保険相談おすすめランキング|利用者が選んだ人気の7社を比較

最近では保険相談の数も増え、どこがいいのか選ぶのを迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、保険ソクラテス編集部では、保険相談を直近3年以内に行った方100人を調査し、口コミや利用者数などを基に、おすすめの保険相談ランキングを作りました。

紹介している保険相談は、今回のアンケートで利用者数が多く、かつ全国規模でサービスを展開している人気の7社です。

目次

利用者が選んだ保険相談7社のおすすめランキング

ここからは、保険ソクラテス編集部が実施した独自のアンケート調査※により選定したおすすめの保険相談7社を詳しく紹介していきます。

保険相談の利用者が、「第三者におすすめしたいかどうか」を「おすすめスコア」とし、数値の高かった順にランキング形式にしました。下記が、店舗数や対応エリアなどもまとめた比較表です。

スクロールできます
順位名称おすすめスコア(5点満点)店舗数対応エリア取扱保険会社数※
1位マネードクター4.22約145店舗全国41社
2位ほけんの窓口3.95約600店舗全国35社
3位マネーキャリア3.82全国47社
4位保険見直し本舗3.81255店舗全国約40社
5位保険クリニック3.67280店舗全国約50社
6位みんなの生命相談アドバイザー3.56全国
7位イオンの保険相談3.22115店舗38都道府県約21社
※店舗・FPにより異なる

※アンケート概要

調査委託先Freeasy調査地域全国
調査日時2023年12月21日調査対象20代~60代の男女100名
調査目的3年以内に保険相談サービスにて保険の見直し・新規加入を行った男女に、サービス名称と項目別に評価を回答してもらい集計した。

1位 マネードクター

マネードクター店舗外観
マネードクターのここがおすすめ!
  • 全国どこでも最短「翌日」対応
  • ワンランク上のサービス「マネードクタープレミア」でお金全般について相談も可能
  • 店舗・訪問・オンラインすべての相談スタイルに対応

マネードクターは、株式会社FPパートナーが運営する保険相談です。提携代理店を含めると、全国約145店舗に展開し、生命保険・損害保険合わせて約41社の保険商品を取扱っています。店舗での相談に加えて、訪問・オンラインなど都合に合わせて様々な相談スタイルを選択することができるのもメリットの1つです。

他社と異なる特徴の1つとして、マネードクタープレミアと呼ばれる、お金に関するあらゆる相談に幅広く対応できるサービスも展開しています。保険相談だけではなく、家計の見直しから貯蓄計画、将来のキャッシュフロー診断などお金全般の相談をしたい方におすすめです。

利用者の評価では、「商品提案力」「接客」「勧誘」についてすべての項目で5点満点中4.0を超え、おすすめランキング1位となりました。特に「商品提案力」と「勧誘のなさ」については4.33と突出した評価でした。

形態来店型・訪問型・オンライン
運営会社株式会社FPパートナー
設立2009年12月
資本金18億9,400万円
店舗数・所属FP数約145店舗
取扱保険会社41社
費用完全無料
対応地域全国47都道府県

店舗も多数展開しているマネードクターが1位となりました。来店型の店舗に加え、訪問・オンライン相談に対応しているのも利用しやすいです。
マネードクタープレミアに実際に足を運んでみましたが、綺麗で落ち着いた空間になっており、おまけに全店舗で、完全個室完備とのことです..! お子さんがいるご家庭にもおすすめです。

2位 ほけんの窓口

ほけんの窓口店舗外観
ほけんの窓口のここがおすすめ!
  • テレビCMでもおなじみの圧倒的知名度と信頼感
  • 拠点数が多く全国をカバー。引越しても引き継いでもらえるので安心
  • 保険ビギナーにもやさしく説明してもらえる

「ほけんの窓口」は、ほけんの窓口グループ株式会社が運営する来店型保険ショップで、全国47都道府県に780店舗以上(※1)を展開し、累計相談実績は100万件を超えています。生命保険・損害保険合わせて約40社以上の保険商品を取扱っており、幅広い選択肢の中から自分の希望に合った保険商品を選ぶことができます。

店舗数は今回紹介する保険相談の中では最多。保険契約後に転勤などで引っ越してしまった場合でも、全国各地で継続してフォローを受けられるため、移動が多い方に特におすすめです。ただし、訪問型の保険相談はなく、自宅から相談したい場合は、「オンライン」のみとなります。オンライン相談では一部契約できない保険商品もあるため、外出できない事情がある方にはやや不向きです。

利用者の口コミでは、「接客」の評価が4.06と今回調査した保険相談の中で1位でした。また、「勧誘のなさ」についても「3.86」と2位。大手ならではの安心感でおすすめランキング2位となりました。まったく保険の知識がない、保険相談が初めて、という人も相談しやすい敷居の低い来店型保険ショップと言えると思います。

※1 提携店舗含む

形態来店型・オンライン
運営会社ほけんの窓口グループ株式会社
設立1995年4月
資本金10億2,450万円
店舗数・所属FP数約600店舗
取扱保険会社35社
費用完全無料
対応地域全国47都道府県

保険相談と言えば「ほけんの窓口」というイメージを持っている人も多いでしょう。保険相談というものをメジャーなものにした一大ブランドと言えます。カバーエリアも広いので、必ずお住まいの近くに一店舗はあるのでは?まったく保険の知識がない、保険相談が初めて、という人にも敷居が低くおすすめです。

3位 マネーキャリア

画像:マネーキャリア公式サイト
マネーキャリアのここがおすすめ!
  • 相談前に、事前に面談予定のFPのプロフィールを確認できる
  • 女性FPも多数在籍
  • 担当者の変更も可能

マネーキャリアは、株式会社Wizleapが運営する無料の保険相談サービスです。70社以上の金融コンサルタント会社と提携し、その中でトップクラスの専門性と満足度を兼ね備えたFPのみを厳選。過去の面談実績や満足度評価でスコアの低かったFPは対応できない仕組みになっているため、質の高いFPとのマッチングを期待できます。

面談前に、相談を行うFPのプロフィールを事前に確認できるのは他社ではあまり見られないユニークなサービスです。相談前の担当者の変更も可能で、相談相手のFPはしっかりと選びたいという方に最適です。グーグル口コミでの評価も4,7(※1)と非常に評価が高いです。

相談方法の種類は、オンラインと訪問型に限定されます。店舗での相談がない点に注意は必要ですが、訪問相談は、離島を除く全国47都道府県に対応しているのでカバーエリアは広いです。

※1 2024年1月現在

形態訪問型・オンライン
運営会社株式会社Wizleap
設立2017年2月
資本金3億5,000万円
取扱保険会社47社
費用完全無料
対応地域全国47都道府県

4位 保険見直し本舗

保険見直し本舗店舗外観
保険見直し本舗のここがおすすめ!
  • 取扱保険会社が多く、幅広い選択肢からプランを提案をしてもらえる
  • 全国に250超の拠点があり、すべて直営なのでサービスクオリティが一定
  • キッズスペース完備の店舗も多数。訪問サービスもあり、柔軟に対応

保険見直し本舗は、株式会社GOESWELLが運営する保険相談です。全国395店舗を展開する保険ショップで、契約実績も100万件を超えています。FPが自宅などに来てくれる訪問型の相談も並行して行っています。ショップにはキッズスペースを設けているところもあり、小さな子どものいる人も来店しやすいよう配慮されています。来店相談と訪問相談を組み合わせることが可能で、よりサービスを利用しやすいように相談スケジュールなどを組んでくれます。

全国395店舗展開している保険見直し本舗ですが、一部の地域にはショップがありません。訪問エリアであれば担当者が自宅や喫茶店などに訪問してくれるので、来店が難しくても諦めなくて大丈夫。遠方に訪問してもらったとしても、出張費や事務手数料などはかかりません。自分の住んでいる場所が訪問エリアかわからない場合は、フリーダイヤルで気軽に訪問についての相談ができます。

口コミでは、地域の医療事情や既存の保険についても専門家らしい提案やアドバイスをしてくれると高評価です。相談者の言葉通りの提案するのではなく、希望内容を咀嚼して、より相談者にマッチするような提案、アドバイスをしてくれます。高度な保険知識のあるスタッフが多い印象ですが、難しくない言葉選びや図解などを用いて分かりやすく説明してくれるところも好印象です。

形態来店型・訪問型・オンライン
運営会社株式会社GOESWELL
設立2001年12月
資本金1億円
店舗数・所属FP数255店舗
取扱保険会社約40社
費用完全無料
対応地域全国(一部を除く)

契約実績100万件以上を誇る保険見直し本舗が第3位です。来店型ショップですが、訪問の相談も行っているため、たとえば初回は来店したけど、次回は訪問で……など、家庭の事情に応じた対応を望めるのが良いですね。利用者の声を見ると、保険商品の提案力が特に高く評価されています。

5位 保険クリニック

保険クリニック店舗外観
保険クリニックのここがおすすめ!
  • 独自の商品検索システムによる提案のクオリティが高い
  • 19年の実績と高い顧客満足度
  • コンサルタントがマスター資格に取り組み、知識が豊富

保険クリニックは、1999年に日本ではじめてオープンした来店型乗合保険ショップチェーンです(※1)。最近はショッピングモールなどで保険ショップを見かけるのもあたりまえですが、そのさきがけと言えます。現在は、来店型に加え、訪問型・オンラインの保険相談も並行して行っています。

利用者の口コミを見ても、保険クリニックが売りとしている独自の保険商品検索システム(保険IQシステム)は、実際に体験してよかったという声が多いようです。複数の保険会社の商品を比較・分析できるシートをその場で作ってくれて、より条件や希望に沿った内容でアドバイスがもらえるのが保険クリニックの強みです。

長年の相談実績があり満足度も高いですが、担当者の接客についてにムラがあるという声も見かけます。今回の利用者調査では、「接客」の項目がやや低い評価点となり、順位を落としました。一部店舗はFC(フランチャイズ)なので、そういったところも関係しているのかもしれません。クオリティの高いサービスが、均一に受けられるようになることを期待したいです。

(※1) 店舗数11店舗以上または年商10億円以上をチェーン店と定義

形態来店型・訪問型・オンライン
運営会社株式会社アイリックコーポレーション
設立1995年7月
資本金4億4,450万円
店舗数・所属FP数280店舗
取扱保険会社約50社※
費用完全無料
対応地域全国(一部を除く)
※店舗により異なる

4位になったのは、オープンから20年以上の歴史がある保険クリニックです。独自の「保険IQシステム」により、条件などからおすすめの保険商品を、コンサルタントの主観によらず検索・提案してくれる仕組みが人気。このシステムはプロからの評価も高いので、体験してみる価値ありです。セカンドオピニオンとしての利用にもおすすめです。

6位 みんなの生命保険アドバイザー

みんなの生命相談アドバイザーのここがおすすめ!
  • 地域や条件からFPをマッチングしてくれるWEBサービス
  • 相談の中止や担当者の変更ができる「ストップコール」システム有り

みんなの生命保険アドバイザーは訪問型に特化した無料の保険相談です。みんなの生命保険アドバイザーが直接保険の相談をうけるのではなく、契約FP(保険募集人)とのマッチングを行っているWEBサービスになります。

万が一、無理な勧誘などがあった場合は、「ストップコール」に連絡をすることで、相談の中止や担当者の変更を行うことができる点が特徴です。自宅での相談を推奨していますが、希望すれば、勤務先や近くのカフェなどを指定することも可能です。

利用者の評価では「提案力」が概ね好評ですが、「面談をしてもらえなかった」「FPとのマッチングに1ヶ月以上かかった」などの気になる口コミも一部あります。

形態訪問型
運営会社パワープランニング株式会社
設立2003年7月15日
資本金1,000万円
費用完全無料
対応地域全国

みんなの生命保険アドバイザーは、それ自体が保険相談サービスではなく、FP(保険募集人)を仲介してくれるマッチングサイトです。変則的ですが、こちらを第5位とさせていただきました。

7位 イオンの保険相談

イオンのほけん相談外観
イオンの保険相談のここがおすすめ!
  • パソコンやスマートフォンでのオンライン相談が可能
  • イオンショッピングセンター内にあり気軽に入りやすい雰囲気

イオングループが展開する「イオンの保険相談」は、全国にあるイオンのショッピングセンター内に保険相談窓口を120店舗構えています。希望の店舗を予約しておけば、買い物のついでに保険相談を受けられます。全国の大型ショッピングセンターの強みを生かし、駐車場完備、ファミリーで相談しやすいなどのメリットがあります。オンライン上でも保険の申し込み、契約が可能なのも売りのひとつです。

訪問型の相談は行っていませんが、テレビ電話で保険相談できるのが特徴です。パソコンやタブレット、スマホで資料やパンフレットを一緒に観ながら相談に乗ってくれるサービスです。「自宅訪問は避けたいけど、来店が難しい」という場合には便利なサービスと言えるでしょう。あらかじめメールや電話で相談日を予約しておけば、担当者から連絡を貰えます。1度目のテレビ電話で保険相談をしたあと、顧客にマッチする保険商品のパンフレットや資料などを郵送してくれます。その後、テレビ電話でパンフレットを一緒に観ながら再度説明してくれるので、アフターフォローも手厚いと言えます。

形態来店型・オンライン
運営会社イオン保険サービス株式会社
設立2005年5月
資本金2億5,000万円
取扱保険会社約21社
費用完全無料
対応地域38都道府県

イオンショッピングセンター内にあり、「気軽に立ち寄りやすい」「入りやすい雰囲気」などの高評価がある一方で、「提案力がやや物足りなかった」「取り扱い保険会社数などが少なかった」などの声も一部ありました。

保険相談サービスとは?利用をおすすめする人

街なかにある保険相談窓口

保険相談サービスとは、保険商品の相談から契約、アフターフォローまでを一気通貫して行うことができる窓口となります。基本的に、各社無料で利用でき、保険会社から直接加入するのと保険料は変わりません。

保険に加入できる経路は保険相談の他にもいくつかありますが、「保険相談サービス」の利用をおすすめしたいのは主に下記のような方です。

  • 複数の保険会社の商品を比較して選びたい方
  • FP資格保有者などから専門的なアドバイスをもらいたい方
  • 複数の保険商品を1つの窓口でまとめて管理してもらいたい方

保険相談サービスの魅力として大きいのが、複数の保険会社の商品の中から、自分のライフプランにあったものをプロの相談員から提案してもらえることです。しかも何度でも相談無料のため、納得のいくまで商品を比較できるのもポイントです。

また、複数社の保険に加入していても、保険相談サービスがすべての保険の窓口となってくれるため手続き・管理もシンプルです。「自分にぴったりの商品を選択したいけれど、手続きが複雑になるのは避けたい!」という方におすすめの相談場所といえるでしょう。

保険相談サービスの種類は「来店型」と「訪問型」がある

現在、数多くの保険相談サービスがありますが、サービスの形態として、大きく2つに分類できます。

ひとつは、保険相談サービスが店舗を構えており、相談したい利用者が来店して利用するという来店型のサービス。保険ショップともいいます。テレビCMなどでよく知られている「ほけんの窓口」などがこの形式で、最近はすっかりメジャーなものとして定着しました。

もうひとつは、店舗などはなく、相談サービスの担当者が、こちらへ出向いてきてくれる訪問型のサービスです。自宅や職場に来てもらうこともできますし、カフェやファミレスなどで会っても構いません。

来店型と訪問型のどちらを選ぶかは、両者の特徴を理解した上で、判断しましょう。

来店型のメリット・デメリット

来店型の保険相談(保険ショップ)は、だいたい交通の便の良いところや、ショッピングモール内などにあり、仕事帰りや買い物のついでに寄るなど、立ち寄りがしやすいことがメリットです。保険相談が初めてという人でも気軽に利用できる敷居の低さがあります。「いきなり自宅に来られるのはちょっと……」という場合も、来店型保険相談なら問題なく利用できるでしょう。

弱みとしては、こちらからわざわざ行かなくてはいけないということに尽きるでしょう。行きやすい場所に都合よくショップがあればいいのですが、そうでなければ時間と交通費がかかります。小さいお子さんのいる方などは、都合を合わせて出かけるのは難しいと思われるかもしれません。

訪問型のメリット・デメリット

訪問型の保険相談は、自宅まで来てもらえるので面倒がないというのが大きなメリットです。お子さんが小さくて目を離せないという場合も問題ありませんし、休日に夫婦が揃っているときに来てもらえば、相談もスムーズです。相談や手続きの際に、なんらかの書類や印鑑などが必要になることがありますが、うっかり持っていくのを忘れたり、重要書類を持ち歩くリスクなどがありません。

デメリットとしては、自宅などで相談をすると心理的に断りにくいと感じる方もいるようです。

利用者が保険相談を選ぶ際に重視したポイントTOP3

保険ソクラテス編集部では、利用者が保険相談を選ぶ際に「どのような点を重視したのか」アンケート調査を実施しました。その結果が下記のグラフです。

利用者が保険相談を選ぶ際に重視したポイントアンケート結果

今回は、回答数が多かった上位3項目について詳細に紹介します。

立地の良さ

保険相談の選択基準として、もっとも重視した方が多かったのは「立地の良さ」です。

保険相談サービスを利用して保険に加入する場合、複数回にわたって担当の相談員と話をする機会があります。その際、自宅から離れている店舗や、通いにくい場所を選んでしまうと、時間や経済的な負担が大きくなってしまうこともあります。

保険の相談は、長時間に及ぶことも多いことから、相談しやすい場所にある保険相談を選ぶのは重要なポイントといえるでしょう。

また、保険相談の多くが、利用者が自由に相談場所を選べる訪問型やオンラインでの相談サービスも提供しています。小さなお子さんがいらっしゃる方や自宅近くに保険相談がない場合には、このようなサービスを活用するのもおすすめです。

取り扱い保険会社の多さ

2位にランクインした「取り扱う保険会社の数」も保険相談を選ぶ際の重要なチェックポイントです。

保険相談サービスによって、取り扱う保険商品や保険会社の数は異なります。選択肢が多いほど、自分のライフプランに合った保険は探しやすいといえるでしょう。

そのため、できる限り、取り扱っている保険商品や保険会社数が多い窓口を選ぶことをおすすめします。

実績・評判の良さ

「実績や評判の良さ」も、保険相談を選ぶ際の重要なチェックポイントのひとつです。どんな人でも、はじめて利用するサービスには不安がつきもの。とくに保険の加入は、お金や健康という観点から自分の人生を見つめる重要な機会ともいえます。

そんなとき、信頼できる相談相手や相談窓口があれば、とても心強いのではないでしょうか。

このように信頼性が高く、実績のある相談窓口を利用できるよう、インターネットに掲載されている口コミや評判を調査してみましょう。実績や評判を知ることで、より自分にあった保険相談窓口が見つかりやすくなります。

保険相談のQ&A

なぜ無料で利用できるの?

ほとんどの保険相談は、無料で相談することができます。その理由は、保険代理店として保険会社から手数料を得ているからです。

保険相談で、保険の見直しなどをして、保険商品を提案されたとします。相談を受けた人が、提案された保険に入ると決めて契約した場合、保険会社から、相談サービスに対して契約手数料や販売手数料といった形でお金が支払われます。

相談サービスはこの手数料を収益としてショップ等を運営しており、相談に来る利用者からは料金をもらいません。

FPさんが自宅に訪ねてきてくれるタイプのサービスは、登録しているFPさんが、相談サービスの運営会社にお金を払っているケースもあります。これは、保険の契約が成立したとき、手数料が登録FPさんに入る形になっているためです。つまり、相談利用が、FPさんにとっての営業の機会になっているので、その機会を提供してくれている相談サービスに、広告費のような意味で費用を払っているということです。

どちらのパターンにせよ、サービスを利用した人が、相談しただけで保険に入らなかったら、運営会社やFPさんは手数料を得ることはできません。なんだか申し訳ないような気がするかもしれませんが、そこは利用者には関係のないことですので、気にせず利用しましょう。

強引な勧誘などはありませんか?

保険相談の運営会社や登録FPさんは、相談した人が保険に入ってくれると手数料を受け取るしくみです。すると手数料欲しさに無理に商品を勧めてくるのでは?という不安も出てきますね。

たしかに、相談サービスの運営側としては、相談に来た人が、提案した保険に入ってくれるほうが嬉しいと考えていることは事実でしょう。ですが、「強引な勧誘」や「本当は必要ない保険を勧める」といった行為をすると、評判を著しく落とす恐れがあるため、強引な勧誘を運営側で禁止しているケースがほとんどです。

たとえば「みんなの生命相談アドバイザー」では、「ストップコール」といって、担当FPに強引な勧誘を受けたと感じたら、みんなの生命保険アドバイザーに申告すると、担当FPの交替・面談の中止が行われます。他の保険相談でも、「担当者の変更をしたい」と申し出ればまず断られることはないと思います。

また、2022年5月9日施行に施行された保険業法では、保険契約者等によるクーリングオフについて、従来の「書面による方法」に加え「ホームページ・Eメール等による方法」が可能となりました1

このように、強引な勧誘・契約から消費者を守る様々なルールが存在するため、必要以上に不安になる必要はありません。

保険相談に最適なタイミングは?

保険相談はいつ行っても問題ありませんが、おすすめの相談タイミングは、「保険料が負担に感じたとき」「ライフステージの変化によって保障内容が気になったとき」です。

給料が減額になった、会社をやめることになったなどの理由で、保険料の支払いに負担を感じたら、まずは解約ではなく、保障内容の見直しを検討しましょう。そのままの状態で保険を手放すことになった場合、貯蓄タイプの保険だとそれまで払い込んだ保険料はほとんど戻ってこず、大きく損をしてしまう可能性があります。保障額は大きすぎないか、余計な特約は付けていないかなど見直す事ができる内容がないか第三者へ一度相談してみることをおすすめします。

また、ライフステージの変化としては、「結婚・離婚」「妊娠・出産」「家の購入」「起業・独立」「子供の自立」などが代表的です。このような時期には必要な保障金額が変化する可能性が高いため、保険の見直しをするのに最適な時期となります。

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