会社から病理所見のある診断書等を提出することを求められる可能性が高いでしょう。入院期間が長かったり、特に理由もなく開腹手術を受けている場合、放射線治療を受けている場合には、保険の加入は難しいかもしれません。

(注)あくまで当サイトの考察であり、保険に加入できるかどうかの判断基準は保険会社により異なる点、ご留意ください。

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