もくじ

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  2. 保険って必要?
  3. ライフステージ別:保険の必要性
  4. 不安に思うことと必要な保険

「更新の案内」がきたときの保険の見直し

更新時期は保険見直しをするためのアラートのようなもの
状況の変化や、より良い商品がないかを確かめたい

保険に加入していると、定期的にやってくるもの。それが「保険の更新」です(更新のない終身タイプの場合はありません)。「保険料また上がったな……でも仕方ないか……」で終わる人も多いようですが、そうやって保険を見直さずに放置していると、損かもしれませんよ……?

畠中雅子さんアドバイスをいただきました
CFP(R)・1級ファイナンシャルプランニング技能士
畠中雅子さん
プロフィール
大学時代にフリーライター活動を始め、マネーライターを経て、1992年にファイナンシャルプランナーに。新聞・雑誌・WEBなどに多数の連載を持つほか、セミナー講師、講演、相談業務などをおこなう。長女出産後に大学院に進学。修士課程では「生命保険会社の会計システム」、博士課程では「金融制度改革」の研究を行う。
著書は、「貯金1000万円以下でも老後は暮らせる!」(すばる舎)、「結婚したら知っておきたいお金のこと」(海竜社)、「高齢化するひきこもりのサバイバルライフプラン」(近代セールス社)、「お金の不安がかるくなる30のヒント」(オレンジページ社・共著)など60冊を超える。新聞・雑誌など、メディアへの登場回数は7000回以上。
chapter 01更新のたびに、保険料は上がっていくのが一般的

今入っている保険について、あらためて考える大きなきっかけになるのが、「更新の案内」でしょう。定期タイプの保険は一定期間ごとに更新がありますが、このとき、ほとんどのケースで保険料は上がります。

下記は、ある保険会社の定期保険の、年齢ごとの保険料の違いをグラフにしたものです。

※被保険者:男性、死亡保障:2,000万円、保険期間:10年間として、それぞれの年齢で加入した際の月額保険料をグラフ化

20代~30代の若いうちはそうでもないですが、40代、50代になると急に保険料がはねあがっているのがわかります。

年齢とともに保険料が上がること自体は、保険商品の性質上あたりまえのことです。ですが、気をつけたいのは、その保険料に見合う保障を適切に得られているかどうかということ。加入した時点では最適な保険を選んでいたとしても、時間の経過とともに自分の収入や家族構成、周囲の環境は変わっていきますから、徐々に適切な保障内容とはずれてしまっていることも考えられます。

その意味で、更新の案内は、保険を見直す絶好の機会です。「保険料が高くなったな~」と思うだけで終わるのではなく、更新の案内を受け取ったら、今まで加入していた保障内容のまま更新してしまうと過不足が生じないかについて、考え直す時間を持ってください。

chapter 02入りっぱなしにせず、保険を更新するかどうかはきちんと検証を

更新などのタイミングで、定期的に保険を見直したほうがいい理由は大きく2つあります。

1 自分や家族の状況が変わって、保障内容が合わなくなっている

「保険に入ったときは夫婦ふたりだけだったが、その後、子どもが生まれた」「保険に入ったときは会社員だったが、その後、独立してフリーランスになった」など、家族の状況が変わっていることがあります。

自分に万一のことがあったときのために死亡保険に入っていたとしたら、保険金を残したい家族が妻ひとりの場合と、子どももいる場合では必要な保険金額はまったく違います。病気で入院したときのために医療保険に入っていた場合、会社員時代は傷病手当金などの公的保障をあてこんで入院日額を低く設定していたものが、そうした保障のないフリーランスになった今、同じ保障額では不足するかもしれません。

以前と状況の変化があったなら、それに合わせて保険も変化させる必要があります。本来は、そうした状況の変化が起きたときに保険を見直しておくべきですが、保険の見直しにまで気が回らずに、ついついそのままにしておくことはよくあるものです。更新は忘れていた保険見直しのタイミングに気づける良い機会と言えます。

2 後発でより良い保険商品ができている

保険商品は、次々と新しい商品が開発されており、その内容は現代の状況や、ユーザーの最新のニーズを取り入れたものになっています。家電製品でも新しいもののほうが機能が充実して便利であるように、保険商品も後発のもののほうが優れているということがあるものです。

特に、医療技術は日進月歩で進歩しているため、数年前とはまるで状況が違う、といったこともありえます。そうすると、医療保険やがん保険は、新しい商品のほうが今の医療事情に即したものになっていて、より良い内容である場合が多いのです。

更新の際に、より良い商品があるなら、そちらに乗り換えるというのも、ひとつの手です。もちろん今の保険を継続したほうがいい場合もありますので、大切なのは、保険を入りっぱなしにするのではなく、定期的にその見直しをするということです。

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