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【速度とエリア】格安SIMは地方でもつながる?通信速度は安定している?

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いくら料金が安くても、ネットにつながらない、遅くてイライラなら使いたくありません。格安SIMを検討している人が最も気になるのは、電波のつながりやすさ通信速度ではないでしょうか?
ちゃんと通信できて問題なく使えるのか、ここでは格安SIMの通信品質について説明します。

電波のつながりやすさ

結論から言うと、キャリアに比べて電波がつながりにくい、とか、MVNOによってつながりやすさが違う、なんていうことはありません。
格安SIMの通信エリアは、MVNOが借りているキャリアの通信回線のエリアと同じです。

あと、スマホの通信方式によって、電波をキャッチしにくいこともあります。

通信エリア

MVNOは、ドコモやauなどの大手キャリアから回線を借りて、通信サービスを行っています。NTTドコモ回線を使うMVNOであれば、ドコモのエリア全域が通信エリアとなりデータ通信が可能です。au回線を使うMVNOであれば、auのエリアすべてで通信できます。

従って、同じ場所で「ドコモ系のA社はつながるのに、同じドコモ系のB社はつながらない」ということはありません。ドコモやauの通信エリアであれば、山奥でも海の近くでも圏外になることはなく、アウトドア派でも格安SIMはちゃんと使えます。

田舎よりもむしろ、都心部の駅構内や集中的に人が集まる場所など、回線が混雑しやすいエリアの方が、時間帯によってはつながりにくいことが多いと言えます。

【マメ知識】ドコモ回線とau回線の違い

基本的に、音声電話とSMS(ショートメールサービス)機能は3G回線を使い、データ通信を行う際はLTE(4G)回線が使われますが、ドコモ回線はLTEがつながらないエリアでは、3G回線を使ったデータ通信(FOMAプラスエリア)が可能で、格安SIMも同様に「LTE回線+3G回線」の広い通信エリアで使えます。3G回線でデータ通信ができることで、手持ちのドコモスマホがLTE非対応の古いモデルであっても使うことができます。
一方、au回線を使う格安SIMの場合、3G回線は音声通話とSMSのみとなります。データ通信ができるのはLTEのエリアだけとなり、手持ちのauスマホがLTE非対応だと、データ通信することはできません。au系MVNOでiPhone4以前のモデルが使えないのはこのためです。

端末の通信方式

通信回線は1つの電波ではなく、バンドと呼ばれるいくつかの周波数帯を使い分けてデータ通信が行わます。
使うバンドは通信会社によって異なり、ドコモとauのLTE回線のバンドはこのようになります。

NTTドコモのLTE回線 band1、band3、band19、band21、band28
auのLTE回線 band1、band11、band18、band28、band41

自分のスマホが、バンドに対応する通信方式でないと、電波を上手くキャッチすることはできません。

それぞれのバンドには異なる特徴があり、band1が届かない場所では他のバンドを使うというように、電波を使い分けることで広いエリアでの通信を可能にしています。
ですので、より多くのバンドに対応できるスマホほど電波がつながりやすく、対応バンドが少ないスマホほどつながりにくいことになります。

キャリアで販売されているスマホは、自社の通信サービスに合わせて開発されており、主要バンドはほぼカバーしていますが、古いモデルや他キャリアのスマホをSIMロック解除した場合だと対応バンドが少なく、エリアによってはつながりにくいこともあります。

【マメ知識】LTEバンドの特徴

band1は全国に基地局があり、どのキャリアも使っている最もメジャーなバンドです。直進性が強く、高速通信が可能ですが、障害物に弱いといった弱点があります。一方、band19、band18は速さよりも、障害物を回り込んで広いエリアに電波を送るのが得意で、band1が届きにくいエリアをカバーします。建物内や地下、山岳部でも、電波が届きやすくなります。

地域別では、ドコモ回線のband3は東京・名古屋・大阪など都心で、band21は北海道、東北、四国、北陸など地方都市で広く使われています。機種変更するときは、在住エリアに適した端末かチェックしてみてください。

格安SIMの通信速度

キャリアに比べてどうか? どこのMVNOが速いのか?
そもそも、本当に必要な通信速度はどれぐらいあれば十分か?

気になる格安SIMの速度について説明します。

通信速度(キャリアとの違い)

通信速度はデータを転送する速さのことで、Mbpsやkbpsといった単位で表します。通信速度の理論値(最も条件が整った時に出せる最高スピード)は、キャリアもキャリアから回線を借りているMVNOも同じですが、実際に出る速度はキャリアの方が上です。
キャリアなら安定して10~20Mbpsの速度で使えますが、格安SIMだと2~6Mbpsほどです。

数値だけ見ると、キャリアが圧倒的に速いですが、実際スマホのようなモバイル端末で大容量データを読み込むことはほとんどありません。体感速度は人によって違いますが、2MbpsあればWEBページの閲覧はストレスなくでき、3MbpsあればYouTubeの視聴やアプリのダウンロードはほぼ問題なくできます。

そもそも、スマホのデータ通信に10Mbps以上の高速通信は必要なく、ある程度の速度が出れば問題なくスマホが使えます。スマホユーザーのほとんどが、格安SIMの速度で十分使えます。

ただ、格安SIM各社の通信速度は、MVNOが借りている回線設備の規模回線の提供元(MVNE)によって違いがあることに注意してください。

通信速度(MVNO各社の違い)

回線設備の規模による速度の違い

利用者が多くても、MVNOが借りている回線の帯域に余裕があれば、速度低下は起こりにくくなります。バスで例えると、スペースにゆとりのあるバスは通信速度が速いですが、混雑しているバスだと通信速度が遅くなります。

利用者数が同じなら、大きなバスの方がスペースに余裕がある
bus01
bus02
バスの大きさが同じなら、利用者数が少ない方がスペースに余裕がある
bus01
bus03

利用者の増加に伴い、回線の帯域を増やして通信設備の増強を行っているMVNOは、利用者が集中するエリアや時間帯でも速度は安定しています。一方、設備投資が間に合っていないMVNOだと、利用者の数に対して使える回線に余裕がないため、速度低下が頻繁に起こります。

MVNOによる速度の違いは、設備投資にお金をかけているかどうか、企業努力の差と言えます。

MVNEによる速度の違い

MVNOはドコモやauから直接、回線を借りるのではなく、MVNE(仮想移動体サービス提供者)という、いわば回線の卸し業者を仲介して回線が割り当てられています。

MVNEは回線の整備のほか、キャリアとの交渉やコンテンツの提供、コンサルティング業務など、様々な支援を行っています。通信設備やノウハウのない異業種の企業が、MVNO事業に新規参入できるのは、MVNEのサポートがあるおかげと言えます。

格安SIMのサービスの質や通信速度の安定性は、MVNOが支援を受けているMVNEによって違ってきます。言ってしまえば、MVNEが優良ならMVNOも優良というわけです。

MVNE自体は支援業者という位置づけなので、直接通信サービスを提供することはありませんが、ほとんどのMVNEが独自のブランドを立ち上げ、自らもMVNO業務を行っています。回線の卸しと販売を同時にやっていることで、他社よりも有利なことは言うまでもありません。

格安SIMをどこで申し込むか決める際、MVNEがどこかも参考にしてみてください。

MVNE MVNE兼MVNO MVNO
OCN
(NTTコミュニケーションズ)
OCN モバイル ONE NifMo
LINEモバイル
ぷららモバイルLTE
ASAHIネット LTE
IIJ
(インターネットイニシアティブ)
IIJmio DMM mobile
イオンモバイル
BB.excite モバイル LTE
hi-ho LTE typeD
wonderlink LTE
Freebit (フリービット) U-mobile
TONE(元freebit mobile)
DTI SIM
もしもシークス
FREETEL
(プラス・ワン・マーケティング)
FREETEL SIM
楽天コミュニケーションズ 楽天モバイル
b-mobile (日本通信) b-mobile
BIGLOBE BIGLOBE SIM
So-net(ソネット) So-net モバイル LTE
ケイ・オプティコム mineo
UQコミュニケーションズ(KDDI) UQ mobile

各社の速度が分かる「SIM速度 de 天気予報」

通信速度は時間帯や場所によって違ってくるし、実際に使い比べてみなければどこが速くてどこが遅いかなんて分からない、というのが正直なところです。
ですが、申込んでからのお楽しみでは困りますよね。

当サイトでは、誰でも測定できる速度計測ツールを設置して、MVNO業者ごとに時間帯・エリア別の実測データを収集し、通信速度の現状把握を試みています。格安SIMを利用している多くのサイトユーザーが、速度計測に協力してくださるおかげで、かなり有効なデータが蓄積されているので、是非参考にしてください。

SIM速度 de 天気予報

すでに格安SIMを利用している人は、こちらで速度計測ができますので試してみてください。

速度計測ツール

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