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主に大学生活を見据え年金形式で受け取る学資保険です。こまめに受け取るものの、積立期間が長いため高い貯蓄性を誇っているのが特徴。なにかと入り用な大学生活の助けになりそうです。
保障内容 | |
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プラン | 【満期】22歳【払込期間】10、17 or 18歳 【受取パターン】 ・学資一時金/15歳:50%(※1) 基準学資年金/17 or 18歳:100%、~21 or 22歳:毎年50% |
祝金の支払日 | 満14歳10ヶ月後の最初の2月1日 |
祝金の据置き | 可能 |
医療保障 | なし |
育英年金 | なし |
保険料払込免除特則 | 追加可能 |
契約者年齢 | 男性:18歳~50歳 女性:16歳~50歳 |
被保険者年齢 | 【10歳払】0歳~5歳 【他】0歳~7歳 |
出産前加入 | 140日前から可能 |
利差配当 | なし |
契約者貸付の利息 | 調査中 |
信用格付 | 【S&P】AA-(※2) |
中途解約返戻率 | 調査中 |
※1.%は満期保険金に対する割合
※2. SP: スタンダード&プアーズ、MJ: ムーディーズ・ジャパン、JCR: 日本格付研究所、RI: 格付投資情報センター
学資年金の開始は、子どもの誕生日ではなく、「17歳または18歳になった後に最初に迎える年単位の契約応当日」になっているので、早生まれの人は17歳を選べば、学資金の受取が遅れることはありません。よく分からない場合は、公式ページに受取時基の目安が掲載されているので参考にするといいでしょう。
最もお金のかかる大学生活をメインに、毎年基準額の50%受け取れる安定したプランです。基準額は1500万円まで60万円単位で設定可能なので、医学部への進学など、多額の教育資金を目標に積み立てる人にも対応できます。なお、最後の学資年金に限り、満期繰り上げで受け取ることもできますが、返戻率は下がってしまいます。
マイナス金利政策の影響により、学資保険を含む貯蓄型の保険は高い返戻率を期待できない状況に追い込まれています。この商品も例外ではなく、子供が10歳までに保険料を払い込む短期プランを利用しても、プランによっては元本割れしてしまいます。
契約できる保護者の年齢の上限が比較的狭いです。最高でも50歳までで、子どもが7歳だと男性は37歳が限界。最近は晩婚化ですから、もし祖父母が契約者になろうとするとハードルが高いでしょう。