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  2. 傷病別・告知のポイント
  3. 傷病別・告知書の書き方を徹底解説

メニエール病でも保険に入ることができるのか?

メニエール病になったことのある人が一般の保険に入るには?

症状の告知だけでなく、正式に診断されていることが重要です。

メニエール病は、繰り返すめまいを主な症状とし、耳鳴りや難聴などを伴う疾患です。

メニエール病の原因は、内耳が内リンパ水腫(水ぶくれの状態)を起こすことによります。なぜ内リンパ水腫が起きるのかは不明ですが、ストレス・睡眠不足・疲労・気圧の変化・几帳面な性格などがあると考えられています。

告知の際のチェックポイント

メニエール病の既往症のある人が、保険に加入する際に告知をする場合は以下を記入するとよいでしょう。

  1. 診断日と治療期間
  2. 治療内容
  3. 服薬した薬剤名
  4. 聴力障害の有無と現在の聴力
  5. 医療機関名

1.診断日と治療期間

難聴、耳鳴、耳閉塞感などの聴覚症状を伴うめまい発作を「反復する」のが、メニエール病の特徴です。いつ、どのような症状が出て受診し、メニエール病と診断されたのか記載してください。また、治療期間を記載してください。1回のみの症状での受診で診断されている場合には他の疾患が疑われます。

2.治療内容

主な治療は薬物療法で、めまいを軽くする抗めまい薬や、内リンパ水腫を軽減する薬が使用されます。めまいが頻繁に起きて日常生活に支障がある場合や、難聴の進行が早い場合等には外科的手術が行われることもあります。

保存的治療法としては、ストレス軽減、過労防止、適度な運動などの生活指導、薬物療法として浸透圧利尿薬、内耳循環薬、抗不安薬などが併用されることが多いです。手術をした場合には、手術名(内リンパ嚢開放術、選択的前庭機能破壊術など)を、入院日数を含め詳細を記載してください。

3.服薬した薬剤名

めまい発作がおこっている急性期には、抗めまい、鎮吐、鎮静が基本です。めまいなどの症状が強い場合には、安静にして点滴を、悪心や嘔吐に対しては鎮吐薬を、めまいによる不安が強い場合には精神安定剤が投与されます。めまいに難聴が伴っている場合には、副腎皮質ステロイドや浸透圧利尿薬などが適宜投与されます。また、内耳の活動を正常化させるために、ビタミン剤、末梢血流改善薬などが投与されます。服薬した薬剤名をすべて記載してください。

4.聴力障害の有無と現在の聴力

聴力障害の有無と、現在の聴力を記載してください。聴力障害の程度によっては、聴力についての特別条件付での保険加入となる場合があります。

5.医療機関名

近所の耳鼻咽喉科なのか、大学病院なのか、症状や診断の内容との整合性を見るためです。

メニエール

残念ながら一般の保険に加入できない場合

これまで述べたポイントを踏まえても加入できない場合、次の手段として、「引受基準緩和型」または「緩和型」と呼ばれる保険の審査を受けてみるのも一手です。持病や病歴のある人でも加入できるよう、審査基準をやさしくした保険のことで、保険料は少し割高になりますが、それでも入りたいという人は意外に多いことから、保険会社が力を入れつつある分野の一つです。

特徴的なのは、この手の保険の審査基準が保険会社によってまちまちな点。A社ではダメだったものがB社では通ったり、逆にB社ではNGな症状がA社では問題視されていなかったり、各社でスタンスが異なります。つまり、「保険に入っておきたい」という目的を叶えるなら、数撃ちゃ当たる作戦が功を奏する可能性が高くなるということです。

具体的にどんな商品が販売されているのか、当サイトでタイプの違う商品をいくつかピックアップしてみましたので、参考になれば幸いです。あくまで要約ですので、詳細は資料請求するなどして確かめてください。

※詳細は必ず各社のホームページでご確認ください。

引受基準緩和型保険でも加入を断られた場合、最終手段として「無選択型」と呼ばれる告知なしの保険に頼るという手もありますが、当サイトではあまりお勧めしていません。「告知なし=誰でも加入できる」というだけあって、保障が限定的であったり、保険料がずば抜けて高かったりと、さほどメリットを見出だせないと考えているためです。

もちろん、保険は安心を買う商品でもありますから、真っ向から否定はしませんが、無選択型保険を選ぶ場合は、緩和型保険以上にその保障内容をきちんと理解したうえで加入するようにしましょう。

ところで:なぜメニエール病だと保険の加入が難しくなるのか?

めまいは、多くの重篤な疾患に現れる症状です。また、メニエール病と類似の症状が出る疾患に、外リンパ瘻、内耳梅毒、聴神経腫瘍、小脳・脳幹を中心とした中枢性疾患など原因既知の疾患などがあり、鑑別する必要があります。

メニエール病は、問診により典型的な症状を認めることで診断ができますが、経過や病状を見るために様々な検査をしていきます。

回復して間もない場合や、告知内容に整合性が見られない場合等は、ほかの重篤な疾患の可能性も否定できないため、保険の加入が難しい場合もあります。

(注)あくまで当サイトの考察であり、保険に加入できるかどうかの判断基準は保険会社により異なる点、ご留意ください。

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