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解約返戻金がなく、一定期間に一定金額の死亡保障を得る定期保険です。割安なコストで保障を確保したい人に向いていると言えます。
各社さまざまな商品があるなか、損保ジャパン日本興和ひまわり生命の「定期保険(無配当 無解約返戻金型)」はどんな保険なのか? 具体的に調べてみました。
保険期間を通じて解約返戻金をなくすことにより、通常の定期保険に比べ割安な保険料で、一定期間の保障を確保できます。
15年以上の保険期間があれば、5歳きざみで80歳までの定期保険を確保できます。必要な保障を必要な期間準備できます。
タバコを吸うか吸わないかの喫煙状況や健康状態が会社の定める基準に適合していれば、保険料が割安になります。
喫煙状況と健康状況を独自の基準で分類し、その結果、保険料が安くなる「リスク細分型」という仕組みを採用しています。 「健康体」は、下記の項目の両方を満たしているうえで、医師の審査結果などが保険会社が定める範囲内である必要があります。
最高 | 最低 |
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140未満 | 90未満 |
あくまで概要ですので、詳細はパンフレットや公式サイトなどでお確かめください。
契約可能年齢 | 15歳~65歳(保険期間・特約の付加により異なる) |
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払込期間 | 55歳~80歳満了(5歳刻み。契約年齢等により異なる) |
払込回数 | 月払・半年払・年払 |
払込方法 | 口座振替・クレジットカード払 |
種類 | 主な支払条件・保障内容 |
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死亡保険金 | 死亡したとき |
高度障害保険金 | 約款所定の高度障害状態になったとき 死亡保険金と同額 |
種類 | 主な支払条件・保障内容 |
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養老保険特約 | 死亡・所定の高度障害状態になった場合は死亡・高度障害保険金を、 保険期間満了時まで生存した場合は満期保険金を受取れる。 |
災害死亡特約 | 不慮の事故で180日以内に死亡・所定の高度障害状態になった場合、 または所定の感染症で死亡・所定の高度障害状態になった場合、 災害死亡・高度障害保険金を受取れる |
健康体料率特約(主契約用) | 被保険者の喫煙状況や健康状態などが保険会社の定める基準に適合する場合に、保険料が割安になる |
年金支払特約 | 死亡・高度障害保険金を年金で受取ることができる |
実際に加入する場合の保険料例を調べました。
区分 | 男性 | 女性 | ||
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30歳 | 40歳 | 30歳 | 40歳 | |
非喫煙者健康体 | 5,940円 | 8,400円 | 4,920円 | 6,510円 |
非喫煙者標準体 | 7,170円 | 10,290円 | 5,610円 | 7,530円 |
喫煙者健康体 | 7,560円 | 10,830円 | 5,520円 | 7,440円 |
標準体 | 7,770円 | 1万1,130 | 5,730円 | 7,740円 |
保険料払込期間・保険期間および付加される特約等により保険料は異なります。
不慮の事故が原因で、事故の日からその日を含めて180日以内に、所定の身体障害状態になった場合には、以後の保険料の払込みは必要ありません。
不慮の事故や所定の感染症に備えて、特約を付加できます。(詳しくは「特約」の項目を参照ください。)
当サイトによくお問い合わせいただく内容をまとめました。なお、パンフレットなどに記載のある内容もありますので、もっと詳しく知りたい場合はそちらをご覧ください。
「1年以上たばこを吸っていない」が非喫煙の割引条件なので、「喫煙者健康体」か「標準体」の保険料になります。
しかし、保険契約から2年経過後~5年以内に再査定を受け、基準をクリアすれば以降の保険料率が割安になるとともに、それまで「喫煙者健康体」か「標準体」として上乗せしていた保険料の差額が「健康チャレンジ祝金」(保険料差額相当額)として戻ってくる「健康☆チャレンジ!」制度があります。
契約者・被保険者・その家族(2親等以内)が利用できる「SOMPO健康・生活サポートサービス」があります。健康・医療や介護に関することから、税務や法律に関する相談まで、健康と生活を応援するサービスがあります。
一家の大黒柱が病気や事故により死亡した場合、家族の経済的な負担は計り知れません。これらのリスクに備えて、事前に充分な準備が必要となります。そこで、必要な期間、一定額の保障を割安な保険料で確保できるのがこの保険の強みです。
ただ、必要保障額というのはだんだん減っていくのが理にかなっているので、「逓減定期保険」や「収入保障保険」などと比較検討して、どちらがよいか、あるいは、併用するのがよいのかを考えるといいでしょう。