傷病別・告知書の書き方を徹底解説
持病や既往歴があっても、告知の仕方次第で一般の保険に入れる確率は高まります。ここでは、保険の申込時に告知されることが多いとされる傷病を取りあげ、一般の保険に加入するための告知書の書き方について解説しています。緩和型保険を選ぶのはそれからでも遅くないでしょう。
コンテンツ一覧Contents
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- 胆嚢炎でも保険に入ることができるのか?
- 胆嚢炎の人が一般の保険に入るには? 胆嚢がんを否定できることが重要です。 胆嚢炎とは、胆石症や細菌感染などが原因で起こる胆嚢の炎症です。胆嚢炎には、急性胆嚢炎、慢性胆嚢炎、無石胆嚢炎などがあります。 急性胆嚢炎の約9割は…
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- 胆嚢ポリープでも保険に入ることができるのか?
- 胆嚢ポリープの人が一般の保険に入るには? 胆嚢がんを否定できることが重要です。 胆嚢ポリープとは、胆嚢の内腔へ突出した粘膜の隆起性病変の総称です。小さいうちは無症状ですが、できる場所や大きさによって腹痛や不快感などの症状…
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- 心不全でも保険に入ることができるのか?
- 心不全の人が一般の保険に入るには? 重症度を詳細に告知することが重要です。 心不全は疾患名ではなく、「心臓の機能が低下して全身の組織の代謝に対して十分な血液を供給できなくなった状態」をいい、急性と慢性があります。 息切れ…
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- 加齢黄斑変性症でも保険に入ることができるのか?
- 加齢黄斑変性症の人が一般の保険に入るには? 軽症であれば保険加入のチャンスがあるかもしれません。 加齢黄斑変性症は、眼の老化が原因で発症します。見たいところが見えにくくなる病気で、失明の原因となる疾患の一つです。黄斑とは…
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- 白内障でも保険に入ることができるのか?
- 白内障になったことのある人が一般の保険に入るには? 加齢性の白内障であることが重要です。 私たちの眼には、ものを見るためのレンズの役割をする水晶体があります。白内障とは、その水晶体が濁ってしまう病気です。レンズが濁るため…
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- 痛風でも保険に入ることができるのか?
- 痛風の人が一般の保険に入るには? 尿酸値をコントロールし、腎機能に問題がないことが重要です。 痛風は尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状を起こす病気です。”ぜいたく病”といわれる理由は、高カロリ…
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- 頭痛持ちでも保険に入ることができるのか?
- 頭痛持ちの人が一般の保険に入るには? 医療機関を受信し、診断された正確な診断名を告知することが重要です。 寝不足やちょっと疲れたときにも起きる頭痛。風邪で発熱したとき、はたまた二日酔いなど、いろいろな原因で頭痛は起こり、…
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- 高血圧でも保険に入ることができるのか?
- 高血圧の人が一般の保険に入るには? 治療を継続して、血圧値をコントロールしていることが重要です。 日本では、50歳以上の2人に1人だと推定されている高血圧(厚生労働省「平成26年 患者調査」)。国民病といわれるほどの疾患…
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- 乳がんでも保険に入ることができるのか?
- 乳がんになったことのある人が一般の保険に入るには? がんが消滅してから5年以上経過し、その後再発や転移がないことが重要です。 乳がんは、乳腺細胞から発生するがんであり、男性にも発症することはありますが、極めて少なく、ほと…
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- 糖尿病でも保険に入ることができるのか?
- 糖尿病の人が一般の保険に入るには? 食事療法や服薬で血糖値がコントロールされていることが重要です。 糖尿病は今や日本人の国民病となっており、患者・患者予備軍を合わせると何百万人いるともいわれています。糖尿病とは、”インス…
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- うつ病でも保険に入ることができるのか?
- うつ病の人が一般の保険に入るには? 入院歴がなく、現在就業していることが重要です。 うつ病は、保険引受に際して保険会社もかなり判断に苦しむ疾病のひとつです。精神的疾患の判断が難しい点が多いことに加え、精神病学会の考えも変…
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- 膵炎でも保険に入ることができるのか?
- 膵炎になったことのある人が一般の保険に入るには? 急性の膵炎で、完治後数年経過していることが重要です。 膵臓は、インスリンを生成、かつ分泌するとても重要な役割をもつ臓器です。膵炎は、アルコールや動物性脂肪の多い食べ物の摂…
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- 大腸ポリープでも保険に入ることができるのか?
- 大腸ポリープになったことのある人が一般の保険に入るには? ポリープが悪性でないことが証明できることが重要です。 大腸ポリープは自覚症状がないため、多くは定期健康診断や人間ドックで見つかります。便潜血検査が陽性反応となり、…
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- 胃潰瘍でも保険に入ることができるのか?
- 胃潰瘍になったことのある人が一般の保険に入るには? とにかく治療内容の詳細な告知が重要です。 胃潰瘍は、胃から分泌される胃酸と胃壁を守る胃粘膜の増殖因子など防御機構とのバランスが崩れ、胃壁に潰瘍や穴ができて痛みが生じたり…
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- 逆流性食道炎でも保険に入ることができるのか?
- 逆流性食道炎になったことのある人が一般の保険に入るには? 検査結果の詳細告知をすることが重要です。 逆流性食道炎は、胃で分泌される「胃酸」が食道に逆流し、食道の粘膜を刺激し傷つけることで、胸焼けなどの症状を起こす疾患です…
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- 脂肪肝でも保険に入ることができるのか?
- 脂肪肝になったことのある人が一般の保険に入るには? 肝機能と脂質の数値に異常がないことが重要です。 脂肪肝とは、肝細胞の中に脂肪(中性脂肪)が多量に蓄積した状態-いわゆるフォアグラ状態のことです。 脂肪肝には「飲酒」が原…
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- 腰痛でも保険に入ることができるのか?
- 腰痛になったことのある人が一般の保険に入るには? 症状ではなく、診断を受け正式な病名の告知をすることが重要です。 慢性の腰痛、ぎっくり腰(急性腰痛症)など、腰痛を経験した方は多いのではないでしょうか。実は、直立姿勢は人間…
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- 緑内障でも保険に入ることができるのか?
- 緑内障になったことのある人が一般の保険に入るには? 眼科医の診断書を提出することが有効です。 緑内障は、糖尿病性網膜症や加齢黄斑変性症とならんで、日本における中途失明の原因となる疾患のひとつです。緑内障は、一般に、眼圧が…
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- 子宮内膜症でも保険に入れるの?
- 子宮内膜症になったことのある人が一般の保険に入るには? 悪性疾患でないことを証明することが重要です。 子宮内膜症は、子宮内膜に何かが起こるのではなく、本来子宮内腔にしか存在しないはずの子宮内膜や子宮内膜様の組織が、卵巣や…
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- 顔面神経麻痺でも保険に入れるのか?
- 顔面神経麻痺になったことのある人が一般の保険に入るには? 今後の病状について医学的な見通しが良く、中枢系顔面神経麻痺でないことが重要です。 顔面神経麻痺は、表情筋を動かしている顔面神経が損傷し、顔の表情が動かなくなる病気…
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- 肺気胸でも保険に入れるのか?
- 肺気胸になったことのある人が一般の保険に入るには? 原因となる疾患があり、それに関連して発生している状態でないことが重要です。 肺気胸は、肺の一部に穴があいて空気が漏れて胸腔(きょうくう)にたまっている状態をいいます。そ…
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- 中耳炎でも保険に入れるのか?
- 中耳炎になったことのある人が一般の保険に入るには? 真珠腫性中耳炎でないことが重要です。 中耳炎は、耳の「中耳」の部分に細菌やウイルスなどが感染して炎症を起こしたり、耳管の働きが悪くなったりして起きる疾患です。 中耳炎に…
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- 脂質異常症(高脂血症)でも保険に入れるのか?
- 脂質異常症(高脂血症)になったことのある人が一般の保険に入るには? コレステロール値がコントロールされていることが重要です。治療せずに放置している場合は「悪化している」とみなされます。 コレステロールには、善玉のHDLコ…
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- 突発性難聴でも保険に入れるのか?
- 突発性難聴になったことのある人が一般の保険に入るには? 治療経過と現在の症状を告知することが重要です。 難聴とは、聴力が低下した状態をいいます。加齢に伴うもの、先天性のもの、あるいは突発性難聴のように突然起こるものなどが…
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- メニエール病でも保険に入ることができるのか?
- メニエール病になったことのある人が一般の保険に入るには? 症状の告知だけでなく、正式に診断されていることが重要です。 メニエール病は、繰り返すめまいを主な症状とし、耳鳴りや難聴などを伴う疾患です。 メニエール病の原因は、…
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- 痔でも保険に入れるのか?
- 痔になったことのある人が一般の保険に入るには? 自己診断でなく、専門医を受診して診断をされていることが重要です。 痔疾患には、痔核(じかく)、裂肛(れっこう)、痔瘻(じろう)などがあります。 痔核は「いぼ痔」のことで、外…