小泉進次郎氏の「子ども保険」は真に公平な社会保障制度となりうるか?

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2017年3月に小泉進次郎氏を中心とする「2020年以降の経済財政構想小委員会」が、「子ども保険」~世代間公平のための新たなフレームワークの構築~を提言しました。 

子ども保険の提言は「子どもが必要な保育・教育等を受けられないリスク」を社会全体で支えるしくみで、年金・医療・介護に続く「全世代型社会保障」の第一歩と位置づけられる。高齢者向けの社会保険給付が急増する中で、一般会計の中で若者や現役世代に対する予算を大幅に増やすことはむずかしい。「全世代型社会保障」を実現するためにも、世代間公平のための新たなフレームワークが必要。

「子ども保険」が新たな社会保障制度として「子どもが必要な保育・教育等を受けられないリスク」を解消し、「世代間公平性」を保つ新たなフレームワークとなるか、私見ではありますが考えてみたいと思います。

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どうすれば「民間介護保険」の加入率はアップするのか?

*出所:朝日生命「「要介護認定後の暮らし」と「民間介護保険に対する意識」に関する実態調査」(平成25年8月)

今年4月の標準利率の引下げなど保険セールスの環境が厳しくなるなか、従来の一律的な保障性商品では顧客のニーズに応えられないとして、昨年から不妊治療保険の解禁や就業不能保険、認知症保険などニューリスクに対応した保険商品の販売ラッシュが続いています。

とりわけ、医療分野など第三分野商品へのシフト化は特徴的な動きで、さらに今回、介護分野の新商品が登場しました。

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日本初の「クラウドファンディング保険」でカバーするものは!?

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世界中で注目されているクラウドファンディングに対し、日本で初の「クラウドファンディング保険」が誕生しておりますが、なぜ保険が必要なのでしょうか? 知っているようで熟知されていないクラウドファンディングのしくみを整理し、保険が誕生した経緯や保険の概要について見てみましょう。

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「フリーランス失業保険」が2018年度にスタートするって本当?

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政府がフリーランスの失業や出産の際の所得補償となる団体保険の創設を提言したとの報道がありました。政府が進める「働き方改革」とも相まって、今後増える可能性のあるフリーランサーを支援する目的のようですが、保険として「本当にできるの?」と疑問が残ります。

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続々登場する家計簿アプリ、タイプ別・目的別の選び方を徹底整理

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進学や就職、勤務先の異動や引越シーズンとなる年度の変わり目。お金についても、これからしっかりと管理してみよう!と思う方も多いのではないでしょうか? 私事ですが、ちょうど、娘も4月から新社会人で、家計簿アプリに興味を示していました。しかし同時に、使いこなせるかどうかや、セキュリティの安全性についての不安はあるようです。

年代、生活スタイル、そして「お金をどのように管理したいか?」という目的によっても家計簿アプリの選び方や活用術は変わってきますし、センシティブな情報なだけに、セキュリティについて気になるのも当然でしょう。

セキュリティに関しては、金融庁が家計簿アプリなどの業者を登録制にするというニュースもありました。そういったことを含めて、先日、家計簿アプリを開発して提供している『スマートアイデア株式会社』主催「FPのためのFintech勉強会」に参加させていただいたので、以下、家計簿(PFM)アプリの全体像やその使い分け、セキュリティも含めた展開について整理してみました。

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自動運転技術が変える自動車保険の未来

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 損害保険ジャパン日本興亜株式会社(損害保険ジャパン)は、2017年2月27日、自動車保険において「被害者救済費用特約」を新設し、2017年7月から提供を開始する、と発表しました。

 これは、自動車の自動運転技術やコネクテッドカー(インターネット回線と接続し、ICT端末としての機能を有する自動車)の普及に対応するため、自動車保険の商品改定を行ったものです。この特約については、東京海上日動火災保険株式会社が同種の補償を行うことを先駆けて発表しており、2017年4月からサービスを開始します。

 このような自動車に関する技術の進歩に対応して、新しいタイプの自動車保険が登場してきました。

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