• 学資保険の教科書
  • 必要性・貯蓄性を考える
  • 主婦200人が実際に選んだ『2020年の学資保険人気ランキング』

主婦200人が実際に選んだ『2020年の学資保険人気ランキング』

掲載: 

ここでは、1年以内に学資保険に加入した主婦の方200人にアンケートを実施し、今最も人気の学資保険はどれなのかを調べてみました。商品選びの決め手になった理由も添えて紹介しますので、一つの目安として参考にしていただければ幸いです。

学資保険人気ランキング

特徴

  • 貯蓄に強い保険相談
  • 外貨建ての「学資プラン」も登場
  • 各社返戻率を下げている中、好条件を維持

主な保障内容

保障内容
プランI型 【満期】17 or 18、20、22歳
【払込期間】17 or 18、20、22歳

▼詳細を確認
【受取パターン】
17 or 18歳満期の場合
・進学学資金/12歳・15歳:(基準学資金の)30%
・満期学資金/17 or 18歳:100%20歳満期の場合
・進学学資金/12歳・15歳・17 or 18歳:30%
・満期学資金/20歳:100%22歳満期の場合
・進学学資金/12歳・15歳・17 or 18歳:30%
・満期学資金/22歳:100%
プランII型 【満期】17 or 18、20、22歳
【払込期間】17 or 18、20、22歳

▼詳細を確認
【受取パターン】
17 or 18歳満期の場合
・満期学資金/17 or 18歳:100%20歳・22歳満期の場合
・進学学資金/18歳:100%
・満期学資金/20・22歳:100%
プランIII型 【満期】22歳
【払込期間】10、15、17 or 18歳

▼詳細を確認
【受取パターン】
・学資年金/18~21歳:毎年100%
・満期学資金/20・22歳:100%
契約者・被保険者年齢
【被保険者】0歳~7歳
【契約者】男性:18歳~※歳 女性:16歳~※歳
※プラン・子どもの年齢により異なる
その他の特徴
外貨建ての「学資プラン」あり、ライフプランナーとの面談必須
保険料・返戻率例
契約者:30歳男性、被保険者:0歳、保険期間:22歳、保険料払込期間:10歳、III型・基準学資金30万円の場合
【学資年金】18~21歳:毎年30万円
【満基学資金】22歳:30万円
【保険料】月額1万1,841円、支払総額142万920円
【返戻率】105.5%

2020年1月の保険料改定で返戻率が下がってしまいましたが、ソニー生命の学資保険は105%程度を保っています。米ドル建ての学資プランも展開するなど、新しい試みにも積極的で、この評判に納得です。

払込期間の自由度も高く、家計の事情に合わせてオーダーメイドが可能であるなど、おすすめすべき点が非常に多いです。

ライフプランナーとのご面談が必要な点も、混乱しがちな保険商品を相談者の希望を汲み取り、上手に設計してくれるので、好感度も高く、口コミにもつながっているのだと思います。

ソニー生命「学資保険」を検討された方の声

子どもの将来の不安が一つ解消されました

マイナス金利の影響で、日本円での利率が下がってきているので、為替の変動リスクはありますが、外貨の方が為替リスクを考慮しても得しそうだと思ったので、外貨で運用することにしました。

親身に相談にのってくれて安心した

この学資保険は他社と比べても、返戻率が高かったので加入しました。自分に必要な金額を設定でき、払込保険料の総額よりも受取学資金の総額が多くなる点が気に入っています。

子どもへの初めてのプレゼントができて満足しています

自分自身で毎月コツコツ貯めることが苦手だったので、自動引き落としされて確実に溜まっていく保険を選びました。その上、払ったお金よりも多くの学資金額を受け取れる貯蓄に強いこの商品にしてよかったです。

これで万が一のことがあっても大丈夫

契約者である夫に万が一のことがあった場合、その後の保険料の払い込みが免除される保障があったので、安心して加入できました。

子どもには満足できる教育を受けてもらいたい

私の家庭では中学受験、高校受験を検討しており、それぞれの入学前に受取をできるⅠ型を検討しました。プランによって返戻率は変わってくるようですが、家庭の事情によって、プランを選べる選択肢の広さに魅力を感じました。

当サイト経由の保険相談サービス利用者のデータ

当サイト経由でソニー生命「学資保険」について検討された方のデータを調べました。 当サイト経由でソニー生命「学資保険」について相談された方のデータ

契約した方で、用意した学資金の平均は、約260万円でした。

ここでわかりやすいように、シミュレーションをしてみましょう。

ソニー生命の学資保険で子どもが10歳になるまで保険料を支払うとし、学資金を300万円貯めることを目標にして、子どもが0歳で夫が30歳から始めた場合と(払込年数30年)、子どもが1歳で夫が31歳(払込年数9年)から始めた場合とで、結果を比較してみましょう。

始めた年齢 月額保険料 払込総額 受取総額 返戻率 いくら増えた?
30歳(子ども0歳) 2万3,310円 279万7,200円 300万円 107.20% +20万2,800円
31歳(子ども1歳) 2万6,370円 284万7,960円 300万円 105.30% +15万2,040円

このように、早く始めるほど返戻率が高くなる仕組みになっています。そのため学資保険は子どもが生まれたら、少しでも早く始めるのが有利と言えます。

また、万が一のための保障があるという点でも、早いタイミングで加入することをおすすめします。

まずは資料を取り寄せてみることをお勧めしますが、そこでわからないところがあっても問題ありません。ソニー生命の「学資保険」は、各々の進路プランに合わせてカスタマイズができる「オーダーメイド設計」な商品のため、対面でのアドバイスが必須の商品になっています。

相談先はもちろん自社の商品を上手く設計ができるソニー生命。ご興味・関心のある方は、下記ボタンからお申込みください。

2第一生命「こども応援団 Mickey」(200人中15人が加入)

特徴

  • 保険料払込免除特約をA・B・Cの3つの型から選べる
  • 短期払5年、10年あり

主な保障内容

保障内容
こども応援団A型
Mickey B/C型
【満期】21 or 22歳
【払込期間】5年、10年、15歳、17歳 or 18歳

▼詳細を確認
【受取パターン】
・学資金/17歳 or 18歳:(基準保険金額の)100%
・以降21歳まで毎年:100%
・満期保険金:100%
その他の特徴
A型は、所定のがん、急性心筋梗塞、脳卒中、所定の要介護状態、所定の身体介護状態、死亡で所定の自由に該当
契約者・被保険者年齢
【被保険者】0歳~10歳
【契約者】
・こども応援団(A型)、Mickey(B型):18歳~65歳
・Mickey(C型):18歳~99歳
保険料・返戻率例
契約者:男性30歳、被保険者:0歳、保険期間:22歳、保険料払込期間:10年、基準学資金40万円、Mickey B型の場合
【学資金】18歳~21歳:毎年40万円
【満期保険金】40万円
【保険料】月額1万6,177円、払込総額194万1,240円
【返戻率】103.02%

加入者の口コミ(加入理由)

  • 強制的に貯められる場所として一番いいと思った。(共働き/30代)
  • もともと貯金が苦手な私には打ってつけの保険(共働き/30代)
  • 契約者が死亡したら保険料を払わなくていい特約に幅がある(専業主婦/30代)
  • 会社と提携の保険会社なので安心できた。(共働き/30代)

2位の「こども応援団 Mickey」で気になったのは、「他の保険が第一生命だから、学資保険もそれにならった」という類のコメント。顧客との間に信頼感・安心感を作り上げているのは流石だと思います。

この保険の特徴は、3種類ある保険料払込免除保障の範囲のうち、B型かC型を選ぶことで100.2%の返戻率が可能になる点です。返戻率にこだわるならC型の「払込免除保保障なし」ですが、学資保険の最たる特徴を手放すことになるため、選ぶならB型がおすすめ。

3アフラック「夢見るこどもの学資保険」(200人中14人が加入)

特徴

  • 早生まれでも高校卒業前に受け取れる
  • 大学生活を意識した受取プラン

主な保障内容

保障内容
プラン 【満期】22歳
【払込期間】10歳、17歳 or 18歳

▼詳細を確認
【受取パターン】
・学資一時金 / 15歳 (満期保険金の)50%
・基準学資年金 / 17歳 or 18歳:100%、~21歳 or 22歳:毎年50%
契約者・被保険者年齢
【被保険者】
・男性:18歳~50歳
・女性:16歳~50歳
【契約者】
・10歳払:0歳~5歳
・他:0歳~7歳
保険料・返戻率例
契約者:30歳男性、被保険者:0歳、保険期間:22歳、保険料払込期間:17歳、基準学資金100万円の場合
【学資一時金】15歳:50万円
【基準学資年金】50万円
【保険料】月額1万5,270円、払込総額311万5,080円
【返戻率】96.3%

加入者の口コミ(加入理由)

  • 自分の保険もアフラックなので分かりやすい。気楽に教育資金を準備していけそう。(共働き/30代)
  • 自宅に来てくれた営業の方が丁寧で親切でした。(共働き/30代)
  • 自分が管理しやすく無意識で教育資金を貯められそうで気に入ってます。(共働き/30代)

知名度バツグンのアフラックが学資保険で見事3位に。第一生命と同じく、すでに馴染みのある保険だから選んだという方もちらほら。

執筆時現在では元本割れしてしまうのですが、それでもこの商品がいいと思う方は少なくなく、選び方はまさに人それぞれですね。

4JA共済「こども共済」(200人中10人が加入)

特徴

  • 返戻率重視の『学資応援隊』が人気
  • 他にも2つのプランから選べる

5明治安田生命「つみたて学資」(200人中9人が加入)

特徴

  • 10歳払込&基準保険金75万円以上で高返戻率を発揮
  • がんと診断された時点で保険料の払込が不要に

まとめ

商品名 票数 グラフ
1位メットライフ生命
「USドル建終身保険ドルスマート」
29
2位オリックス生命
「終身保険RISE[ライズ]」
22
3位ソニー生命
「学資保険」
18
4位ソニー生命
「米ドル建終身保険」
16
5位第一生命
「こども応援団 Mickey」
15
6位アフラック
「夢見るこどもの学資保険」
14
7位JA共済
「こども共済」
10
8位マニュライフ生命
「こだわり外貨終身」
9
8位明治安田生命
「つみたて学資」
9
8位フコク生命
「みらいのつばさ」
9
その他 50

やはりというべきか、皆さんが重視されているのは返戻率です。会社の信頼性や知名度・口コミを決め手にされている方もちらほら。いくら保障内容が良くても、肝心の保険会社にトラブルがあると困るため、大切なお金を預ける先が信頼できる会社かどうかを気にされるのも納得できます。

冒頭でご紹介したように、1位人気が低解約型の終身保険であるメットライフ生命の「USドル建て終身保険ドルスマート」、2位がオリックス生命の「終身保険ライズ」でした。学資保険に限定すると、ソニー生命の学資保険が1位、2位につけているのが第一生命の「こども応援団 Mickey」です。

■調査概要
調査方法 クラウドソーシング「クラウドワークス」 調査地域 全国
調査対象 20~50代の教育資金目的で保険に加入された女性
実施者 株式会社マイスターワークス
調査分母 200名
有効回答数 200名
調査日時 2019年1月23日~1月28日
(※調査日時以降も最新の商品内容に更新しています)
性別 女性のみ

2020年主婦200人が選んだ学資保険は?

子持ち主婦200人が実際に選んだ学資保険人気ランキング2020
半年以内に学資保険に加入した主婦の方200人にアンケートを実施し、今最も人気の学資保険はどの商品なのか調べてみました。保険選びの決め手になった理由も添えてご紹介しますので、一つの目安として参考にしていただければ幸いです。[...]

関連記事

  • 共働き子育てしやすい街・2017年総合ランキング「松戸市」の実力は共働き子育てしやすい街・2017年総合ランキング「松戸市」の実力は 近年、子育て世代にやさしい街として注目の千葉県松戸市。日経DUAL「共働き子育てしやすい街ランキング2017」において全国編第1位(東京を除く)、ベビー&バースフレンドリーアワード財団からは「第1回ベビー&バースフレンドリータウン賞」を受賞しています。東京駅まで乗り換えなしで2 […]
  • 三井住友海上あいおい生命の「&LIFEこども保険」を徹底分析 子どもの医療保障を兼ねた典型的な保障型学資保険です。養育年金も追加できますので、返戻率は振るわない代わり、万一の備えになります。安心を買いたい人向け。 プランの特徴 小学校入学から大学生活まで万遍なく備え、医療保障・養育年金も付帯できる 契約内容詳細 […]
  • 教育費用みんなはどれくらい貯金してる?教育費用みんなはどれくらい貯金してる? 子育て世帯にとって隣の家の台所事情は気になるもの。特に、ファミリーになりたての20代・30代は、他の家庭を参考に目標設定を見直したい世帯も多いのではないでしょうか。 20~40代の子育て世帯の貯蓄額 教育費の貯蓄に特化した集計データは見当たらないため、当サイ […]
  • 「学資保険」VS「ジュニアNISA」VS「つみたてNISA」教育資金の準備に向いているのはどれ?「学資保険」VS「ジュニアNISA」VS「つみたてNISA」教育資金の準備に向いているのはどれ? 教育資金を積み立てるための手段といえば「学資保険」がその代表格ですが、ここ数年は「つみたてNISA」や、2016年から始まった子供版の「ジュニアNISA」を利用している人もいるでしょう。三者三様、メリットもあればデメリットもあり、その特徴に合わせて、向いている人・向いていない人 […]
  • 学資保険は持病や健康状態によっては入れないかもしれない?学資保険は持病や健康状態によっては入れないかもしれない? 学資保険に加入する目的は、計画的(強制的)に「教育費を貯めること」と、「保険としての機能が欲しい」ということ、ではないでしょうか。 子供の教育費を、親(契約者)が死亡・高度障害になった場合でも確実に準備できる方法として学資保険は有効です。 […]
コンテンツ一覧
必要性・貯蓄性を考える
保障機能を考える
学資保険は必要?選び方
税金を考える
いまどきの教育費用の実態
保険会社別商品レビュー
保険パンフレットの読み方ガイド
「マンガでわかる 9割の人が気がつかない保険のヒミツ」
総合トップに戻る
  • 保険ソクラテス
スポンサーリンク