「へそくりなんてない」が半数以上?主婦の気になる貯蓄事情を調査

なにかと出費が多くなる子育て世帯ですが、そんななかで、主婦の皆さんはどれくらい「へそくり」を持っているのでしょうか。財産は夫婦2人で分かち合うのが基本だとは思いつつ、夫に内緒で「いざというときのお金」を貯めている人は少なくないはず。

そこで、専業主婦の方300人にアンケートを実施してみました。

調査方法楽天リサーチ調査地域全国
調査対象20~49歳の小学6年生以下の子どもがいる主婦有効回答数予備調査…5,250サンプル
本調査……772サンプル
調査日時2014年7月15日~7月16日対象者条件現在スマートフォンを保有している人に対し、本調査実施
割付条件年代別のインターネット利用率は「平成25年7月総務省全国男女推計人口」を元に算出し、その割合に基づき事前調査を実施。本調査は事前調査での年代別の出現率も合わせて割付を行った。
目次

半数以上が「へそくりはない」

選択肢n 300
へそくりはない16655.3
20万円未満4214.0
20万円~40万円未満93.0
40万円~60万円未満124.0
60万円~80万円未満51.7
80万円~100万円未満165.3
100万円~120万円未満82.7
120万円~140万円未満00.0
140万円~160万円未満10.3
160万円~180万円未満10.3
180万円~200万円未満10.3
200万円以上3913.0

意外にも、55.3%の人が「へそくりはない」ことが分かりました。依然、不景気なのでどの家庭もやりくりが難しいのでしょうか。ただ、「へそくりしている」と答えた人で最も多かったのは20万円未満(14.0%)である一方、次いで高いのは200万円以上(13.0%)と、かなり偏った結果になったのは興味深いです。

へそくりの額20代30代40代
20万円未満8人18人16人
20~40万円未満5人2人2人
40~60万円未満2人4人6人
60~80万円未満2人2人1人
80~100万円未満1人7人8人
100~120万円未満1人6人1人
120~140万円未満0人0人0人
140~160万円未満1人0人0人
160~180万円未満1人0人0人
180~200万円未満0人1人0人
200万円以上1人16人18人

30代・40代は、20万円未満と200万円以上の人がほぼ変わらない結果に。夫がキャリアを積むことで経済的に落ち着いてくるためでしょうか。それにしても、100万円~200万円台のへそくりが皆無に近いのはやっぱり意外です。

ちなみに、「夫婦2人(シングルマザー含む)で自由に使えるお金はいくらあるか」尋ねたところ、50万円~150万円未満と少額の人が多い一方で、1000万円以上貯金している人も多いことが分りました。額こそ違いますが、へそくりと同様に二極化が見られます。

選択肢n 300
50万円未満17759.0
50万円~100万円未満3812.7
100万円~150万円未満227.3
150万円~200万円未満82.7
200万円~250万円未満51.7
250万円~300万円未満103.3
300万円~350万円未満72.3
350万円~400万円未満10.3
400万円~450万円未満10.3
450万円~500万円未満62.0
500万円~550万円未満51.7
550万円~600万円未満00.0
600万円~650万円未満10.3
650万円~700万円未満31.0
700万円~750万円未満00.0
750万円~800万円未満10.3
800万円~850万円未満00.0
850万円~900万円未満00.0
900万円~950万円未満10.3
950万円~1,000万円未満00.0
1,000万円以上144.7
へそくりの額20代30代40代
20万円未満8人18人16人
20~40万円未満5人2人2人
40~60万円未満2人4人6人
60~80万円未満2人2人1人
80~100万円未満1人7人8人
100~120万円未満1人6人1人
120~140万円未満0人0人0人
140~160万円未満1人0人0人
160~180万円未満1人0人0人
180~200万円未満0人1人0人
200万円以上1人16人18人

まとめ

少なからずの人が貯めているのかと思いきや、本当に意外な結果でした。「夫に悪い…」と罪の意識を感じている人が多いかもしれませんが、上手くやりくりした結果、余ったものをポケットにしまうのは「成果」だと思います。

無理のない範囲で節約上手になり、いざというときの「切り札」として備えておくのも良いのではないでしょうか。

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