万一の場合に備えておく生命保険(死亡保険)は、保険の代表的なものです。
生命保険の保障内容は「死亡した場合、保険金がおりる」というシンプルなもので、がん保険・医療保険のように、「この場合は保険金がおりない」というケースは稀かと思いますが、入るタイミングや、加入に注意が必要な保険など事前に知っておいた方がいいことがいくつかあります。
このサイトでは、生命保険を合理的に選ぶための手順をステップにわけてお伝えしています。
生命保険に入るとき、迷うのは保障額をいくらにするかです。多いに越したことはない……と思うかもしれませんが、それでは支払う保険料も際限なく高くなってしまいます。やはり過不足のない保険金額を設定することが大切。
ではいくらにすればいいかと言うと、そこは、その人ごとに必要な額は違ってくるため、事前に、自分にもしものことがあった場合のシミュレーションをしておくのがいいでしょう。保険会社のサイトなどで、シミュレーションができるところもありますが、そういったものでは、必要額が高めに算出されてしまうことが多いです。
このカテゴリでは、実態に即した死亡保障の必要額の算出方法などを解説しています。
なお、必要額を試算した結果、思いのほか保険料が高くなった場合は、死亡保険金を給料のように分割形式で受け取る収入保障保険を検討するのも有効です。保険期間の経過とともに死亡保障額が減っていくという新しいタイプの保険で、その代わり保険料もかなり安く抑えることができます。
安く生命保険に入りたいなら、ネットで入れる生保がいいと思っていませんか?
たしかに、いわゆるネット生保(インターネットでの通販のみで保険を販売している保険会社)の商品は、シンプルな保障内容であることと、インターネットを活用して保険会社の経費を抑えたことで、保険料はかなり安くなっています。20代で入れば、月額保険料が1,000円を切ることさえあります。
ですが、だからといって、何も考えずにネット生保から選べばいいというものではありません。そもそも、保険は、自分にとって必要な保障が得られるかがいちばん大切であって、保険料だけで選んでいいのかという問題があります。この章では、生命保険の選び方について解説します。
この章では、生命保険の基本的な知識と仕組みについて解説していきます。また、生命保険の加入をする際に出てくる細かい質問についても回答しています。
死亡保険と一口にいっても、掛け捨ての定期保険、収入保障保険、終身保険など目的によって色々なタイプの保険が存在し、また各保険会社で商品の特徴も微妙に異なります。この章では、保険会社別に死亡保険をレビューしていきます。