第三話引受基準緩和型と無選択型保険

今日のまなび今回のキーワードは「部位不担保」と「引受基準緩和型」「無選択型」です。作中では全然知らなくてお恥ずかしいところをお見せしましたが(T_T)、これらの保険に加入するときは、その特徴を知っておく必要があります。

「部位不担保」とは、ある特別な条件下で保険に加入できる代わりに、特定の部位に関わる病気の保障を対象外にする契約。似たようなものに「特定疾病不担保」というタイプもありますが、考え方は同じです。たとえば「子宮内膜症」を患っている女性が特定疾病不担保の医療保険に加入した場合、保険期間中に子宮内膜症で治療を受けても保険金は受け取れません。不担保期間は各社により異なりますが、2~5年くらいが一般的です。

そんな保険は安心できない!という場合、特別条件のハードルを取り払った「引受基準緩和型」や「無選択型」を選ぶ選択肢もありますが、保険会社も支払いリスクを取るわけですから、保険料は1.6倍~2倍以上になってしまいます。クリトンさんが断ったのも無理ないかもしれませんね……。しかし、保険料と引き換えに安心を得る方もおられるので、人によって正解はさまざまです。

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