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生命保険と一口に言っても、終身保険・定期保険・収入保障保険と種類があり、入る目的によって選び方が違います。
そこで当サイトでは、各生命保険をカテゴリごとに分け、独自の視点でおすすめランキングを作成しました。保険のプロであるFP(ファイナンシャル・プランナー)の見解も参考にし、2019年の最新情報を含めて作成しています。ぜひ保険選びに役立てていただけると幸いです。
終身保険は、一生涯の死亡保障のほか、老後の資金づくりや相続対策、最近では学資保険の代わりに加入する人もいるなど、使い道が幅広い保険だと言えます。貯蓄機能が重視されることから、払い込む保険料のうち、受け取れる解約返戻金に対する割合、いわゆる「返戻率」に注目が集まることもあります。
▲円建ての終身保険ランキングです!
定期保険は、一定期間を保障する死亡保険で、解約返戻金があるタイプと、掛け捨てタイプのものがあります。若い時期は、死亡率が低いこともあってお手頃な保険料で加入できますが、更新ができるタイプの場合、更新するたびに保険料が上がっていくので注意が必要です。そのため、子どもが大きくなるまでの間など、一時期だけの死亡保障として利用するケースも見られます。
定期保険を選ぶにあたっては、加入目的に応じた保険期間、保険金額、解約返戻金の有無、付加できる特約などさまざまなポイントがありますが、解約返戻金がないタイプの定期保険を選ぶ際、保険金額や保険期間などの条件がほぼ同一であれば、「保険料の安さ」というのが重要事項となるでしょう。FPの皆さんの評価も、そうした傾向が強かったと言えます。
▲今年も1位になったのは……?
なお、最近は「標準体重であるか」「喫煙習慣がないか」などの条件から設定される「健康体割引」を適用すると、ネット生保に限らずさらに保険料が安くなるケースがあります。
収入保障保険は、一定期間中の万が一の場合の保障額を、月額で設定しておくタイプの生命保険です。一定期間を同額の保険金で保障する定期保険とは異なり、保険期間の経過とともに保険金総額が下がっていく仕組みで、亡くなった時期によって受取保険金の総額が変わります。そのため、保険期間と加入直後に亡くなった場合の一括受取金額が同じ場合は、定期保険と比べて保険料がお手頃となっています。
万が一の際の必要保障額は時間の経過とともに減少する傾向にありますから、それに合わせて保険金総額が下がる収入保障保険は合理的だと言えます。
収入保障保険選びは、保障内容と保険料のバランスがキーでしょう。ここでもFPのみなさんからご意見をうかがい、ランキングを作成しました。
▲合理的な仕組みにソクラテス編集部としてもオススメ!
定期保険に比べると各社の趣向を凝らした商品が出ているため、保険選びは1社に絞らず、2~3商品を比較して検討するといいでしょう。