保険は金銭面のリスクに備えるためのものなので、契約者の経済状況によって保障内容の選び方が変わります。平たく言えば「お金に余裕があるか否か」です。このサイトでは、貯蓄や収入が多い人とそうでない人では、医療保険にどんな選び方の違いが出てくるのか、その必要性や選び方について考えていきます。
このカテゴリでは、医療保険の仕組みとその内容についてまとめています。医療保険に限ったことではありませんが、保険は経済的に余裕のある人には必要性がそこまで高くない商品です。医療費の場合は特に、保険適用内の自己負担額は『高額療養費制度』を申請すれば1ヶ月9万円弱に収まるので、経済が破綻するほどの出費が出ることは非常に稀と言われています
世の中何が起こるかわからないため、よほど貯蓄がない限り民間医療保険を活用すべきだと考える人もいます。受療する可能性は高くないとはいえ、200~300万円もかかる先進医療技術もありますから、さまざまな「万が一」を想定すると、民間医療保険に加入するのも有効な手立てだと思います。このカテゴリでは、医療保険の賢い選び方について考えていきます。
このカテゴリでは、医療保険を選ぶ際に参考になる医療費のデータを紹介します。例えば、入院治療から通院・在宅治療の流れにより、最近の平均在院日数は30日程度である一方、一度かかると治療が長引く病気もあり、その場合1ヶ月や2ヶ月の入院では済まない恐れがあります。
病名 | 平均在院日数(全世代) |
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統合失調症、統合失調症型障害及び 妄想性障害 |
546.1日 |
血管性及び詳細不明の認知 | 376.5日 |
アルツハイマー病 | 266.3日 |
脳血管疾患 | 89.5日 |
※参考:厚生労働省「平成26年患者調査の概況」
高額療養費制度があるとはいえ、1年以上も治療費がかかり続けるとなると話が変わってきます。傷病手当金にだって限りがあります。このようなデータをみることで、長期保障がついた医療保険を選ぶというのも一つの考え方です。
このカテゴリでは、医療費を補助してくれる公的制度についてまとめています。医療費に関しては、保険適用内の自己負担額は『高額療養費制度』を申請すれば1ヶ月9万円弱に収まります。また、会社員なら、『傷病手当金』といって、勤務できない間の給料は標準報酬日額の2/3保障され、しかも最長で1年半も受け取ることができるため、それらを医療費や生活費に充てれば後は貯蓄でなんとかなると考えられます。
持病や既往症があると保険の審査に通りにくい確率が高まりますが、病状によっては十分に入れる可能性はあります。また、告知の仕方一つで保険会社からの印象も変わるものです。このカテゴリでは、傷病別で考える保険に入れる可能性と、その告知のポイントについて解説しています。
このカテゴリでは、個別商品別に医療保険のレビューをしています。医療保険は一見すると保障内容の差に大きな違いはないと感じてしまいますが、細かい部分(例えば限度日数や保障対象となる病気の数など)に違いがあります。各商品のメリット・デメリットを考えながら解説していきましょう。