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女性特有の病気とすべてのがんによる入院を上乗せ保障する女性専用医療保険です。女性特有の病気・すべてのがんでの入院日額が1万5,000円の「スタンダードコース」か、1万円の「エコノミーコース」などがあります。通信販売・ネット申込と対面申込では、選べる保障内容が異なります。
保障内容 | ||
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主契約 | 疾病入院給付金 災害入院給付金 |
入院給付金日額を支払い 日帰り入院対応 |
手術給付金 | 入院中:入院給付金日額の20倍 外来:入院給付金日額の5倍 |
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1入院支払限度日数 通算支払限度日数 |
【七大生活習慣病入院給付特則(三大疾病無制限型)適用の場合】 60日型:1入院60日(七大生活習慣病のうち三大疾病以外は120日、三大疾病は無制限) 120日型:1入院120日(七大生活習慣病のうち三大疾病以外は180日、三大疾病は無制限) 通算1,000日(三大疾病は無制限) ※がんで入院したときは「女性入院給付金」の支払日数も無制限で保障。 【七大生活習慣病入院給付特則(七大疾病無制限型)適用の場合】 【七大生活習慣病入院給付特則を適用しない場合】 |
基本の保障は、入院と手術で、女性入院特約が必ず付加されます。
女性特有の病気・すべてのがんで入院した場合は基本の入院保障に、女性入院特約の保障が上乗せされます。
基本の入院保障と女性入院特約の入院給付金日額は1,000円単位で選択でき、基本の入院保障の日額1万円に女性入院特約の日額5,000円を上乗せした「スタンダードコース」、基本の入院保障の日額5,000円に女性入院特約の日額5,000円を上乗せした「エコノミーコース」があります。
1入院の支払限度日数は、通信販売・ネット申込は60日型のみ、対面申込は60日型と120日型から選べます。ともに、通算限度日数は1,000日です。
対面申込では、七大生活習慣病による入院の支払限度日数を延長できる2つのプランを選べます(選ばないことも可能)。同社の七大生活習慣病とは、がん(悪性新生物・上皮内新生物)・心疾患・脳血管疾患・糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性腎不全です。1つ目のプランは、「三大疾病無制限プラン」です。このプランは、がん(悪性新生物・上皮内新生物)・心疾患・脳血管疾患による入院は支払日数無制限、その他の4つの疾病による入院は支払限度日数が60日延長されます。もう1つのプランは、「七大疾病無制限プラン」で、七大生活習慣病による入院は支払日数無制限にできます。
保障内容 | |
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女性入院特約(2007) | 日額3,000円~入院給付金日額と同額まで(付加必須) |
先進医療特約(2018) | 〈先進医療給付金〉先進医療にかかる技術料と同額(通算2,000万円まで) 〈先進医療一時金〉先進医療給付金の10%相当額(1回の療養につき50万円限度) |
がん一時金特約 | 10万円~ 主契約の入院給付金日額の200倍まで(上皮内新生物も同額保障) |
重度三疾病一時金特約 | 10万円~ 主契約の入院給付金日額の200倍まで(上皮内新生物も同額保障) |
がん通院特約 | 日額3,000円~入院給付金日額と同額まで |
入院一時金特約 | 1万円~主契約の入院給付金日額の20倍かつ20万円まで |
通院治療支援特約(退院時一時金給付型) | 1万円~主契約の入院給付金日額の20倍かつ10万円まで |
特定疾病保険料払込免除特則 | 悪性新生物(がん)・急性心筋梗塞・脳卒中により約款所定の事由に該当したら、以後の保険料の払込みが免除されます。 |
※がん一時金特約と重度三疾病一時金特約を通算して主契約の入院給付金日額の200倍まで5万円単位で設定できます。
※特定疾病保険料払込免除特則の悪性新生物(がん)にかかわる保障は、責任開始日からその日を含めて91日目(悪性新生物責任開始日)より開始します。
重度三疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)を手厚く保障する重度三疾病一時金特約・がんを手厚く保障するがん一時金特約がつけられます。両方つけることもでき、がんにかかった場合は、両方の特約から一時金が支払われます。
がんは、初回は初めてがんと診断確定されたときに「がん一時金」が支払われますが、2回目以降はがんの治療を目的として入院をしないと支払われません。最近増えている通院のみの治療では2回目以降の一時金は受け取れない点に要注意です。
また、重度三疾病一時金特約はがん以外にも、治療を目的に急性心筋梗塞または脳卒中で入院を開始したときに、「急性心筋梗塞一時金」「脳卒中一時金」が支払われます。
どちらの特約も、共にそれぞれの一時金ごとに、1年に1回を限度に無制限に支払われる点は心強いといえます。
詳細 | |||
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保険料例 | 【スタンダードコース】 (主契約10,000円+女性入院特約5,000円) 30歳:3,563円 40歳:4,080円 50歳:5,442円 |
【エコノミーコース】 (主契約5,000円+女性入院特約5,000円) 30歳:2,148円 40歳:2,415円 50歳:3,172円 |
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契約可能年齢 | 16歳~80歳 | ||
保険料払込期間 | 10年払済、55歳・60歳・65歳・70歳払済、終身払 | ||
払込方法 | 月払、半年払、年払 | ||
口座振替、クレジットカード払 |
※三大疾病無制限プラン、特定疾病保険料払込免除特則適用なし、60日型、先進医療特約(2018)付加、終身払、口座振替扱、月払の場合
この商品は、特約や七大疾病に対する保障に特徴があると言えます。選択肢がたくさん用意されているのはいいことですが、これらを選ぶと当然ながら保険料が高くなるため注意が必要です。
この保険は、通信販売・ネット申込と対面申込ではプラスできる保障が異なるので、まず、「入口(加入窓口)」を間違えないようにしたいもの。
女性専用医療保険を選ぶ際は、そもそも、女性疾病とがんの入院を上乗せする必要があるかどうかも含めて検討すべきでしょう。「必要がある」と考える女性は、自分の心配に備えるためにいくらの保険料を払えるかを考えた上で特約や日額を設定しましょう。