FWD富士生命の「新がんベスト・ゴールドα」を徹底分析
FWD富士生命から販売されている人気のがん保険です。旧商品「がんベスト・ゴールド」が「がんベスト・ゴールドα」にリニューアルされ、さらにその最新のバージョンがこの「新がんベストゴールド」になります。
主契約は診断給付金のみというシンプルな内容は変わりなく、アップデートされた点としては、診断給付金額が50万円からと低額からの保障も可能になったこと、入院・手術給付が、抗がん剤治療・放射線治療給付に変わり、現在のがん治療の実態により即したものになりました。
基本情報と主な保障内容
契約可能年齢 | 20歳~80歳 |
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保険期間 | 終身 |
保険料払込期間 | 終身 |
払込回数 | 月払・半月払・年払 |
払込方法 | 口座振替・カード払 |
主契約
給付金 | 保障内容等 |
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悪性新生物診断給付金 | ・初めて悪性新生物と診断確定されたとき ・2回目以降の診断後に入院または通院をしたとき ・50万円~300万円 ・2年に1回・無制限 |
特約
給付金 | 保障内容等 |
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悪性新生物初回診断一時金 | 悪性新生物診断給付金の初回の給付額を50万円~200万円増額(悪性新生物診断給付金と合わせて300万円が限度) |
上皮内新生物診断給付金 | ・上皮内新生物と診断確定されたとき ・20万円もしくは50万円 ・2年に1回・無制限 |
がん先進医療給付金 がん先進医療一時金 |
・所定の先進医療にかかわる技術料と同額を保障。通算2,000万円 ・がん先進医療給付金の10%相当額を一時金として受け取れる |
抗がん剤治療給付金 がん放射線治療給付金 |
・抗がん剤治療、放射線治療を受けたとき ・一律10万円 ・月に1回まで、回数無制限 |
女性がん手術給付金 乳房再建術給付金 |
・・女性特有のがんで所定の手術を受けたとき、一律10万円 ・乳房再建術を受けたとき、手術給付金に加えて10万円 |
ここに注目!
特約で診断給付金を増額可。最大300万円を受け取れる
初回の診断給付金を増額する「悪性新生物初回診断一時金」があり、最大で300万円もの一時金を受け取ることができます。診断給付金はがん保険の要ですから、重度のがんに備えたい人は付帯してもいいでしょう。
診断確定後は払込みが免除に
悪性新生物と診断確定された場合、以後の保険料支払いが免除になります。給付金がもらえても、闘病中はなにかと出費が増えるので、保険料の負担が浮くのは助かります。
知っておきたい
上皮内がんは特約をつけなければ診断給付金を受け取れない
上皮内がんの場合は診断給付金の対象外。給付金額が減額される保険は珍しくありませんが、特約を付けないとまったく保障されない設計になっている点、注意してください。
保険料
《見積条件》
契約者:30歳、男女、終身・月払の場合
全体を通して
保障内容 | 月払保険料 |
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悪性新生物診断給付金100万円 | 男性:1,799円 女性:1,729円 |
上記に加え、悪性新生物初回診断一時金100万円 上皮内新生物診断給付金50万円 |
男性:2,728円 女性:2,612円 |
上記に加え、がん先進医療給付金・がん先進医療一時金つき、 抗がん剤治療給付金・がん放射線治療給付金10万円 |
男性:3,400円 女性:3,461円 |
プロのなかでも評判の商品だけあって実力は確か。がんは、あれこれ心配になっていろんな保障を付けたくなりますが、診断給付金さえしっかりしていれば十分という声があります。その意味では、主契約の充実度、保障構造のシンプルさ、納得の保険料と三拍子そろっており、検討に値する保険ではないでしょうか。