生命保険は健康体割引から健康増進型へ!?

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タバコを吸っていない、健康状態が良好など、いくつかの基準をクリアすると保険料が安くなる健康体割引。これと並行して、最近、加入後に健康を増進するアクションをすると保険料が割り引き(割増になることもあり)になったり、キャッシュバックされたりする健康増進型が登場してきました。健康体割引と健康増進型との違い、健康増進型にはどのような商品があるのか調べてみました。

運動や禁煙で保険料を安く…「健康増進型保険」各社が投入

《概要》生命保険各社が、運動や禁煙などで生活習慣や健康状態が改善すると、保険料を安くする「健康増進型保険」を次々投入している。

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認知症の本人や家族を支える保険が初登場!

認知症患者数

2018年10月に東京海上日動火災保険株式会社より、認知症の本人と家族を支える保険「認知症安心プラン」が発売されます。

東京海上日動火災保険は、「公益社団法人認知症の人と家族の会」(以下家族の会)と高齢者の見守り支援に実績のある「一般社団法人セーフティネットリンケージ」(以下SNL)と連携して開発した「認知症安心プラン」を2018年10月より販売します。業界初となる認知症の方とその家族のための専用保険です。

認知症は、物忘れやひとり歩きで道に迷うなど、初期には家族でも気づきにくく、介護の負担が長期化する可能性も大きい症状です。認知症から本人と家族の生活を守るために保険で何ができるのか、「認知症安心プラン」やその他の認知症に備える保険で考えてみましょう。

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存在感高まる住宅ローンの「がん団信」。選ぶメリットは高い?

*出所:ソニー銀行リリース資料より

近年、病気などで働けなくなる「就業不能リスク」が注目され、生保各社では、それカバーする保険商品の取扱いを続々と開始しています。

たしかに、働けず収入が減ってしまうと生活が苦しくなるのですが、実際、病気になって、数か月単位で治療が続くと、負担が重いと感じるようになるのが、医療費以上に、毎月の「住宅ローン返済」や「子どもの教育費」など。要するに、家計支出のなかの固定費です。

とくに、住宅ローン返済については、夫婦共働きや高収入で、頭金0円で多額な住宅ローンを組んだ人は要注意。

そこで、住宅ローンを組んでマイホームを購入した人にとって、がんに罹患した際の‘救世主’となるのが、がん保障付き団体信用生命保険(以下、「がん団信」)です。

これに関しては、いわゆる疾病保障付き団体信用生命保険(以下、「疾病団信」)と呼ばれる、がん以外の疾病を広く保障するタイプのラインナップも増えましたし、新しく取り扱う銀行や商品も広がりを見せ、徐々に存在感を増してきています。

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大雨災害で生活再建のための公的支援や保険の効果とは?

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ここ最近では地震や竜巻、大雨が多発している中、今年7月、西日本では記録的な豪雨で土砂崩れや河川の氾濫といった、過去30年の中でも最悪な洪水被害となりました。被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

そして現在も被災者の方の生活再建が進められていますが、衣食住だけでなく仕事などにおいても今まで通りに生活に戻るまでには時間もお金もかかってくることでしょう。

国や自治体でどのような公的支援が受けられるのか、火災保険に加入していた場合の給付内容について見てみましょう。

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「元がとれるか」に引っ張られた和製トンチン年金は中途半端な保険

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ここ数年で「トンチン年金」という商品について耳にすることが増えてきているようです。大手生保の商品と銀行や証券会社の窓口でも売られる商品として、登場し始めているからでしょう。

しかし、この「トンチン年金」は、実はとても古くからある仕組みなのです。私が保険会社に入社した1989年、最初の部署で海外動向を調査している際も一つのテーマになっていて、そのネーミングが印象的だったのを覚えています。トンチン年金は、17世紀、イタリアのナポリ生まれの銀行家「ロレンツォ・トンティ」氏が考案した年金制度で、当時フランスが財政難の解決策として導入したものだったのです。近代に入り、米国でも2004年から大手生保が商品化して販売をスタートし、以降、各エリアで増えているようです。

日本をはじめ、少子高齢化による財政難が不安視される中、いよいよこれを取り入れざるを得ないかという状況に来ているのだと思います。

今回は、そのトンチン年金について、最近の日本の保険会社のトンチン性年金の特徴や意義、その使い方について整理しました。

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