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グループで海外旅行へ行く場合、海外旅行保険にまとめて加入するとお得になるのか

海外旅行保険は複数名で行くグループ旅行の場合、一定の条件を満たすと全員分の保険をまとめて加入することができます。では、どのような場合にまとめて加入できるのか、まとめて入った方がお得なのかなどをまとめました。


海外旅行保険に「まとめて加入する」とは?

海外旅行保険では一つの保険証券で、複数の人がまとめて加入することができます。条件は、加入者全員の出発日と帰宅日、旅行行程が同じあること。同行する人が家族や夫婦であれば「ファミリープラン・カップルプラン」、友人であれば「グループ旅行プラン」などと呼ばれ、グループ旅行プランは10人までなどの人数制限もあります。

このほか、加入者の年齢が69歳以下であることなど保険会社によって細かい加入条件が異なったり、友人同士まとめて加入するプランがそもそもなかったりするので、まとめて入りたい場合は前もって保険会社に確認しましょう。

グループ旅行プランは保険料がお得?

グループ旅行プランの保険料は、同じ補償内容に個別で入った場合と基本的に変わりません。ファミリープランは家族で共有できる補償があるので保険料を抑えることができますが、友人同士の場合は各人で補償がされるため、特に割引にはならないのです。

また、グループでまとめて加入すると補償内容は一律になってしまうため、自分に合わせて補償内容を決めることができません。補償を増やしたい、あるいは減らしたいと考える人がいれば、個別に加入した方がよいでしょう。旅行に参加する全員が加入しなくても、一部の参加者だけでグループ旅行プランを組むこともできる場合もあります。

グループで保険に加入するメリット

保険料は下がったりはしませんが、グループでまとめて加入するメリットもあります。まず、契約時に代表者が友人の分もまとめて加入手続きができるので、それぞれの契約の手間が省けます。また、グループで加入すると複数人の契約を一つの証券にまとめることができるので、友人同士で契約内容の共有、把握がしやすいです。

たとえば、渡航先で友人の一人が病気になったときでも、全員同じ契約内容なので誰かが把握していれば、保険会社への連絡や病院への搬送などが迅速に行えます。

まとめて加入するときの手続き

では、グループ旅行プランなどで友人の分もまとめて契約(保険加入)する場合の、代表者の手続きを確認しましょう。

申込書に、友人の名前(パスポート記載のローマ字綴り)、生年月日、性別等を記入します。保険会社によって病気・ケガ等の告知事項や質問項目があるので、前もってその項目の答えを友人に聞いておきましょう。これらを手元に控えておけば、友人の本人確認書類の提出はなく、代表者だけで手続きが完了できます。保険料の決済は代表者が行います。

まとめ

複数人で行く海外旅行では、グループ旅行プランなどで海外旅行保険にまとめて加入することができます。ポイントは4つです。

  • 特に割引はない
  • 補償内容が一律
  • 代表者が全員分の契約をできるので、個々の手間が省ける
  • 複数人の保険が一つの保険証券に収まる

個人に合った補償にしたい場合は、それぞれ個別で保険に加入しましょう。

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