Category Archives: 医療保険

「入院日数の短期化」を鵜呑みにしてはいけない!医療の地域間格差に要注意!

医療の進歩や国の長期入院の適正化に対する施策によって、入院日数の短期化の傾向が続いています。厚生労働省の患者調査によると、2017年の入院日数は平均が29.3日(総数)となり、とうとう1ヵ月を切りました。1998年が40.8日でしたので、約20年で10日以上短くなったことになります。

その一方で、調査結果を検証すると、入院日数は都道府県によって大きくばらつきがあり、最短と最長を比較すると、地域によって、1ヵ月以上の違いがあることがわかります。入院日数に差があれば、患者が負担する医療費にも影響を及ぼすのは必然です。

入院日数の短期化の傾向を踏まえて、最近の民間医療保険は、60日型+入院一時金タイプがトレンドとなっていますが、果たして、全国どこでも、それで大丈夫なのでしょうか?

続きを読む

健康増進型保険は1つの商品ジャンルになったのか!?

健康増進型と呼ばれる保険の後発商品が出てきました。そこで、先発商品のおさらいと後発商品の概要を見てみたいと思います。そして、1つの商品ジャンルとして確立されたのかも考えてみました。

明治安田生命も健康増進型保険

《概要》明治安田生命は、健康状態によって保険料を割り引く「健康増進型保険」を4月2日に発売すると発表した。<中略>健康増進型の保険は生保各社が力を入れている。

続きを読む

子どもの医療費窓口無償化で保障設計の見直しに拍車をかけるか

以下は、長野県が今年6月5日に、子ども等にかかる医療費について、従来から行われていた医療費助成の方法を変更する施策を開始すると発表しました。

《要約》平成30年8月から、市町村が定める一部の方(子ども等)を対象に、医療機関等の窓口で被保険者証とともに福祉医療費受給者証を提示することにより、受給者証に記載された一定の自己負担金をお支払いいただくことで、医療サービスを受けられる「現物給付方式」を導入します。

続きを読む

入院できない時代に対応する次世代型医療治療保険とは?

病院での入院日数は年々短くなっていますが、民間の医療保険のスタンダードは、相変わらず1日入院すると1万円というように、入院日数に応じて保険金を受け取る保障です。入院日数は短くなっても、医療の進歩で医療費は高額化しています。これではせっかく長期間保険料を払ってきても、治療費に見合った保険金を受け取れません。

こうした医療環境の変化に応じた次世代型の通院保障保険がこのたびアクサ生命より発売されました。

通院治療を応援する次世代型「医療治療保険」を開発へ

《要約》アクサ生命保険株式会社は2017年9月19日より『アクサの「一生保障」の医療保険 スマート・ケア』を発売すると発表した。平均在院日数が短期化する一方、入院費用の高額化や通院患者数増加に対応し、手術や通院治療にフォーカスした保障を低廉な価格で加入できる終身医療保険を開発した。

入院日数ではなく、入院前の通院治療や外来手術後の通院も保障することで、医療環境の変化に対応する内容となっています。

続きを読む

普及が進む「先進医療給付金の医療機関宛直接支払いサービス」

朝日生命保険相互会社は2017年6月29日、同社の「先進医療特約」など先進医療を受診した際に技術料相当額を支払う特約について、先進医療給付金を受診した医療機関に直接支払う「医療機関直接支払サービス」を7月3日から開始すると発表しました。

//www.asahi-life.co.jp/company/pressrelease/20170629.pdf

続きを読む