ソニー生命の「リビング・ベネフィット(生前給付終身保険・生活保障型)」を徹底分析

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ソニー生命の「リビング・ベネフィット(生前給付終身保険・生活保障型)」は、死亡保障に加え、就業不能になり得るリスクにも備えることができる保険です。終身保険なので貯蓄性もあり、高く評価する専門家もいます。

具体的な特徴を見ていきましょう。


《これだけは押さえる》保障内容の特徴

三大疾病だけでなく身体障害3級・要介護2でも保険金が受取れる

この商品は、死亡したとき、三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)で所定の状態になったとき、高度障害状態になったとき、に保険金を受取れます。

さらに特定障害状態(身体障害者手帳3級以上)になったとき、公的介護保険制度で「要介護2以上」になったときなど、公的制度の認定と連動していて、わかりやすい支払条件が特長です。

ただ、どれか一つの保険金を受取った時点で契約は消滅し、他の保障はなくなります。たとえば、がんになって保険金を受取ったらその時点で保険は終了するので、その後、要介護2以上になっても保険金は受取れません。

解約返戻金を老後に活用できる

掛捨てではなく解約返戻金があるため、貯まったお金を年金で受取る等、老後資金として活用できます。解約すれば保障はなくなりますが、お金が戻ってくるので、実質保険料の負担が少なくなるとも言えます。

保険料が65歳払込の契約で65歳で解約すると、払った保険料の約88%の解約返戻金が受取れます(契約者30才男性の場合)。

身体障害の状態になると以後の保険料は払込みが不要になる

不慮の事故により、事故日から180日以内に所定の身体障害状態になった場合、以後の保険料の払込は免除となり、保障は一生涯続きます。

基本情報と主な保障内容

あくまで概要ですので、詳細はパンフレットや公式サイトなどでお確かめください。

契約情報

契約情報 主な条件
契約可能年齢 5歳~85歳
保険期間 終身
保険料払込期間 終身
有期(10年・15年・50歳・60歳・65歳・70歳75歳・80歳・85歳払済)
払込回数 月払・半年払・年払

主契約

給付金 主な支払条件・保障内容
死亡保険金 死亡したとき
特定疾病保険金 ■悪性新生物(がん)
 ・初めて悪性新生物(がん)だと診断確定されたとき
 ※上皮内新生物は対象外
■急性心筋梗塞
 ・急性心筋梗塞を発病し、医師の診療を受けた日から60日以上労働の制限を必要とする所定の状態が継続したとき
 ・虚血性心疾患のうち、急性心筋梗塞、再発性心筋梗塞が対象
■脳卒中
 ・脳卒中を発病し、医師の診療を受けた日から60日以上所定の後遺症が継続したとき
 ・脳血管疾患のうち、くも膜下出血、脳内出血、脳梗塞が対象
障害保険金 傷害または疾病が原因で所定の高度障害状態または特定障害状態になったとき
介護保険金 傷害または疾病が原因で所定の介護状態になったとき

特約

給付金 主な支払条件・保障内容
リビングニーズ特約 余命6ヶ月以内と診断された場合、保険金を受取れる
5年ごと利差配当付年金支払特約 保険金等または解約返戻金相当額を年金で受取る事ができる

加入するなら

保険料例

次の条件で保険料を見積もってみました。

  • 保険料払込期間:65歳
  • 保険期間:終身
  • 保険金額:1,000万円
  • 保険料払込方法:月払

以上の条件で、30歳~45歳まで、5歳刻みでの男女の保険料(月払)を計算してみます。

(保険料払込期間・保険期間および付加される特約等により保険料は異なります。)

契約年齢 男性 女性
30歳 2万3,620円         23,320円
35歳 2万8,200円 27,740円
40歳 34,620円 33,790円
45歳 44,380円 42,750円

知っておきたい2つのポイント

老後に終身介護保障保険に変換できる

老後に介護保障を充実させたいと思ったときは、健康状態の告知なしで「終身介護保険」に変換できます。要介護2以上の状態と認定されたときには、一生涯を通じて介護保障が得られるので、保障が更に充実できます。

保険料の高額割引制度がある

保険金額が500万円以上の場合、保険料が割引になります。

この保険でよく頂く質問

当サイトによくお問い合わせいただく内容をまとめました。なお、パンフレットなどの資料にも記載のある内容ですので、もっと詳しく知りたい場合はそちらをご覧ください。

Q1.老後資金として活用したいときは全部解約するしかない?

全部解約しなくても、保険金額を減額して解約返戻金の一部を受取ることができます。

Q2.保険料を払うのが困難な場合、何かいい方法はある?

解約返戻金がある保険なので、保険料の払込を中止し、その時点での解約返戻金を元に保険金額を定める「払済保険」に変更することができます。その場合、保険金額は少なくなりますが、終身の保障は得られます。

また、一時的に資金が必要なときは、解約返戻金額の所定の範囲内で契約者貸付を受けることもできます。

全体を通して

保障範囲を三大疾病から身体障害状態や介護状態まで広げて、就労不能リスクにも備えられるようにしたのが強みです。

つまり、現役時代は三大疾病や身体障害の保障に備え、高齢になってからは要介護や身体障害の保障に備えることができます。

ただ、一度保険金を受取ると契約は無くなるので、医療保険やがんの再発などに備えてがん保険などと組み合わせるのもいいでしょう。

2019年貯蓄性が高い保険はどれ?

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