即日入金が可能なファクタリング業者10社を徹底比較【2024年最新】

ファクタリングは早期に資金調達できる点が魅力です。最近では審査にAIを導入することによって最短10分以内に入金まで完了するファクタリング業者も登場しています。

ただし、ファクタリング会社によっては、「最短即日」と公式サイトに記載されていても、具体的な入金までの時間の記載はなく、結果的に翌日以降の振込になってしまうケースがあります。

当サイトが実施したアンケートによると、ファクタリング会社から当日中に入金まで完了した方は22.1%。業者によって入金速度にかなり差があり、やはり業者選定は重要だとわかります。

そこで、この記事では、即日入金が可能なおすすめのファクタリング業者10社を厳選しました。

あわせて、即日対応のファクタリング会社を選ぶ際のポイントや、入金までの時間を少しでも短縮するコツも紹介しています。

アンケート概要

調査委託先Freeasy調査地域全国
調査日時2024年3月1日調査対象20代~60代の男女509名
調査概要3年以内にファクタリングサービスを利用した方に、申込みから入金までの期間を質問し、各社の実態を調査
目次

即日入金が可能なファクタリング業者10社を徹底比較

即日入金を謳うファクタリング業者は数多くありますが、選ぶ際に比較すべきポイントは以下の5つです。

  1. 最短入金スピード
  2. 即日入金の実行率
  3. 手数料率
  4. 債権譲渡登記の有無
  5. 契約方法

この中で特に重要となってくるのが1番目で、理想を言えば「最短3時間内の入金」を謳うファクタリング会社を選びたいところです。

ファクタリング会社の公式サイトに記載されている「最短入金時間」というのは文字通り、スムーズに手続きまで完了した場合の時間であって、追加書類の提出や混雑状況によってはそれ以上の時間がかかるケースもあるからです。

「即日対応」という言葉だけに惑わされず、最短入金スピードが少しでも早いファクタリング会社に申し込みましょう。

その他、「即日入金の実行率」や「債権譲渡登記の有無」、「契約方法」も即日対応においては重要な比較ポイントです。

当記事では、上記の5つの比較軸をもとに即日ファクタリング業者を10社厳選しました。

これらの業者なら、平日の午前中に申し込み、スムーズに手続きを完了させれば、即日での入金は十分可能です。

スクロールできます
サービス名入金速度即日入金の実行率※1手数料債権譲渡登記申込方法
QuQuMo(ククモ)最短2時間44.4%1%~14.8%不要オンライン完結
ビートレーディング最短2時間20.7%2社間:4%~12%応相談オンライン完結・来社・訪問
日本中小企業金融サポート機構最短3時間24.4%1.5%~10%応相談オンライン完結
アクセルファクター最短1時間25.0%2%~金額による原則不要オンライン完結・面談
ベストファクター最短1時間8.7%2%~20%応相談オンライン審査可、契約は要面談
PayToday(ペイトゥデイ)最短30分50.0%1%~9.5%不要オンライン完結
トップ・マネジメント最短1時間0.5%~12.5%応相談面談(出張可能)
labol(ラボル)最短1時間一律10%原則不要オンライン完結
ペイトナー最短10分一律10%不要オンライン完結
Oofa最短30分1%~不要オンライン完結
※1:当サイトのアンケート調査より(母数が10以下の業者は-で記載)

10社の中でも特におすすめなのは「QuQuMo」です。最短入金時間は2時間と業界最速とは言えませんが、「即日入金の実行率」が44.4%と他社と比較しても突出して高いです。さらに、翌日までの振込完了も含めると、72.2%の利用者が入金が実行されたと回答しています。

QuQuMoは最短2時間の即日入金に対応し審査通過率は98%

QuQuMoの公式サイト画像
スクロールできます
入金速度最短2時間
手数料1%~14.8%
審査通過率98%
契約方法オンライン完結型
対応ファクタリング2社間ファクタリング
必要書類身分証明書
請求書
通帳
利用可能額下限・上限なし
債権譲渡登記不要
対象事業者 個人事業主・法人
営業時間9:00~19:00 (休業曜日/土・日・祝日)

QuQuMoの最大の特徴は、最短でわずか2時間での入金に対応している点です。また、見積もりについては、たったの30分で完了するため、時間をかけずに資金調達をすることができます。

その速さの理由は、メールアドレスとパスワードで会員登録を行う、クラウドサインを導入することで、申し込みから入金までのプロセスをオンラインで手続きすることができるからです。

編集部が行った調査によると、QuQuMoに申し込んだ方の44.4%が即日での入金が実行されたと回答しました。

入金までの期間回答人数比率
即日(当日)2444.4%
翌日・1日後1527.8%
2日後23.7%
3日後611.1%
4~6日後47.4%
1週間後11.9%
2週間後01.9%
3週間後10.0%
1カ月後以上01.9%
回答数N=54

今回の調査では、ファクタリング会社の中で、QuQuMoが突出して高い即日入金の実行率となりました。QuQuMoは、審査通過率が98%と高く、柔軟でスムーズな審査をしていることが見て取れます。

手数料も1%からと業界最安。買取額に下限も上限もなく小口から大口まで幅広い資金調達ニーズに応えることが可能です。

ペイトナーは最短10分の業界最速入金スピード

ペイトナー公式サイト
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入金速度最短10分
手数料10%
審査通過率
契約方法オンライン完結型
対応ファクタリング2社間ファクタリング
必要書類身分証明書
請求書
実態確認書類
利用可能額1万円~100万円(初回25万円)
債権譲渡登記不要
対象事業者 個人事業主・法人
営業時間9:00~19:00 (休業曜日/土・日・祝日)

ペイトナーファクタリングは、AIによる審査システムを導入しているので、最短10分での審査・入金に対応しています。業界内でも最速の入金スピードを誇り、急ぎで資金が必要な事業者にとって非常に便利な選択肢となっています。

審査通過後に同時に入金となるので、待ち時間も発生しません。

最短10分で審査結果をメールでお返しします。入金も審査完了と同時に行われるため、待ち時間はありません。※営業時間内(平日10:00〜19:00)

https://paytner.co.jp/factoring/line5

また、提出書類が少なく、審査も比較的柔軟です。

利用手数料は一律10%と明瞭です。初期費用や月額費用など、追加の費用が発生しないため、ファクタリングサービスを初めて利用する事業者も安心して使用できるでしょう。

電話・メールでのやり取りが不要で、管理画面からの情報入力と請求書・本人確認書類のアップロードで申請が完了します。利用可能額が初回は25万円までな点には注意してください。

PayToday(ペイトゥデイ)はAI審査で振込まで最短30分

PayTodayの公式サイト画像
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入金速度最短30分
手数料1%~9.5%
審査通過率66.7%※
契約方法オンライン完結型
対応ファクタリング2社間
必要書類※1身分証明書
決算書(個人は確定申告書)
請求書
通帳
利用可能額10万円~上限なし
債権譲渡登記不要
対象事業者 個人事業主・法人
営業時間10:00~17:00 (休業曜日/土・日・祝日)
※アンケート調査によるもの ※1:法人と個人で多少異なる

PayToday(ペイトゥデイ)は、AI技術を使って迅速な審査をすることによって、最短30分というファクタリング業界で最速クラスの入金速度を提供しているファクタリングサービスです。

日本全国どこからでも申し込みができオンラインで完結できるので場所を選ばない点もポイントです。

編集部が行った調査によると、PayTodayに申し込んだ方の50.0%が即日での入金が実行されたと回答しました。

入金までの期間回答人数比率
即日(当日)550.0%
翌日・1日後00.0%
2日後110.0%
3日後00.0%
4~6日後220.0%
1週間後220.0%
2週間後00.0%
3週間後00.0%
1カ月後以上00.0%
回答数N=10

母数はやや少ないですが、今回比較したファクタリング会社の中では即日入金の実行率が最も高いという結果になり、スピーディーな資金調達ができていることがわかります。

また、買取手数料も1%~9.5%とこちらも業界ではトップクラスの低さで上限を設定しているので、安心して利用することができます。透明性も高く他に利用者は手数料のみ支払うので、余計な費用の心配もいりません。

小規模な売掛債権を手早く現金化したい方におすすめです。

ビートレーディングは必要書類が少なく最短30分で審査が完了する

スクロールできます
入金速度最短2時間
手数料2%~12%
審査通過率98%
契約方法オンライン完結型
対応ファクタリング2社間/3社間
必要書類売掛債権に関する資料(請求書など)
通帳(表紙付き2ヶ月分)
利用可能額下限・上限なし
債権譲渡登記応相談
対象事業者 個人事業主・法人
営業時間9:30~19:00 (休業曜日/土・日・祝日)

ビートレーディングは申し込みから最短2時間で入金まで完了するサービスが特徴です。審査は2点の提出書類が揃っていれば最短で30分で完了します。「得意先から急な大口受注があり材料費の調達が間に合わない」などといった悩みにもしっかり対応してくれます。

ファクタリング業界において豊富な実績を持つ信頼できる会社です。必要書類の準備も少なく、納品が6ヶ月先までの売掛債権も買い取ってくれるのも大きなポイントです。

編集部が行った調査によると、ビートレーディングに申し込んだ方の20.7%が即日での入金が実行されたと回答しました。

入金までの期間回答人数比率
即日(当日)1220.7%
翌日・1日後1729.3%
2日後915.5%
3日後46.9%
4~6日後1322.4%
1週間後35.2%
2週間後00.0%
3週間後00.0%
1カ月後以上00.0%
回答数N=58

今回、比較したファクタリング会社の中では、即日入金実行率は平均的な数値ですが、翌日までも含めると約50%が入金完了しており、スピード対応に力を入れていることがわかります。

オンライン上で全て手続きが可能です。ただし、初回契約時には対面が必要なので注意が必要です。東京、仙台、大阪、福岡に拠点を持っており、事務所に直接訪れて契約したり、ビートレーディングの社員に出張してもらって書面契約することもできます。

日本中小企業金融サポート機構は中小企業庁認定のファクタリング業者

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入金速度最短3時間
手数料1.5%~10%
審査通過率95%
契約方法オンライン完結型
対応ファクタリング2社間/3社間
必要書類身分証明書
請求書
通帳
利用可能額下限・上限なし
債権譲渡登記応相談
対象事業者 個人事業主・法人
営業時間9:30~19:00 (休業曜日/土・日・祝日)

日本中小企業金融サポート機構は、中小企業庁によって認定された経営革新等支援機関であり、その信用度は国に認められています。

日本中小企業金融サポート機構の特徴は、その透明性の高い経営と、職員の豊富な専門知識です。郵送やオンラインで必要書類を提出することができ、緊急の資金調達時には最短3時間での対応が可能です。ただし、即日での入金をしてもらうためには、17時までにファクタリング契約を締結しなければならないので注意が必要です。

編集部が行った調査によると、日本中小企業金融サポート機構に申し込んだ方の24.4%が即日での入金が実行されたと回答しました。

入金までの期間回答人数比率
即日(当日)1124.4%
翌日・1日後1533.3%
2日後24.4%
3日後613.3%
4~6日後613.3%
1週間後48.9%
2週間後12.2%
3週間後00.0%
1カ月後以上00.0%
回答数N=58

中小企業を助けるためのさまざまな活動の一つがファクタリングなので、その他にもさまざまなサポートが受けられるのも特徴の一つです。経営や財務に関する知識が豊富なコンサルタントのアドバイスを受けたい方におすすめです。

アクセルファクターは少額債権での利用も可能

アクセルファクターのオンライン申し込み画面の画像
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入金速度最短1時間
手数料2%~(金額による)
審査通過率93%
契約方法オンライン完結型
対応ファクタリング2社間/3社間
必要書類請求書など売掛金の確認書類
預金通帳
直近の確定申告書
代表者の身分証明書
利用可能額30万円~1億円
債権譲渡登記原則不要
対象事業者 個人事業主・法人
営業時間9:30~19:00 (休業曜日/土・日・祝日)

アクセルファクターは、2018年に設立されたファクタリング会社です。「原則即日決済」をモットーとし、柔軟な審査や対応を心がけ最短1時間以内での入金対応が可能です。

対面型取引はもちろん、オンライン完結でも申込みができます。平均審査通過率も93%と高水準です。

編集部が行った調査によると、アクセルファクターに申し込んだ方の25.0%が即日での入金が実行されたと回答しました。

入金までの期間回答人数比率
即日(当日)725.0%
翌日・1日後13.6%
2日後13.6%
3日後932.1%
4~6日後517.9%
1週間後27.1%
2週間後13.6%
3週間後00.0%
1カ月後以上27.1%
回答数N=28

債権が少額であることや売掛先の信用度が低いなどの理由からファクタリングの利用を制限されてしまう個人事業主の方も、変わらず「原則即日対応」で利用できます。

ただし少額の場合、手数料が高くなる傾向があります。100万円以下の取引では手数料10%~、101万円~500万円の場合は5%~などと金額別に設定されていますので、申込み時に確認をしてください。

アクセルファクターでもっとも特筆すべき点は、中小企業に対して専門性の高い支援を提供するために中小企業庁によって創設された「経営革新等支援機関」に認定されていることです。

これは、中小企業や小規模事業者の資金調達や経営支援を専門的に行う機関として国から認定されている企業の証でもあります。売掛債権を現金化したいけれど不安がともなう方にとって、安心して利用できるファクタリング事業者といえるでしょう。

ベストファクターは対面契約必須だが出張対応が可能

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入金速度最短1時間
手数料2%~20%
審査通過率92.25%
契約方法対面型契約(審査はオンライン可)
対応ファクタリング2社間/3社間
必要書類代表者の身分証明書
請求書
見積書
通帳
利用可能額30万円~1億円
債権譲渡登記応相談
対象事業者 個人事業主・法人
営業時間10:00~19:00 (休業曜日/土・日・祝日)

ベストファクターは即日入金に強みを持っています。その理由には独自の審査基準があり、他社で落ちた売掛債権も買取ができる場合があるからです。

編集部が行った調査によると、ベストファクターに申し込んだ方の8.7%が即日での入金が実行されたと回答。

入金までの期間回答人数比率
即日(当日)28.7%
翌日・1日後417.4%
2日後313.0%
3日後417.4%
4~6日後730.4%
1週間後28.7%
2週間後00.0%
3週間後00.0%
1カ月後以上14.3%
回答数N=23

今回比較したファクタリング業者の中では、即日入金の実行率がやや低い結果となってしまいました。

これはおそらく、ベストファクターが、オンライン完結型ではない点が影響していると推測できます。審査時はオンライン可能ですが、契約時には同社の社員との対面が必要で、主に東京と大阪の営業所での対応となります。

ただし、遠隔地にいる場合には出張対応が可能なので、ファクタリングを早期に受けられないといったことはないでしょう。事実、翌日・2日後までの入金が完了した方の合計では39.1%と比較的高い数値になっています。

手数料も2%からと低い設定にはなっているので、安心して利用することができるでしょう。

トップ・マネジメントは夕方に申し込みしてもその日の夜には現金化される

トップ・マネジメントの公式サイト画像
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入金速度最短2時間
手数料0.5%~12.5%
審査通過率75%※
契約方法オンライン完結型
対応ファクタリング2社間/3社間
必要書類身分証明書
請求書または注文書
通帳
利用可能額30万円~3億円
債権譲渡登記応相談
対象事業者 個人事業主・法人
営業時間9:00~19:00 (休業曜日/土・日・祝日)
※アンケート調査によるもの

株式会社トップ・マネジメントは、迅速な資金調達を可能にするファクタリングサービスを提供しています。この会社の最大の特徴は、最短2時間での入金に対応ですが、夕方に申し込みしても、夜間のキャッシュデリバリーにて、その日の夜には現金化される点です。

手数料も2社間では3.5%~12.5%、3社間なら0.5%~3.5%という安さも魅力です。

もう一つの特徴として、助成金申請を一緒におこなう「ゼロファク」、「ペイブリッジ」、「電ふぁく」など他のファクタリング会社には無いサービスを提供している点もポイントです。

labol(ラボル)は土日祝の即日審査・入金にも対応

ラボルのオンライン申込み画面の画像
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入金速度最短1時間
手数料一律10%
審査通過率62.5%※
契約方法オンライン完結型
対応ファクタリング2社間
必要書類請求書
取引先とのメールなど取引を示すエビデンス
利用可能額1万円~上限なし
債権譲渡登記原則不要
対象事業者 個人事業主・法人
営業時間相談・入金は365日24時間可能
※アンケート調査によるもの

ラボルは、東証プライム上場企業である株式会社セレスの100%子会社で、資本力と信頼性の高いファクタリング会社です。

アンケート調査による平均審査通過率は比較的低めですが、ラボルは24時間364日相談が可能で、土日祝の即日審査・入金にも対応している数少ない会社です。週末に急いで資金調達したい方におすすめのサービスです。

最短60分の迅速な入金を強みとしているほか、手数料が一律10%であることも特徴のひとつ。振込手数料など、そのほかの費用も一切かかりません。

面談不要・オンライン完結型のサービスを提供しており、必要書類は請求書と取引を示すエビデンス(取引先とのメールなど)の2点のみ。急な即日対応にも利用しやすいです。

また利用可能額1万円~と少額での利用が可能なため、個人事業主やフリーランスの方にとって非常に利用しやすいファクタリングサービスといえるでしょう。

Oofaはオンライン完結で入金まで最短30分のファクタリングサービス

Oofa公式サイト
スクロールできます
入金速度最短30分
手数料1%~
審査通過率
契約方法オンライン完結型
対応ファクタリング2社間・3社間
必要書類※1身分証明書
請求書
通帳
利用可能額1万円~
債権譲渡登記不要
対象事業者 個人事業主・法人
営業時間調査中

Oofaはオンライン完結で入金まで完了するファクタリングサービスです。審査に通過すれば最短30分という業界最速クラスのスピード振込に対応しています。

利用金額は最低1万円から対応し、手数料も1%~と少額債権の利用にも適しています。

即日ファクタリング会社を選ぶ際の5つの比較ポイント

即日入金を希望される方が、ファクタリング会社を選ぶ際には、以下の5つのポイントを比較しながら自社のニーズに合うところを見つけるのがおすすめです。

  1. 最短入金スピード
  2. 即日入金の実行率
  3. 手数料率
  4. 債権譲渡登記の有無
  5. 契約方法

最短入金スピード

即日対応に積極的なファクタリング会社は、「最短入金スピード」が公式サイトに掲載されているケースがほとんどです。当日中での入金を希望する場合は、最短入金スピードを比較し、少しでも早いファクタリング会社に申し込みましょう。

ただし、各ファクタリング会社の営業時間は異なっているため、最短入金スピードと同時に「営業時間」の確認も必要です。当記事で紹介しているファクタリング業者の「入金速度」「営業時間」を比較した表は以下のとおりです。

スクロールできます
サービス名入金速度営業時間
QuQuMo(ククモ)最短2時間9:00~19:00 (休業曜日/土・日・祝日)
ビートレーディング最短2時間9:30~19:00 (休業曜日/土・日・祝日)
日本中小企業金融サポート機構最短3時間9:30~19:00 (休業曜日/土・日・祝日)
アクセルファクター最短1時間9:30~19:00 (休業曜日/土・日・祝日)
PayToday(ペイトゥデイ)最短30分10:00~17:00 (休業曜日/土・日・祝日)
ベストファクター最短1時間10:00~19:00 (休業曜日/土・日・祝日)
トップ・マネジメント最短1時間9:00~19:00 (休業曜日/土・日・祝日)
labol(ラボル)最短1時間相談・入金は365日24時間可能
ペイトナー最短10分9:00~19:00 (休業曜日/土・日・祝日)
Oofa最短30分非公開

ご覧の通り、ほとんどのファクタリング会社では、土日祝の対応をしていません。そのため休日での即日対応を希望するなら、土日祝も対応してもらえる業者を選ぶ必要があります。

当記事で紹介している「ラボル」は、365日24時間の即時対応をしているため、土・日祝日でも入金対応が可能です。

即日入金の実行率

ファクタリング会社によっては、「即日入金の実行率」を開示しているところもあります。当然、数値が高いほどスムーズな審査・入金対応が行われていると考えて良いでしょう。

ただし、ほとんどのファクタリング会社は「即日入金の実行率」を開示していないため、当サイトでは利用者のアンケートを取り独自に集計しました。各社の実績をまとめた表は下記のとおりです。

サービス名即日入金の実行率
QuQuMo(ククモ)44.4%
アクセルファクター25.0%
日本中小企業金融サポート機構24.4%
ビートレーディング20.7%
ベストファクター8.7%

やはりQuQuMoの入金実行率が突出して高いことがわかります。

手数料率

ファクタリング会社の手数料率は各社異なります。当日中の入金を急ぐあまり高額な手数料のファクタリング会社と契約しないよう十分に比較してください。

金融庁のファクタリングの利用に関する注意喚起にもあるとおり、高額な手数料を支払うと、かえって資金繰りが悪化し、多重債務に陥る危険性があります。

ファクタリングの手数料は通常、2社間で10%〜20%、3社間で1%〜9%程度です。手数料が20%を超える場合は、いくら即日対応が可能だと言われたとしても、その業者の利用は避けるのが賢明です。

債権譲渡登記の有無

ファクタリングサービスを利用する際、多くの会社では契約時に債権譲渡登記1を求められることが一般的です。この登記があると、万が一申込者が支払いを逃れようとした場合でも、ファクタリング会社は売掛先から直接売掛金を回収することが可能になります。これにより、ファクタリング会社は自身のリスクを抑えることができます。

ただし、債権譲渡登記自体の手続きに時間がかかるため、即日での対応は難しくなります。さらに、登記内容は第三者にも閲覧可能で、ファクタリングの利用が取引先に知られるリスクも否定できません。

即日でのファクタリングを利用を検討する場合は、債権譲渡登記が原則として不要、あるいは完全に不要なファクタリング会社を選ぶことをおすすめします。もし「応相談」とされている場合は、事前に担当者に登記を望まない旨を伝えましょう。

契約方法

ファクタリング業者との契約には以下の3つの方法があります。

  • 申し込みから入金まで全てをインターネットで契約する
  • ファクタリング会社の社員と面談し書面で契約する
  • 必要な書類を送って郵送で契約をする

即日入金を優先する場合は、インターネットを利用した「オンライン完結型」のファクタリングがおすすめです。

ファクタリングの契約方法の中でも、最も迅速な入金が可能なのオンライン完結型での契約だからです。対面式の契約では、出張や来店による移動時間や費用が発生し、即日入金のメリットを十分に活かせないことがあります。

「オンライン完結型」のファクタリングでは、AI審査を行う企業も多く、審査完了・入金までの速度が速い傾向にあります。ただし、初回のみ面談が必要な業者もあるため、事前に確認は必要です。

それでもインターネット上での契約に不安を感じる場合は、必要な書類を準備してファクタリング会社を訪れることで、当日中の対応を受けられる可能性あるので事前の準備をしっかりとして、来社しましょう。

ファクタリングで即日入金を実現するコツ

ファクタリングで即日入金してもらうためのコツをまとめた画像

ファクタリングで確実に即日入金してもらうには、次のようなポイントを押さえておくと良いでしょう。

  • 2社間取引を選ぶ
  • 相見積もりを取る
  • 必要書類は事前に準備しておく
  • 平日の午前中に申し込む
  • 最低利用金額を確認する

とくに「2社間取引」と「必要書類の準備」は、ファクタリングの即日入金において必須です。ここからは、ファクタリングで少しでも入金までの時間を短縮するコツをご紹介します。

ファクタリングの即日入金には2社間取引が必須

2社間取引はファクタリングを即日利用する際に必要であることを説明する画像

ファクタリングには「2社間」と「3社間」の2種類ありますが、即日入金を希望する場合は「2社間ファクタリング」が必須です。ほとんどの企業では3社間ファクタリングで即日対応を行っていません。

その理由は、3社間ファクタリングでは売掛先企業の承諾が必要で、この承諾を得るのに通常数日かかるからです。また、ファクタリングの許可が得られない場合、利用が不可能になることもあります。

ただし、2社間ファクタリングは3社間ファクタリングに比べて手数料が高くなる傾向にあるため、この点は注意が必要です。

相見積もりを依頼する

ファクタリングの即日利用では、複数社に相見積もりを取って、対応可能な会社を選ぶことをおすすめします。

次のグラフは、「ファクタリングの経験者が実際に債権を売却するまでに申込んだ社数」のアンケート結果をまとめたものです。1社目で売却できた利用者はわずか38.50%しかおらず、6割以上は2社以上の業者に申込みをしています。そのうち14.88%の利用者は何社申込んでも売却に至らなかったという結果も出ました。

ファクタリングで債権を売却するまでに申し込んだ社数のアンケート画像

ファクタリングは契約前に審査が必要です。必ず1社目で契約できるとは限らず、1社ずつ申込むと大幅に時間をロスし即日でのファクタリングができなくなる可能性もあります。

解決策は、即日対応可能なファクタリング会社に同時に相見積もりを依頼することです。同時並行で申込みを進めれば、時間的ロスを最小限にすることができます。

2社以上の会社で通過した場合は、条件が良く安心できる会社に絞ることも可能です。

必要書類は事前に準備をしておく

ファクタリングを利用して入金を受けるプロセスには、必ず審査の通過と契約の手続きが必要です。特に即日入金を希望する場合は、申込みに必要な書類を事前に準備しておくことが重要です。これには、請求書、身分証明書、通帳などが含まれることが一般的です。

また、必要書類が少ない即日ファクタリング会社を選ぶことで、手続きの負担を軽減できます。書類の準備が簡単な会社を選べば、手続きがスムーズに進み、より早く資金調達を行うことができるため、なるべく早く入金して欲しい場合、必要書類の少なさはとても重要です。

即日での振込を希望なら平日の午前中には申し込む

ファクタリングの即日入金なら申し込みは平日の午前中までに済ませることを推奨する画像

当日中の入金を希望する場合は、午前中に申し込みを完了させることをおすすめします。午後に申し込みを行うと、審査が終了しファクタリング会社が振込処理を行うまでに時間がかかり、結果として翌日の振込となる可能性が高まります。

また、ファクタリング会社の営業時間についても事前に調べておきましょう。現金と引き出す場合にも、金融機関の営業時間内に手続きを終わらせなくてはいけないため、即日での入金が希望ならば、なるべく午前中に、遅くとも14時までに申込むようにしましょう。

少額債権の買取希望なら「最低利用金額」を確認する

少額債権の買取を希望する場合、ファクタリング会社の「最低利用金額」を確認してください。当記事で紹介している業者では、「QuQuMo(ククモ)」「PayToday」「labol」などが少額債権の買取に前向きです。各業者の最低買取金額をまとめました。

サービス名最低買取金額
QuQuMo(ククモ)下限なし
PayToday(ペイトゥデイ)10万円
labol(ラボル)1万円

銀行や大手金融会社が運営するファクタリングは、買取可能額が最低1億円からということも珍しくなく、申込みさえできないケースもあります。少額買取希望の場合は、買取可能額の下限を必ず確認しましょう。

まとめ

即日入金が可能なおすすめのファクタリング業者を紹介してきました。

ただし、「即日審査なし」「今日中に審査が100%通る」などと謳うファクタリング業者の利用は避けるのが賢明です。

近年、「偽装ファクタリング」による金銭トラブルが確認されています。

偽装ファクタリングは中小企業などを狙い、ファクタリングを装って賃金業登録を受けていない業者が高金利で貸付けを行う違法行為2です。

ファクタリングは本来、経済産業省が利用を推進する資金調達方法のひとつ3であり、違法性はありません。ただし、トラブル防止のため、審査は売掛先の信用度や過去の取引歴などをもとに慎重に行われます。

急ぐほど審査の存在が煩わしく感じるかも知れませんが、後のトラブルを防ぐために「審査なし」の業者は選ばないようにしましょう。

すでに契約を結んでおり、契約内容や業者の対応に不安がある場合は、弁護士や金融庁の相談窓口に相談してください。

※金融庁相談窓口:金融サービス利用者相談室

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