【セミナーレポート】書籍出版記念「9割の人が知らない保険のカラクリ」実演セミナー

総合保険情報サイトとして、難しい保険の知識をわかりやすくお届けしてきた「保険ソクラテス」は、7月に書籍「マンガでわかる 9割の人が気がつかない保険のヒミツ」を出版しました。これを記念して、本書の監修をご担当いただいたファイナンシャルプランナーの吹田氏をお招きし、セミナーを開催いたしました。
その保険相談、ホントに大丈夫・・・?
保険の営業職員の方の話を聞いていると、そのときは「そうなんだ~!」と思っても、あとでよーく考えてみると「ん……?」となる内容が飛び出すことがあります。
そうした、ちょっとあやしいトークに惑わされることなく、自分に合った保険選びをしてほしい、そんな思いから生まれたのが書籍「マンガでわかる 9割の人が気がつかない保険のヒミツ」です。本書は、保険のCMや営業の場でよく聞くフレーズに、当サイトのキャラクター「ソクラ哲」がツッコミを入れるマンガと、真実をわかりやすく解説する本文からなる、楽しい実用書となっています。
さて、ここ数年、保険選びや保険の見直しに、保険相談サービスや保険ショップを利用される方が増えてきました。保険選びには、保険相談で専門家のアドバイスを聞くことはとても重要です。しかし、そうした保険相談サービスにおいても、残念ながら、本書で取り上げたような、ちょっとあやしいトークが聞かれることがあります。
そこで、本書の内容をより掘り下げ、保険相談に臨む際に知っておいてほしい知識をお伝えするためのセミナーを企画しました。
セミナーにご参加いただくことで、次のような変化があることを意図しています。
講師紹介
プロフィール
吹田朝子氏-
一般社団法人円流塾代表理事、お金のメンタリスト。CFP、1級ファイナンシャルプランニング技能士、宅地建物取引士。夫と2人の子の4人家族。著書・TV出演多数。1989年一橋大学商学部卒業後、金融機関で企画・調査、予算管理部門を経て1994年より独立。3300件以上の人生設計相談を通じて、お金との上手な付き合い方を円流塾で伝授。「親子で楽しく冒険しながらお金を学べる!おこづかいゲーム」、「愛あるお金さんの循環ゲーム」の企画運営、ビジョンで楽しむ株式投資塾などを主催。
当日のセミナー内容
1:なぜ出版?そのいきさつと目指すこと
2:もう保険で迷わない「保険ソクラテスの哲学」と保険相談のメソッドとは?
3:保険相談の現場ってこんなふう(実演)
あなたは、自分を見失わずにいられる?
- がん保険のトーク例
- 女性保険のトーク例
- 終身保険のトーク例
4:保険の相談をする前に
セミナーの始まりは、書籍出版の経緯から。保険選びに、プロに相談をすることは大切ですが、優れた相談員を見極めることや、相談する側が知っておいたほうがいいことを伝えたい、という保険ソクラテスの思いが、この本の企画に繋がったことを、あらためてお伝えしました。
メインは保険会社での勤務経験もお持ちの講師・吹田氏による、保険相談員のトークの実演です。
このパートでは、場面をイメージしてもらいやすいよう、相談員と相談者のパネルも登場。人形劇のような形式で、相談の現場で実際に飛び出すトークの実演がありました。吹田氏によると、「今日のお話は、オフレコな内容もあります」とのこと。
相談者側からは言わないほうがいい「NGワード」や、よくない相談員が話しながら考えている「ウラの意図」、優れた相談員なら話してくれるはずの「本当に質問してほしいこと」などの実例が挙げられると、会場では熱心にメモをとる参加者の姿がありました。
参加者の感想の一部を紹介します
保険会社のウラ事情などを聞け、より保険選びのポイントを理解することができたような気がします。
さらに興味が沸いたので、貯蓄型保険について、もっと詳しく聞いてみたいと思いました。
保険の相談をどう進めるか、具体的に理解できました。会社、相談員の見極めは大変参考になりました。
保険は「やりたいこと」を決めてから商品選びをする、ということが一番勉強になりました。老後への準備の図がすごくよくわかりました。