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セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」を徹底分析

    事故率が低い40代・50代の保険料を割安にすることで、他のダイレクト自動車保険との差別化を図っている自動車保険。走行距離に応じた割引や、インターネット割引、ゴールド免許割引などもあり、40代以降なら注目したい商品です。 補償内容の特徴や保険料について詳しく調べてみました。

    主な補償内容

    相手方への補償・対人賠償責任保険
    ・対物賠償責任保険
    ・対物全損時修理差額費用特約
    ケガの補償・人身傷害補償保険(車内・車外)
    ・搭乗者傷害保険
    ・人身家族おもいやり特約
    ・自損事故傷害特約
    ・無保険車傷害
    車の補償・車両保険
    ・車両無過失事故に関する特約
    ・車両全損修理時特約
    ・事故時代車費用特約
    ・車両新価特約
    ・車両積載動産特約(身の回り品補償)
    自動車付帯の補償・弁護士費用特約
    ・他車運転特約
    その他の補償・個人賠償責任特約
    ・自転車傷害特約

    基本補償と特約を、比較的、自由度高く組み合わせることができる設計になっています。後述しますが、一般的には基本セットになっているロードサービスもオプション扱い。既にJAFなどに加入しているであろう、40代・50代ドライバーに対する配慮ですね。補償がダブらない分、保険料を節約できます。

    車両保険に「車両無過失事故に関する特約」が付いてくるのもアピールポイント。自分に過失のないもらい事故で保険請求をしても、要件を満たしていればノーカウント、つまり翌年の等級が下がらない特約です。

    事故対応

    初期対応受付時間~20:00 (車両単独事故・故障損害は平日~17:30、土・日・祝~17:00)
    インターネット事故受付あり
    事故対応体制・専任担当者(ナビゲーター)&エキスパートチーム
    ・損保ジャパン日本興亜との連携

    事故解決ナビゲーターと呼ばれる担当者と、対人・対物賠償に詳しいエキスパートチームが連携してサポートしてくれる体制です。全国約260ヶ所ある、損保ジャパン日本興亜のサービスセンター網を利用できる点も特徴。

    前日20:00までに事故受付が終了した場合、当日中に初期対応してくれます。ただし、車両単独事故・故障損害は、平日は17:30、土日祝日は17:00までに事故受付が終了した場合となります。 ※年末年始を除きます。

    主なロードサービス

    車へのサポート・レッカーサポート(現場での応急処置と合わせて15万円まで対応)
    ・バッテリー上がり
    ・パンク(スペアタイヤ交換)
    ・脱輪引き上げ ・ガス欠対応(契約1年目から10リットルまで無料。保険期間中1回)
    ・インドアロック
    サポート拠点全国約1万3,000ヶ所
    人へのサービス・帰宅費用サポート
    ・宿泊費用サポート
    ・タクシー・レンタカー費用サポート
    ・GPS位置情報サービス
    ・ALSOK事故現場安心サポート(現場に急行・サポート・事故記録等)

    無料レッカー距離は300kmと安心の数字。脱輪引き上げは、落差1m超、タイヤ2つ以上、クレーン作業等の特殊作業も対応可です。また、1年目から10リットルまで無料のガス欠時燃料給油サービスもあり、なかなかの内容ですが、すべてオプション項目です。JAFをはじめとする他のロードサービスに加入している人は、補償のダブリに注意してください。また、40代以下で、何も加入していない人は、ロードサービスをありにすることで保険料が割高になる可能性があります。

    2016年4月からスタートした「ALSOK事故現場安心サポート」は、事故を起こしたときにALSOKのスタッフが事故処理のサポート(警察への届け出、救急車の手配、事故現場の撮影、事故相手からのヒアリング等)をしてくれるもので、「心地よい顧客体験」を具現化したサービスとして好評を得ているようです。

    保険料・割引

    走行距離区分・3,000km以下 
    ・3,000 km超~5,000km以下 
    ・5,000 km超~1万1,000 km以下
    ・1万1,000 km超~1万5,000km以下
    ・1万5,000km超
    割引・インターネット割引:1万円
    ・電気・ハイブリッド車割引:1,200円
    ・ゴールド免許割引
    ・おとなの継続お早め割引:400円
    ・おとなの2台目割引:600円

    インターネット割引は、新規・継続にかかわらず1万円安くなるので◯。他、電気・ハイブリッド車割引などユニークなものもありますが、おとなの自動車保険のポイントはやはり中高年ドライバーへの割引率ですね。

    30代、40代、50代でそれぞれ見積もってみました。

    【見積条件】

    年齢:30歳、40歳、50歳 車種:トヨタ アクア(1500 L・NHP10)
    車検:平成27年4月~
    運転者:契約者・配偶者・別居の未婚の子ども(自動セット)
    免許:ゴールド
    等級:20等級
    使用地:東京都
    使用区分:日常・レジャー
    走行距離:3,000km超~5,000km以下

    プランA:車両保険なしB:車両保険あり
    保険料(一時払)30歳:2万530円
    40歳:1万9,020円
    50歳:1万9,820円
    30歳:3万3,760円
    40歳:3万850円
    50歳:3万2,480円
    割引インターネット割引1万円
    車の補償 車両保険:150万円
    免責金額:5万-10万円
    相手方への補償対人賠償責任保険:無制限
    対物賠償責任保険:無制限
    ケガの補償人身傷害補償保険:3,000万円
    無保険車事故傷害保険:無制限
    自損事故傷害保険:人身傷害で補償
    その他の補償弁護士費用特約:300万円
    ロードアシスタンス特約
    他車運転特約

    ホームページにある見積ツールは非常に分かりやすく、簡単な操作で保険料の増減をチェックできました。結果、上記内容では40歳と50歳への保険料が安値となるメリットはもちろんありますが、30歳にもそのメリットが広がっています。

    もちろん、車種や地域、走行距離区分などの他要素が加わることで、必ずしも最安値になるとは限りませんが、40代~50代のみならず、30代のドライバーも一度チェックしておきたい商品です。

    子どもが運転しても親の年齢に合わせた保険料が適用される仕組みのため、家族全員が運転するという家庭は見積だけでも取ってみては。現在は、「新規見積保存」で550円相当のギフトカードを差し上げています。さらに、「新規契約」で1,100円相当のギフトカードを差し上げています。

    ※2018年8月30日時点の内容です。以降の更新情報はそれぞれのサービスを参照してください。

    【セゾン自動車火災】おとなの自動車保険を見積もる

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