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  2. 傷病別・告知のポイント
  3. 傷病別・告知書の書き方を徹底解説

緑内障でも保険に入ることができるのか?

緑内障になったことのある人が一般の保険に入るには?

眼科医の診断書を提出することが有効です。

緑内障は、糖尿病性網膜症や加齢黄斑変性症とならんで、日本における中途失明の原因となる疾患のひとつです。緑内障は、一般に、眼圧が高くなった結果、視神経が損傷され生じると考えられていますが、実は眼圧が正常でも発症する正常眼圧緑内障が全体の6割を占めています。緑内障は、症状が進むと、視野欠損を起こし、失明に至ります。

ここでは、告知された内容を保険会社がどう見るか?という視点から、告知のポイントを考えてみましょう。

告知の際のチェックポイント

緑内障(高眼圧症のある)の既往症のある人が、保険に加入する際に告知をする場合は以下を記入するとよいでしょう。

  1. 治療開始期と治療のきっかけ
  2. 正式な診断名
  3. 現在の視力・眼圧・眼底検査所見・視野障害の有無
  4. 点眼薬の薬剤名
  5. 手術の有無(手術名)

上記内容を含む眼科専門医の診断書があるとさらに良いでしょう。

1.治療開始期と治療のきっかけ

緑内障は、早期発見と継続治療が大事です。唯一の治療法は、早期発見、定期的な治療により眼圧を下げて進行を止める、あるいは遅らせることです。進行してしまう前に治療が開始されていることが重要です。

人間ドックで高眼圧を指摘された、緑内障発作が起きた、等治療開始のきっかけと時期を記載してください。診断名と現在の進行度合いとの整合性も確認します。

2.正式な診断名

緑内障には、先天異常によるもの、老化によるもの、他の病気が原因で起こるものなどがありますが、大きくわけて開放隅角緑内障(水の出口が広くてもなる緑内障)と閉塞隅角緑内障(水の出口が狭いためになる緑内障。高眼圧)があります。

正常眼圧緑内障は開放隅角緑内障のひとつで、視神経が老化などによって弱くなり、正常眼圧にも耐えられなくなって徐々に失われていく緑内障です。

閉塞隅角緑内障には急性型と慢性型がありますが、急性の緑内障では眼圧が正常の3倍から5倍にも上昇し、多くの場合、激しい頭痛や吐き気といった症状(発作)が出て医療機関緊急受診となります。

3.現在の視力・眼圧・眼底検査所見・視野障害の有無

どの程度の視力があるのか、眼圧はいくらか、眼底検査の所見、視野の欠損がどの程度あるのか現在の状態を詳細に告知する必要があります。より詳細に記載することが、きちんと治療を続けている証明にもなります。

4.点眼薬の薬剤名

緑内障は基本的には薬剤治療が中心です。処方されている薬剤名をすべて記載しましょう。そのときに、薬剤名(点眼or服薬)といったように、詳細まで記載しましょう。服薬している薬剤があれば、ほかの病気であっても記載しましょう。緑内障の原因である疾患が、服薬中の薬剤名で判明する場合もあるからです。

5.手術の有無(手術名)

大きな視野欠損があり、早急に眼圧を下げる必要がある場合や、点眼薬治療による効果がなく症状が進行するような場合には手術治療が適用となります。緑内障は、片眼の手術後に、もう片方の眼に発症することがあり、適切な治療がされなければ視神経萎縮を起こし失明に至ることもあります。

手術には、レーザー線維柱帯形成術、レーザー虹彩切開術、線維柱帯切除術(濾過手術)などがあります。レーザーは、告知の手術「はい」に該当します。

緑内障

残念ながら一般の保険に加入できない場合

これまで述べたポイントを踏まえても加入できない場合、次の手段として、「引受基準緩和型」または「緩和型」と呼ばれる保険の審査を受けてみるのも一手です。持病や病歴のある人でも加入できるよう、審査基準をやさしくした保険のことで、保険料は少し割高になりますが、それでも入りたいという人は意外に多いことから、保険会社が力を入れつつある分野の一つです。

特徴的なのは、この手の保険の審査基準が保険会社によってまちまちな点。A社ではダメだったものがB社では通ったり、逆にB社ではNGな症状がA社では問題視されていなかったり、各社でスタンスが異なります。つまり、「保険に入っておきたい」という目的を叶えるなら、数撃ちゃ当たる作戦が功を奏する可能性が高くなるということです。

具体的にどんな商品が販売されているのか、当サイトでタイプの違う商品をいくつかピックアップしてみましたので、参考になれば幸いです。あくまで要約ですので、詳細は資料請求するなどして確かめてください。

※詳細は必ず各社のホームページでご確認ください。

もちろん、これまで述べてきたように、緑内障でも引き受けてくれる可能性は高いとは言えません。

そこで、引受基準緩和型保険でも加入を断られた場合、最終手段として「無選択型」と呼ばれる告知なしの保険に頼るという手もありますが、当サイトではあまりお勧めしていません。「告知なし=誰でも加入できる」というだけあって、保障が限定的であったり、保険料がずば抜けて高かったりと、さほどメリットを見出だせないと考えているためです。

保険は安心を買う商品でもありますから、真っ向から否定はしませんが、無選択型保険を選ぶ場合は、緩和型保険以上にその保障内容をきちんと理解したうえで加入するようにしましょう。

商品の見極めが難しいという場合は、持病や既往歴の保険に詳しい専門家に相談するのも◎です。自分であれこれ悩むよりもプロに聞いた方が早く解決することも多いでしょうから、第三者の意見を取り入れる意味でも一度頼ってみるのもいいでしょう。

【関連】緩和型・無選択保険は最後の手段?健康告知に自信のない人は専門家に相談してみる

ところで:なぜ緑内障だと保険の加入が難しくなるのか?

緑内障は、急性の場合でない限り自覚症状もなく、視野欠損にも気づきづらいため、きちんと医療機関で検査を受け、診断され、継続治療を行っていることが重要です。

緑内障は、進行すると失明する危険があり、一度視力を失うと回復不能となります。生命保険では、失明は高度障害の対象となり、死亡保険金額と同等の「高度障害保険金」請求の対象となる保険が多いため、加入の際は非常に厳しく審査されます。加入の際に、「特定障害(視力)が不担保されることを条件」としての加入となる可能性があります。

(注)あくまで当サイトの考察であり、保険に加入できるかどうかの判断基準は保険会社により異なる点、ご留意ください。

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