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吹田朝子について

保険ジャーナルの記事を担当させていただきます、吹田朝子です。 1989年に大学卒業後、保険会社の調査研究・企画・主計部を経て、1994年より自分のライフプランの変化に合わせて独立し、以来、金融商品は売らずに人生における「お金との美しい付き合い方」を目指して活動しています。
保険ソクラテスさんとは、「保障に対するオリジナルの意見を尊重し、バイアスかけずにオープンにしていくことで、読者の皆さんがそれぞれの想いで選択できるように応援したい」というビジョンに共感し、今回、隔週でニュースを読み解く一コマを担当することになりました。 どうぞよろしくお願いします。

HP:一般社団法人円流塾STコンサルティング有限会社

2015生保決算とマイナス金利・Brexitの影響

2016生保決算比較表

2016年3月期決算の生保会社の状況を見ると、決算説明資料の構成や打ち出し方などで、各社の注目点や方向性が様々になってきているのを感じました。 

1996年頃までの護送船団方式による金融当局の監督と、各社も横並び体質で進んできた時代、また、契約者を会社の構成員とする相互会社形態が多かった時代から、株主のいる株式会社形態へと形態の多様化へ、そして、やっと、経営指標についても、従来のように売上高に相当する保険料等収入の競争から、その他の効率などの指標を前面に出すなど、大きく変化していきているようです。

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人工知能(AI)の導入でどう変わる? 保険の支払い査定やコールセンター対応

By: Gildardo Sánchez

最近、金融機関が相次いで人工知能(AI:Artificial Intelligence)の導入を発表しています。従来よりシェア争いが激しい保険業界では、保険料や付帯サービス、そして「FinTec」の競争が浮上してきています。

FinTecとは、Finance(ファイナンス)Technology(テクノロジー)が組み合わせられた造語で、最近のマイナス金利などで向かい風の金融機関にとって、新しいサービスで変革できる大きな鍵となっています。

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診療報酬改定で在宅医療重視へ。民間の医療保険はどれだけ応えられる?

By: Dick Thomas Johnson

最近、独立開業している医師と話す機会が増え、診療報酬の改定が私たちの受けられる医療に与える影響が非常に大きいということを感じています。

診療報酬とは、患者が保険証を提示して医師などから受ける医療行為に対して、公的保険制度から医療機関に支払われる報酬のことです。それぞれの医療行為に点数が決められているので(1点10円換算)、これが改定されることは、医療機関の経営にも大きなインパクトが生じます。

先日、2016年度の診療報酬改定案が発表されましたが、今後の医療はどう変わっていくのでしょうか?また、今まで加入してきた民間の保険会社の医療保険は、その変化に対応できるのでしょうか?

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損保の大型M&A、生保との戦略の違いと仕掛け人の存在

大手損保のグループの海外戦略や決算状況

損保大手グループでも、海外の大型M&Aのラッシュが始まっています。ちまたでは、その買収がお買い得なのかどうか、様々な憶測が行き交っているようです。
しかし、お買い得かどうかの判断は長期戦ですし、その前に大事なことがあるような気がしてなりません。また、同じ保険業界でも、損保のM&Aは、生保とも違う意味合いがあるようです。

今回は、損保の特徴を踏まえて、その意図・効果などを孫子の兵法「五事」の視点で整理してみました。

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国内生保の再編の兆し?!日本生命の三井生命の買収で業界や経営効率はどうなる?

By: VFS Digital Design

日本の保険会社の海外保険事業の買収が続いたかと思ったら、とうとうガリバーの日本生命が動きました。しかも、その買収対象は海外ではなく、国内で中堅だが、歴史のある三井生命。

実は、筆者が平成元年に新卒で総合職として入社したのが三井生命であり、当時5年間、お世話になった方が社長はじめ役員として名を連ねています。この買収の生保業界への影響や、両社の相乗効果、私たち契約者への影響やこれからの期待について以下、整理してみました。

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