【セミナーレポート】「プロのファイナンシャルプランナーが教える」教育資金の賢い貯め方・考え方セミナー


保険ソクラテスでは、さまざまな保険全般の情報をお伝えしていますが、開設以来、非常にアクセスが多いのが、学資保険のページです。そこで、教育資金づくりに詳しいファイナンシャルプランナーの豊田さんをお招きし、セミナーを開催いたしました。
こんなお金の心配はありませんか?
教育資金、みんなはどれくらい貯めてるの?いつから貯めてるの?
定期預金?学資保険? どっちが貯めやすいの?
日々のやりくりと教育資金の準備、両立が難しい。
保険は必要だと思うけど、どうやって選べばいいの?
もしかして損してる? 税金や公的制度の知識がない……
子どもが生まれたときから始めたい教育資金の準備。
「でも、どう考えてどう貯めたらいいかわからない……」
教育資金は早めに準備を始めたら、あとが楽になります。かといって闇雲に始めても、指針がないので、途中で挫折してしまう可能性が高いです。
今回、そんな方のために、教育資金についてプロのファイナンシャルプランナーである豊田眞弓さんを講師としてお招きし、セミナーを開催することに致しました。
今まで教育資金について、たくさんの方の悩みを聞いてきた豊田さんは、
「教育資金は細く長くコツコツと、自分に合った方法で貯めるのがイチバン」
と言います。
子どもの将来の夢をかなえるために、しっかり準備をしておいてあげたい教育資金。
今回のセミナーでは、自分の性格や、お金のリテラシーなどを考慮した、実情にあったお金の貯め方・考え方について豊田さんにお話いただきました。
講師紹介
FPラウンジ代表
豊田眞弓氏-
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1994年よりFPとして独立。住宅金融普及協会住宅ローンアドバイザー。オールアバウト教育資金ガイド歴は15年。子どもマネー総合研究会元代表。短大非常勤講師。
「人生転機のマネー術」「家計のリスク管理」を大テーマに置き、個人相談、セミナー、寄稿・監修、講師など幅広く活動している。6カ月かけて家計を見直す「家計ブートキャンプ」も好評。「住宅ローンは55歳までに返しなさい!」(アニモ出版)など著書多数。座右の銘は「今日も未来もハッピーに!」。消費者センターや学校にて、保護者や高校生向けの教育費セミナーなども行っている。
当日のセミナー内容
- 日本の教育費負担が重い理由
- かかるお金の目安
- 目標額を決めましょう
- あなたに合った教育資金の準備法は?
- 「相談力」も金融リテラシーの1つ
- なんでもQ&Aタイム!
当日は、お子さんを持つことを考えているという方から、すでに子育て中の方まで、さまざまな立場の方にお越しいただきました。
まずは「教育資金はどれだけ貯めればいいのか?」というところからセミナーがスタート。統計などで明らかになる必要額の大きさにはみなさん驚かれた様子でした。「もしも余ったら、自分の老後資金に回せばいいのだから、教育資金に『貯めすぎ』はありません」と豊田さん。
そして具体的な準備方法として、元本保証型の積み立てとしての「財形貯蓄」や「自動積立定期」、多少リスクをとってでも利率を求めるなら「つみたてNISA」、自分でこまめな預け替えなどができるなら「個人向け国債」や「外貨建て商品」と、さまざまな方法の解説が続きます。
なかでも「学資保険」「低解約返戻金型終身保険」「外貨建て保険」については、それぞれを比較しながら詳しくメリット・デメリットの解説が行われ、会場では熱心にメモをとる参加者の姿が見られました。
質問コーナーでは、「外貨建て保険を勧められて入ってしまったが、適切だったのか?」「学資保険を一時払いや短期払いで払い込んでしまうと、払込免除の恩恵が得られないのでは?」など、具体的な質問が飛び、みなさんの教育資金づくりと保険への関心の高さが感じられた90分となりました。
参加者の感想の一部を紹介します
まだ子どもがいないのでこれからですが、具体的なイメージができたのが良かったです。ありがとうございました。
教育資金は、早いうちからお金を貯めておこうと思いました。自分に合う貯め方や、保険などがどういうものなのか、無料相談も利用できたらいいなと思います。
保険の相談でずっと外貨建てを勧められていたものの、外貨への不安がぬぐえずに迷っていました。豊田先生のセミナーは、とてもふに落ちる内容だったので、外貨も不安だというだけで避けずに、少しでもプラスになるように考えたいと思います。