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吹田朝子について

保険ジャーナルの記事を担当させていただきます、吹田朝子です。 1989年に大学卒業後、保険会社の調査研究・企画・主計部を経て、1994年より自分のライフプランの変化に合わせて独立し、以来、金融商品は売らずに人生における「お金との美しい付き合い方」を目指して活動しています。
保険ソクラテスさんとは、「保障に対するオリジナルの意見を尊重し、バイアスかけずにオープンにしていくことで、読者の皆さんがそれぞれの想いで選択できるように応援したい」というビジョンに共感し、今回、隔週でニュースを読み解く一コマを担当することになりました。 どうぞよろしくお願いします。

HP:一般社団法人円流塾STコンサルティング有限会社

AIでリスク度を算出して4か月目以降平均30%割引に!スマホの補償「スマホ保険」

AIで仕事がなくなるかもという話など、技術の進歩には目を見張るものがありますよね。
実は、保険の仕組みにも、AIが活かされて、「手続きや給付事務は迅速に透明に、そして契約者の日常の安全行動から負担も合理的かつ公平で無駄がない」という商品が登場し始めています。

今回は、スマートフォンで簡単に手続きできるスマホを補償する保険について、従来の保険の前提にとらわれない発想と合理的な仕組みづくりについて、justInCase畑社長にも取材し、従来のスマホの補償とどう違うのか整理しました。

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個人間送金アプリは相手の使い方や払い出し手数料に注意!資金移動業者の特徴と注意点

キャッシュレスが徐々に普及してきているようです。○○Payという名称など、決済アプリが増えていると同時に、個人間の送金がより手軽になり、若い世代からシニア層まで多くの世代に受け入れられてきています。

ただ、急にアプリの数が増えて、利用者の中には戸惑う声も多く聞かれます。ダウンロードをして、アプリにお金をチャージしたはいいが、お金を元に戻せなかったり、戻すのに手数料がかかったりなど、思わぬデメリットを実感した人もいます。

今回は、個人間の送金アプリの特徴と、アプリからお金を元に戻す出口について、以下にまとめてみました。

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キャッシュレス化の柱となるか?「タッチ決済」のメリットと注意点

2018年末はPayPayの100億円キャッシュバック騒動に目を見はった方も多かったのではないでしょうか?日本は中国に比べて、キャッシュレス化が非常に遅れていると言われます。キャッシュレス決済比率は中国の89.1%に対して、日本はなんと18.4%という低さ(経済産業省「キャッシュレス・ビジョン」(2018年4月)より)。

オリンピックや観光客対応、グローバル化に向けて、キャッシュレス化を推進するためにも「タッチ決済」が注目されていますが、その特徴と注意点について、以下にまとめました。

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お金の価値にとらわれない相互扶助の「感謝経済プラットフォーム」が本格稼働へ

私たちは経済的な助け合い・相互扶助というと保険を思い浮かべることが多いと思います。しかし、最近、20代など若い世代と話していると、従来の金融商品やお金の仕組みにとらわれない、もっと自由な発想や根本的な思考をする方が増えているような気がしています。

そんな中、やはり従業員も比較的若い世代で、理念に「互い助け合いの場を通して、物心両面の幸福を実現し、世界の発展に寄与する」を掲げる株式会社オウケイウェイヴが、従来運営してきたQ&Aサイトのデータベースをもとに、日本ならでは感謝の気持ちを可視化した新しい評価経済のプラットフォームを立ち上げ、半年で様々なサービスを展開し始めています。

保険業界の外からも、真摯に助け合うことに向き合う会社がある例として、これからの流れを汲み取る参考になればと、以下にまとめてみました。

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「元がとれるか」に引っ張られた和製トンチン年金は中途半端な保険

ここ数年で「トンチン年金」という商品について耳にすることが増えてきているようです。大手生保の商品と銀行や証券会社の窓口でも売られる商品として、登場し始めているからでしょう。

しかし、この「トンチン年金」は、実はとても古くからある仕組みなのです。私が保険会社に入社した1989年、最初の部署で海外動向を調査している際も一つのテーマになっていて、そのネーミングが印象的だったのを覚えています。トンチン年金は、17世紀、イタリアのナポリ生まれの銀行家「ロレンツォ・トンティ」氏が考案した年金制度で、当時フランスが財政難の解決策として導入したものだったのです。近代に入り、米国でも2004年から大手生保が商品化して販売をスタートし、以降、各エリアで増えているようです。

日本をはじめ、少子高齢化による財政難が不安視される中、いよいよこれを取り入れざるを得ないかという状況に来ているのだと思います。

今回は、そのトンチン年金について、最近の日本の保険会社のトンチン性年金の特徴や意義、その使い方について整理しました。

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ロボット保険アドバイザーは、今までの保険加入プロセスを変える存在になるか?

保険(Insurance)とIT(Technology)を組み合わせた「Ins Tech」という造語を目にすることが増えてきました。その中で、資産運用のロボットアドバイザーならぬ、ロボット保険アドバイザーというサービス「Donuts(ドーナツ)」がスタートしました。

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保険から損得勘定が完全に消える!行動経済学を導入した新しい保険ビジネスモデル

保険はもともと「助け合い」という相互扶助で成り立つものなのですが、実際、「お宝保険」とか「元がとれるか」などと、損得勘定で話すのをよく耳にします。それは、日本で保険に貯蓄性も加味して考えるところがあるからなのでしょう。

そんな中、私は、最近のFintechスタートアップ保険会社で、契約者と保険会社が、損得勘定なしに本当に三位一体になって、コミュニティまで機能しはじめている事例を知り、新たな保険業の姿と思ったので、以下、ご紹介します。

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