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三井住友海上あいおい生命の終身保険です。通常型と低解約返戻金型があり、低解約返戻金型は月額保険料が約9%、安くなっています(以下のデータはすべて低解約返戻金型のものです)。この商品の最大の特徴は、積立利率変動型であること。つまり利率が、景気などに応じて変動することです。
詳細 | |
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契約可能年齢 | 0歳~50歳(保険期間・特約によって制限あり) |
保険期間 | 終身 |
保険料払込期間 | 60歳満了・65歳満了 |
払込回数 | 月払・半年払・年払 |
払込方法 | 口座振替・カード払 |
詳細 | |
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死亡保険金 | 基本保険金額:300万円/500万円/1,000万円 |
高度障害保険金 | 死亡保険金と同額 |
おもな特約 | 終身介護保障特約 保険料払込免除特約 |
詳細 | |
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契約者 | 30歳・男性 |
保険期間 | 終身 |
保険料払込期間 | 60歳 |
月額保険料 | 2万5,880円 |
保障内容 | 死亡・高度障害保険金:1,000万円 ・死亡保障を年金に変更した場合 10年確定年金:基本年金額約94万円 ・死亡保障を介護年金に変更した場合 10年保証期間付終身年金:基本年金額約90万円 |
経過 年数 |
年齢 | 払込保険料累計 | 積立利率0.75% | 積立利率1.00% | ||
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増加保険金額 | 解約返戻金 | 増加保険金額 | 解約返戻金 | |||
5 | 35 | 155万2,800円 | 約1,000万円 | 約98万円 | 約1,001万円 | 約99万円 |
10 | 40 | 310万5,600円 | 1,003万円 | 211万円 | 1,007万円 | 215万円 |
15 | 45 | 465万8,400円 | 1,008万円 | 323万円 | 1,017万円 | 331万円 |
20 | 50 | 621万1,200円 | 1,015万円 | 439万円 | 1,031万円 | 454万円 |
25 | 55 | 776万4,000円 | 1,024万円 | 560万円 | 1,050万円 | 587万円 |
30 | 60 | 931万6,800円 | 1,036万円 | 1,074万円 | 723万円 | |
払込満了 | ||||||
31 | 61 | 931万6,800円 | 1,039万円 | 972万円 | 1,080万円 | 1,011万円 |
35 | 65 | 931万6,800円 | 1,049万円 | 992万円 | 1,101万円 | 1,041万円 |
40 | 70 | 931万6,800円 | 1,062万円 | 1,016万円 | 1,129万円 | 1,080万円 |
※「増加保険金額」「解約返戻金」の数値は万円未満を切り捨てて表示しています。
※積立利率(0.75%、1.00%)が保険期間中一定でそのまま推移したと仮定して計算したものです。
ほとんどの低解約返戻金型終身保険が固定利率であるのに対して、数少ない利率変動型の商品であり、固定利率の貯蓄型保険の弱点である将来のインフレにも対応可能です。利率は最低保証(0.5%)があり、一度上がった場合は下がることはないとされているため、好景気になって高利率で推移した場合は、利益が出ることが期待できます。
保険料払込完了後に、そのまま死亡保険として継続する以外に、保障の一部は年金や介護保障に変更することができます。決めるのは払込完了後なので、その時点、つまり将来時点の自分の状況やライフスタイルによって、最適な保障に切り替えられるということです。
インフレに対応できるのはいいのですが、利率に変動がなく最低保証利率のままだった場合、払込完了時点でも返戻率は100%を割り込む可能性があります。利率が上がる可能性がある一方で、結局、低返戻率のまま終わるおそれがあり、リスキーだと言えるでしょう。