自転車保険に入るには?加入の仕方と加入前に確認すべきこと

店頭、インターネット、スマートフォンなど、自転車保険は商品によってさまざまな加入ルートがあります。「店頭でいろんなことを質問したい」「スマホで気楽に入ったり辞めたりしたい」など、販売経路優先で商品選びをする人もいるため、ここでは主な加入方法を紹介します。

目次

1.自転車屋で申し込む

補償内容によりシールの色が異なる

サイクルショップで自転車を購入したときや、修理を依頼したときなどのついでに加入する、最も一般的なルートです。定番なのは、(公)日本交通管理技術協会が運営する『TSマーク付帯保険』。加入にあたっては規定の整備・点検を受けなくてはいけませんが、自動車の車検のように大掛かりなものではなく、短時間でやってくれることがほとんどです。

歴史ある保険で、補償内容もまずまずですが、補償対象は「自転車の所有者」ではなく「自転車そのもの」である点が特徴です。

2.インターネットから申し込む

最近の自転車保険はインターネットから加入できるものがほとんどです。民間の保険会社はもちろん、自転車関連の活動組織もオンライン契約に対応していることが多いです。わざわざ店頭に出向く必要がないため、忙しい人には嬉しいでしょう。しかし、手軽であるがゆえに、 補償内容の確認がおろそかにならないよう注意してください。

3.携帯電話(スマートフォン)から申し込む

NTTドコモ、au、ソフトバンクの大手携帯キャリアは、自社のユーザー向けに自転車保険を販売しています。端末からの操作で契約・解約手続きが簡単にできるのがメリットですね。保険料は月々の電話代と一緒に引き落とされるので、支出の管理がしやすいです。

お手頃な保険料であることが多いですが、「安かろう悪かろう」な補償内容になっていないか、要チェックです。

4.コンビニエンスストアを利用する

セブン-イレブンであれば、店内にあるマルチコピー機から、三井住友海上が取り扱う自転車保険に加入することができます。生活圏にセブン-イレブンがある人には便利でしょう。

加入前にチェックしておくべきこと

個人賠償責任保険の上限額は十分か?

自転車事故で本当に怖い経済的リスクは、第三者を傷つけてしまうことで生じる損害賠償責任です。現実に1億円近い支払命令も出ているだけに、個人賠償責任保険の上限額は余裕のあるものを選びましょう。示談交渉サービスの有無も要チェックです。

自動車保険や火災保険で事足りないか?

個人賠償責任保険は、自動車保険や火災保険などを通しても加入することができます。何らかの保険やサービスを通して加入済みの場合、自転車保険の必要性は低くなりますが、個人賠償責任保険を持っていない場合でも、それを自転車保険で付帯するのがベストなのか、考える余地はあります。

自転車保険は必要?不要?タイプ別で考える自転車保険の選び方

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